ゼネット新サービス『Xlabo』、AI技術を活用したIT学習革命の始まりに
ゼネット新サービス『Xlabo』、AIを用いてIT学習革命を実現
ゼネットは新サービス『Xlabo』をリリースしました。これはAI技術を活用したIT学習のプラットフォームであり、インターナルトレーニングから企業におけるIT教育に至るまでをカバーしています。同社の研修ノウハウを詰め込んだこの一体型プラットフォームは、教育が必要な企業や組織にとって革新的なソリューションを提供します。AIを導入することで、多数の受講生への問い合わせ対応やコードレビュー対応の負荷を軽減し、一人ひとりに対するコミュニケーションの不足を解消しています。これにより、高品質の教育をより多くの人たちに提供することが可能となりました。
この記事の要約
- ゼネットが新サービス『Xlabo』をリリース。AI技術を活用したIT学習のプラットフォームである。
- AIの導入により、多くの受講生に対する教師の負荷を軽減し、一人ひとりの教育を可能とする。
- 『Xlabo』はゼネットの研修ノウハウを詰め込んだ一体型プラットフォームで、IT教育において革新的なソリューションを提供する。
ゼネットは1999年の創業当初から、「システムを作る前に人を創る」という理念のもと、ITエンジニアの育成に力を入れてきました。単なるプログラミングができる人材ではなく、顧客から評価されるシステムを作れるエンジニアを育成することを目的として社員向けに始めた研修ですが、現在では数十社の企業に受講いただいています。
そんな中、ゼネットには「研修を内製化したいけど、講師の育成ができない」「教育をできる人材はいるけど、ITの知見が乏しい」「DX化したいけど、人材がいない」など、様々な企業様から相談の声をいただいていました。かく言うゼネットも、数十名を超える受講生がいると、講師が質問対応やソースコードのレビュー対応に追われて受講生1人1人とのコミュニケーション不足に陥ってしまうという課題がありました。
その課題を解決すべく、この度ゼネットの研修ノウハウを詰め込んだALL in Oneの学習プラットフォームがリリースされました。
■【Xlabo-AI】による技術的サポート
『講師の代替えをAIで』をテーマに、ゼネットで培った20年以上の研修実績を最新の生成AIに読
み込ませ、IT研修に特化したAI講師【Xlabo-AI】が誕生しました。(特許出願中)
通常のAIの場合、以下のような点から教育の場でのAIの活用は難しいと考えられています。
・ 正しく質問をしないと、正しい答えが得られない
・ 答えそのものを教えてしまう
・ 誤った内容を、正解であるかのように答えてしまう
【Xlabo-AI】は、3つのSTEPを踏むことで研修に特化したAIとなりました。
STEP1 質問内容を整理してくれる
STEP2 答えそのものではなく、正解へと導く回答をしてくれる
STEP3 知識の幅を広げる為のプラスアルファの知識を与えてくれる
これにより、べテラン講師さながらに質問対応やソースコードレビューを行います。
さらに、【Xlabo-AI】は24時間365日対応可能ですので、時間や場所にとらわれず、いつでもどこで
もサポート付きの学習が可能となります。
【Xlabo-AI】
◎ 講師ロスで学習を進めることができます
◎ エンジニアでなくとも講師ができます
◎ 受講生自身と向き合う時間がしっかりと確保できます
◎ 返答待ちやレビュー待ちなどの無駄な時間を省きます
◎ IT関連の質問に対して高い精度の回答を行います
◎ AWS様にも取り上げられました
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/genai-case-study-zenet/
■【Xlabo-AI】による感情分析
何十人も受講生をかかえていると、日々提出される日報を1人1人細かく見ることができない。そんな
悩みを抱えた講師の方は少なくないのではないでしょうか。【Xlabo-AI】が、提出された日報やレポ
ートの文章を分析し、受講生の感情を読み取ります。さらに、モチベーションが低下してしまってい
るなど、受講生の感情の変化を察知すると講師に通知を出します。それにより、講師はいち早く受講
生の感情の変化を察知することができ、素早く細やかなフォローが可能となります。
■学習の可視化とコミュニケーションの推進を促す機能【ストーリー】
【ストーリー】という機能では、受講生の学習履歴がタイムライン上で見ることができ、どのセクシ
ョンにどのくらい時間をかけて学習したのか、それを目安となる学習時間と比較することでテスト結
果以外の部分からも、受講生の得手不得手を判断することができます。
さらに、各セクションが完了した際に、受講生自らに好調・不調などの調子を5段階評価で入力して
もらい、それが1日の学習の中でブロック状に積み上がっていくような仕様になっています。そうす
ることで、その日の頑張りが一目でわかり、好調だったセクションや不調だったセクションも一目で
わかります。また、【ストーリー】上で受講生へコメントを送ったり、アクションをすることもでき
ます。
このように、SNSライクな双方向のやりとりを実現しているため、「監視されている」という意識で
はなく「頑張りを見てほしい」という意識が生まれ、学習モチベーションの向上を図ります。
ものづくり補助金、事業再構築補助金といった国や都の補助金を活用し、実際の研修で活用しながら改修を繰り返し、3年の歳月をかけようやく自信を持ってお勧めできるLMSが完成しました。
現在、モニターとして試験的に導入し無償で利用できる企業を募集しております。すでに、高校生を支援しているNPO法人様や研修事業者様、複数のIT企業様などにモニターとして利用されています。利用期間や企業数に限りがありますが、是非この機会にご検討ください。
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