刈谷市主催・JellyWare運営「CoDoものTechプロジェクト2024」、中高生と市内企業がAIとIoTで協同ものづくりに挑戦

刈谷市主催・JellyWare運営「CoDoものTechプロジェクト2024」、中高生と市内企業がAIとIoTで協同ものづくりに挑戦

刈谷市の「CoDoものTechプロジェクト2024」が中高生と市内企業とのAIとIoTを活用した協同ものづくりに挑戦

刈谷市が主催し、JellyWareが運営を担当する「CoDoものTechプロジェクト」の参加者募集が開始されました。このプロジェクトは市内中高生と市内企業が一緒になってAIとIoTを学び、協同でものづくりを行うもので、今年で3年目を迎えます。刈谷市はIT人材の育成と集積を目指すと共に、持続可能な産業都市としての発展と成長を目指しています。このための一環として「CoDoものTechプロジェクト」を主催しており、AI、IoT、ロボティクスの学習とそれらを活用したものづくりを実施しています。プロジェクトは毎年開催されており、昨年度の参加者は全20名であり、その94.7%が満足したと回答しています。

この記事の要約

  • 刈谷市が主催し、JellyWareが運営を担当する「CoDoものTechプロジェクト」の参加者募集が開始。
  • プロジェクトでは市内中高生と市内企業がAIとIoTを学び、協同でものづくりを行う。
  • 昨年度のプロジェクトは全20名が参加し、その94.7%が満足したと回答。

刈谷市が主催する「CoDoものTech(こどものてっく)プロジェクト」の運営業務を担当しているJellyWare株式会社(本社:東京都新宿区 代表取締役:崔 熙元)は、本プログラムの参加者募集を開始しました。本年度3年目となるCoDoものTechプロジェクトは、愛知県刈谷市内に在住または在学の中学生・高校生と、刈谷市内に事務所のある市内企業に在籍している方を対象とします。市内企業はAI技術を、中高生はIoT技術を学習し、混合チームを作り協同ものづくりに取り組むプロジェクトです。参加費は無料です。

▼開催背景
愛知県刈谷市では、IT人材が育ち、IT人材が集積するまちを目指しています。

愛知県の主要産業である自動車産業は転換期を迎えています。またデジタル化の急速な進展に伴い、中小企業、大企業、スタートアップ企業など業種を問わずIT人材が必要とされています。刈谷市においても、産業都市としての持続的な発展と成長、そして市内企業の成長や生産性の向上のため、IT活用は避けることができない課題です。

「CoDoものTechプロジェクト」は、IT人材が育ち、IT人材の集積するまちづくりの足がかりとして、最新IT(AI、IoT、ロボティクス)学習やITを活用したものづくりを行います。2022年度に第1回目となるプログラムを開催し、今年度は第3回目のプログラムとなります。IT教育 、ものづくり体験を通じて、ITの理解を深め、IT技術に対するワクワク感の醸成を図ることで、IT人材の育つまち・集積するまちを実現していきます。

▼2023年度の実績

 2023年度CoDoものTechプロジェクト参加者は全20名で、94.7%の参加者がプログラム全体を満足したと終了後アンケートに回答しました。具体的には、IT学習効果に対して「カリキュラムに沿って効率的に学べた」等のご感想いただくとともに、「中学生の斬新なアイデアに触れられた」という市内企業と中高生の交流に対するメリットを感じていただくことができました。

<プログラム終了後アンケートの主な結果>

・参加人数:計20名(市内企業11名、中高生9名) 

・満足度:「満足した」と回答した人の割合94.7%

・ITへの関心度:「変化があった」と回答した人の割合94.8%

▼事業構成
「CoDoものTechプロジェクト」は、3つのプログラムで構成されています。

①AI・IoT技術学習プログラム

市内企業はAI技術を、中高生はIoT技術をそれぞれが異なる特徴のIT技術を学習します。
基礎学習から応用まで丁寧にレクチャーするので、初心者でも無理なく学習できます。

