株式会社アジラ、重度障がい者施設で実施した独自の『行動認識AI』の実証実験結果がIEEE主催の国際学会で最優秀論文賞を獲得
アジラ社の『行動認識AI』実証実験結果、国際学会で最優秀論文賞獲得
株式会社アジラが開発した『行動認識AI』の実証実験が世界最大規模の学術組織IEEE主催の国際学会での論文賞を受賞しました。この実証実験では重度障がい者施設で行われ、AIが部屋の映像から患者のバイタルを解析し適切なケアを提供することを目指しました。具体的には、発作の兆候を30~60秒早く検知することが出来、これは既存のセンサー類よりも早い結果でした。また、取得データは個人情報保護法を遵守し、特定の個人を識別する情報は含まれていないとのことです。
この記事の要約
- 株式会社アジラが行った『行動認識AI』の実証実験結果がIEEE主催の国際学会で最優秀論文賞を受賞。
- AIは部屋の映像から患者のバイタルを解析し、発作の兆候を既存のセンサーよりも早く検知。
- 取得データは個人情報保護法を遵守し、特定の個人を識別する情報は含まれていない。
株式会社アジラ(本社:東京都町田市 代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛 以下、アジラ)は、独自研究開発を行う『行動認識AI』を活用する実証実験を重度障がい者施設で行った結果を論文発表したところ、世界最大規模の学術組織IEEE主催の国際学会”The 10th International Conference on Smart Computing and Communication (ICSCC 2024)”に採択され、さらに最優秀論文賞を受賞したことをご報告させていただきます。
今回の実証実験では、アジラが独自で研究開発する『行動認識AI』を利用して患者様が映る病室内に設置されたカメラから取得した映像をAIが解析し、患者様の呼吸数のバイタルを推定し、適切なケアを患者様に提供することを目的としていました。
この実証実験を行う中で、各種バイタルの変化を映像を解析したAIが、患者様が引き起こした発作などを実際に検知し、施設に常駐する医師に通知することで、救命に繋げられる可能性を示唆しました。
また、既存のパルスオキシメーターなどのセンサー類よりもAIが映像を解析することで30~60秒も早く発作の兆候を検知することが出来ることを実証実験を通じて証明できたことにより、今後医療や介護分野での『行動認識AI』の有用性を確立出来たとアジラでは考えております。
今後もアジラでは医療や介護、警備などの業種に関わらず様々な分野で私共の『行動認識AI』が世界を変える挑戦に挑み続けることを目指す所存でございます。
株式会社アジラ
代表者:代表取締役CEO 兼 COO 尾上剛
所在地:東京都町田市中町一丁目4-2
事業内容:AI警備システム『AI Security asilla』開発と販売
公式webサイト:https://jp.asilla.com/
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