ドリーム・アーツ、「Global Connect」で日本大企業の海外DXを支援、SmartDB(R)を核に機能群を2024年までに順次展開

ドリーム・アーツ、「Global Connect」で日本大企業の海外DXを支援、SmartDB(R)を核に機能群を2024年までに順次展開

ドリーム・アーツが大企業の海外デジタルトランスフォーメーションを支援

クラウドサービス提供元であるドリーム・アーツが、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®」による海外DX支援構想「Global Connect」を発表。これにより、日本の大企業が海外での業務遂行を可能にし、国内本社と海外拠点の連携強化を目指します。新機能の「マルチGATEセキュリティオプション」や「規約確認機能」を2024年9月末に公開予定、年内に「マルチLANGUAGEオプション」等の各機能・オプション群を順次リリース予定です。海外展開が重要とされる中、特に海外進出においては本社と海外拠点をつなぐ環境整備が必須であり、多言語対応や時差考慮したシステム運用、各国の法規制への対応、強固なセキュリティ対策が求められています。

この記事の要約

  • ドリーム・アーツが、大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB®」を用いた海外DX支援策「Global Connect」を発表。
  • 新機能「マルチGATEセキュリティオプション」や「規約確認機能」を2024年9月末に公開予定、年内にはその他機能及びオプション群を順次リリース予定。
  • 海外進出に必須の環境整備として、多言語対応、時差を考慮したシステム運用、各国の法規制への対応、セキュリティ対策などを提案。

 大企業向けクラウドサービスの株式会社ドリーム・アーツ(東京本社:東京都渋谷区、広島本社:広島県広島市、代表取締役社長:山本 孝昭、以下 ドリーム・アーツ)は、このたび大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(R)(スマートデービー)」による日本の大企業の海外デジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するソリューション構想「Global Connect」を発表します。 機能・オプション群の組み合わせによりグローバル共通プラットフォームでの業務遂行を可能にし、国内本社と海外拠点との連携強化を実現します。 2024年9月末に新機能「マルチGATEセキュリティオプション」「規約確認機能」を公開予定、年内に「マルチLANGUAGEオプション」をはじめとする各機能・オプション群の順次リリースを計画しています。

■日本の大企業の海外進出・展開における課題背景

 昨今、日本企業では海外売上比率の増加に伴い海外展開がますます重要となっています。 新型コロナウイルスの影響で一時的に海外事業への意欲は減退しましたが、2023年度の調査ではすべての大企業の4割以上が海外進出の拡大を図る姿勢(※1)を示すなど回復傾向が見られます。
 海外への進出にあたり、国内本社と海外拠点をつなぐ環境の整備は必要不可欠です。 多言語対応はもちろん、時差を考慮したシステム運用、GDPRなど各国の法規制への対応やグローバル基準の強固なセキュリティ対策はすべての日本企業に共通する経営課題といえます。

                【海外DX推進における障壁】

※1 参考:ジェトロ(日本貿易振興機構) 2023年度 日本企業の海外事業展開に関するアンケート調査:

survey.pdf (jetro.go.jp)

■SmartDB(R)が実現する世界と構成する機能・オプション群

 ドリーム・アーツは、20年前から海外展開を視野に入れたサービスを提供しており、すべてのソリューションに国際時差や多言語対応(日本語・英語・簡体字)などのアーキテクチャと機能を実装してきました(※2)。 これまでに世界28ヵ国でのサービス利用実績を有しています。

 前述の経営課題に対して、ドリーム・アーツは日本企業のグローバル市場での競争力強化・持続的な成長を支えるために、SmartDB(R)を主軸とした海外DXの支援ソリューションを展開していきます。 具体的にはAI翻訳ロボットや現地の法対応、各拠点のアクセスコントロールなど、特定のエリアに限らず事業戦略において重要となる国や地域でのサービス活用を前提に、日本で整備された業務オペレーションの海外への展開を支援してまいります。

         【イメージ:SmartDB(R)による海外DX支援で実現できる世界】

          【Global Connect構想における機能・オプション群】

※2 当時から国際時差の計算基準としてグリニッジ標準時(GMT)を採用。
現在は協定世界時(UTC)に変更しています。

■株式会社大創産業 グローバル情報システム部 グローバル開発課 担当課長

 斎藤 徹也 氏からのコメント
(※2024年8月20日開催「デジタルの民主化DAY」 ご講演内容より抜粋)

 大創産業は、日本発のグローバル小売業として積極的な海外出店を推進しています。 世界中のお客さまの暮らしを支える”生活インフラ企業”であり続けるためには、各国の特性に合わせた店舗展開・運営をはじめ多岐にわたる業務を効率的に実行することが重要です。 SmartDB(R)は、すでに日本国内と一部の海外拠点における店舗情報の一元化や業務効率の向上に大きく貢献しています。 さらにグローバルでフル活用することにより大創産業の海外展開においても力強い支えになると確信しています。 将来的には「デジタルの民主化」を海外スタッフにも広げることで全社的な業務デジタル化を推進していきたいと考えています。 ドリーム・アーツには”協創パートナー”として今後もご支援いただけることを期待します。

 ドリーム・アーツは、今後も”協創”を理念に掲げ、「現場力強化」「企業競争力向上」に役立つトータルソリューションを提供してまいります。

SmartDB(R)(スマートデービー)について https://hibiki.dreamarts.co.jp/smartdb/

 SmartDB(R)は、大企業市場シェアNo.1(※3)の業務デジタル化クラウドです。 現場個別の業務から全社横断業務までノーコードで開発可能。 ワークフローとWebデータベースを中心に多彩な機能をもち、柔軟な外部システム連携、きめ細かな権限管理、高度なセキュリティ要件にも対応しています。 三菱UFJ銀行や大和ハウス工業、立命館大学など、大企業を中心にあらゆる業種業態のユーザーが利用中です。 サービス基盤としてマイクロソフトが提供するクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用し、利用規模の変化やコンテンツの増加にも柔軟に対応できる環境を実現しています。

※3 テクノ・システム・リサーチ「2023年 SaaS型ワークフロー市場メーカーシェア調査」より

株式会社ドリーム・アーツについて https://www.dreamarts.co.jp/

 1996 年 12 月に設立されたドリーム・アーツは「協創する喜びにあふれる人と組織と社会の発展に貢献する」 をコーポレート・ミッションに、「情報共有」と「対話」を重視した独創的かつ高品質なソリューションとサービスを提供します。 「協創力を究めよ」のスローガンのもと、ICT だけでも人間だけでもできないビジネス上の難題の解決を ICT と「協創」でお手伝いしています。 大企業向け業務デジタル化クラウドSmartDB(R)、多店舗オペレーション改革を支援する「Shopらん(R)(ショップラン)」、大企業の働き方を変えるビジネスコックピット「InsuiteX(R)(インスイートエックス)」などのクラウドサービスを開発・提供しています。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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