2023年度IT学習プログラム(中高生)の様子
2023年度協同製作プログラムの様子

②協同製作プログラム

中高生と市内企業の混合チームを作り、学習プログラムで身につけた互いの力・技術を掛け合わせてものづくりに取り組みます。チームごとに成果物の方向性を決める「課題解決テーマ」を自由に決めるので、同じ技術を学んでいるのに、全く異なる成果物が生まれるのがポイントです。中高生と市内企業が協力しながら解決や改善に挑戦することになります。

③プレゼンテーション

CoDoものTechプロジェクトを通じた学びや、成果物について発表します。 当日の発表を審査員が評価し、
優秀チームには賞品が贈られます。学びをすぐに実践できるプログラムなので、​​IT活用やものづくりのワクワクを体感でき、学習した知識がしっかり身に付きます。

2023年度プレゼンテーション(最終日)の様子

▼事前説明会

今年度は、プロジェクトへの参加を検討されている方、プロジェクトに興味を持たれている方へ向けて、事前説明会を開催します。

<日程>

2024年11月2日(土)

第1部:14:00〜15:00 主に中高生向け技術体験

第2部:15:15〜16:15 主に市内企業向けアイデア発想体験

※中高生が第2部に参加することも可能です。逆も同様です。
<場所>

刈谷市産業振興センター 603会議室
<参加対象>

・刈谷市内在住または在学の中高生

・市内に事業所を有する企業に勤めている方
<定員>

第1部、第2部それぞれ30名予定 

※応募多数の場合は抽選となる場合がございます。
<体験の概要>

第1部:ノーコードAIを使った画像認識体験

第2部:ヒトを起点にしたアイデアの考え方、ユーザー連想ワーク

※第1部ではノートパソコンがあるとご自身でも体験できます。

※第1部、2部の最後にCoDoものTechプロジェクトの説明を行います。

<事前説明会の申込み>

https://forms.gle/Z7oRFxfirR34yMGZA

申込み期限2024年11月1日(金)まで

▼CoDoものTechプログラム日程

・IoT技術習得プログラム(中高生のみ):2024年12月8日(日)・15日(日)

・AI技術習得プログラム(市内企業のみ):2024年12月7日(土)・14日(土)

・ 協同製作プログラム(中高生・市内企業):2024年12月22日(日)・2025年1月11日(土)・12日(日)

・プレゼンテーション(中高生・市内企業):2025年1月19日(日)

▼募集概要

<応募期間>

2024年9月24日(火)〜11月19日(火)

<実施場所>

刈谷市産業振興センター(愛知県刈谷市相生町1丁目1−6)

<参加対象>

   – AI・IoT学習に関心のある中学生・高校生(刈谷市在住または在学)

   – AI・IoT学習・学生との協同に興味のある企業担当者(刈谷市内に事務所があること)

<定員>

  – 中高生:20名

  – 市内企業:10名(3〜5社)

<目標>

  – AI・IoT技術の学習と実践を通じた習得

  – 協同製作プログラムを通じた参加者間交流

  – 成果物の完成とプレゼンテーションでの発表

<注意事項>

 – パソコンの基本操作(キーボード入力・マウス操作など)ができればどなたでも参加いただけます。

 – 基本的に全プログラムにご参加いただける方を対象としております。

 – ただし、やむを得ない事情による欠席・遅刻は、場合によって認められる場合があります。
 – 自家用車でお越しの場合、会場に隣接する市営相生駐車場をご利用ください。駐車料金の補助があります。

<プログラムの申込み>
CoDoものTech公式HP(https://codomonotech.jp/

<主催>
刈谷市 産業環境部 商工業振興課
<運営>
JellyWare株式会社

<本リリースに関する問い合わせ先>

JellyWare株式会社

https://jellyware.jp/

apply@jellyware.jp

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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