製造現場の革新を目指すThinker、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出、ロボットハンドの民主化で期待に応える

製造現場の革新を目指すThinker、週刊東洋経済「すごいベンチャー100」に選出、ロボットハンドの民主化で期待に応える

製造現場革新のThinker、週刊東洋経済のすごいベンチャー100に選出

製造現場の革新に取り組むThinkerが、週刊東洋経済が選出する「すごいベンチャー100」に選ばれました。Thinkerは次世代型センサー「近接覚センサー」的社会実装を進め、これまで一部の有力企業が利用していたロボットハンドを一般化、ロボットハンドの民主化に積極的に取り組んでいます。「すごいベンチャー100」は経済専門誌『週刊東洋経済』がユニークなビジネスモデルや先端技術を持つベンチャー企業を選ぶ企画で、今年で9年目となります。

この記事の要約

  • 製造現場の革新に取り組むThinkerが、「すごいベンチャー100」に選出
  • 近接覚センサーやロボットハンドなどの次世代型技術の社会実装を進める
  • 「すごいベンチャー100」はユニークなビジネスモデルや先端技術を持つベンチャーを選ぶ企画で、今年で9年目

“指先で考えるロボットハンド”で製造現場の革新に取り組む株式会社Thinker(読み:シンカー、本社:大阪府大阪市、代表取締役兼CEO:藤本弘道、以下Thinker)が、週刊東洋経済が選ぶ「すごいベンチャー100」(2024年最新版)に選出されました。ものづくりカテゴリーで選んでいただいた期待に応えられるよう、Thinkerは今後も次世代型センサー「近接覚センサー」の社会実装を加速し、これまで一部の有力企業の活用にとどまっていたロボットハンドを広く普及させる「ロボットハンドの民主化」に積極的に取り組んでまいります。

「すごいベンチャー100」とは

現在も発刊される日本の雑誌として最も長い歴史を持つ雑誌の1つである経済専門誌『週刊東洋経済』の編集部が独自に選ぶ有望なベンチャー100社。ユニークなビジネスモデルや先進的な技術を持つベンチャーの中から、資金調達の大きさなどを勘案しながら編集部が厳選。毎秋恒例の特集で、今年で9年目を迎える企画。

東洋経済「すごいベンチャー100」2024年最新版・全リスト

https://toyokeizai.net/articles/-/824233

すごいベンチャー 【21】 Thinker

https://toyokeizai.net/articles/-/827060 (要有料会員登録)

Thinkerの近接覚センサー

Thinkerが独自に開発した、カメラを用いることなく、赤外線とAIを組み合わせた独自の高速・高分解能なセンシングによりモノの位置と形を非接触かつ高速に把握できるセンサーです。これにより、従来の産業用ロボットでは難しいとされていた鏡面・透明物質の取り扱いや、現場環境に応じた臨機応変なピックアップが可能となり、ロボットハンドによるピッキングの可能性を飛躍的に広げることができます。また、ティーチング(ロボットに作業を教え込む工程)の時間や労力を大幅に軽減できることから、これまでとは異なる領域でのロボットハンドの活用も期待されています。2023年8月の量産サンプル提供開始以来、実に800社を超える引き合いをいただいております。現在は60社を超えるパートナー企業とともに実証評価に取り組んでいるほか、一部の企業では量産工程における試験導入も始まっており、実装への準備が進んでいます。

○近接覚センサーTK-01の紹介動画(YouTube):

https://youtu.be/9ngE1IxFgHw 

〇動く対象物をセンシングすることで把持部が追従する動画(YouTube):

https://www.youtube.com/watch?v=MtwL4D1kWuU

■会社概要

名称  : 株式会社Thinker

住所  : 〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町4丁目1−3 大阪センタービル6F-188 

代表者 : 代表取締役兼CEO 藤本 弘道

設立  : 2022年8月

企業説明: 大阪大学大学院基礎工学研究科の小山佳祐助教(当社取締役)が開発した「近接覚センサー」の販売および、同製品を活用したソリューション提案を行っています。その場、その場に応じて、自分で判断する“思考力”をロボットに持たせることで、ヒトと一緒に働く協働ロボットの世界に革新を起こします。

URL : https://www.thinker-robotics.co.jp/

備考  : 社名のThinkerには「考え抜く集団」「考えるロボット」「ロボットの進化(シンカ)を加速させる」といった思いを込めています。

■関連リンク

・「手先のイノベーション」を起こせ、産業用ロボットの可能性開く赤外線型の近接覚センサー

(MONOist 2023年10月19日)

https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2310/05/news002.html

・“指先で考えてつかむ”次世代型ロボットハンド開発に着手

(PRTIMES 2023年7月31日)

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000106143.html

・動作時の死角を補う第六感センサー、独自のハードとAIで透明物体も逃さない

(日経クロステック 2022年9月13日)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02183/00002/

・ロボットの視覚・触覚を補う“第六感”、阪大小山助教が開発「近接覚センサー」

(日経クロステック 2022年2月28日)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/nmc/18/00011/00158/

・小山佳祐公式サイト

https://kk-hs-sa.website/

■株式会社Thinkerへのお問い合わせ

お問い合わせページ:https://www.thinker-robotics.co.jp/contact/

Eメール:info-web[at]thinker-robotics.co.jp

※[at]を@に変えて入力ください。

件名に貴社名、本文にご担当者情報[(1)法人名、(2)部署、(3)氏名、(4)メールアドレス、(5)企業URL]とお問い合わせ内容をご記入のうえ、送信ください。

公式ウェブサイト:https://www.thinker-robotics.co.jp/ 

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