リヴァイ、業務効率化を実現するAIチャットボット「LivAIBOT」の開発サービスを提供開始

リヴァイ、業務効率化を実現するAIチャットボット「LivAIBOT」の開発サービスを提供開始

リヴァイ株式会社、AIチャットボット「LivAIBOT」開発サービスの提供を開始

生成AIのコンサルティングサービスや、生成AI技術の受託開発を行っているリヴァイ株式会社は、AI技術を利用したチャットボット開発サービス「LivAIBOT」を開始することを発表しました。企業が日々直面する業務の効率化の課題を解決することを目指したこのサービスは、最先端の技術を使用し、多様なニーズに対応するカスタマイズ可能なボット開発ソリューションを提供しています。AIチャットボットは、ビジネス業務効率化や顧客体験の向上に不可欠な要素となりつつあり、ビジネスの場での普及が進んでいます。

この記事の要約

  • リヴァイ株式会社がAIを活用したチャットボット開発サービス「LivAIBOT」を開始。
  • LivAIBOTは最先端技術を利用し、多様なニーズに対応可能なカスタマイズ型ボット開発ソリューションを提供。
  • AIチャットボットは、ビジネスの業務効率化や顧客体験向上に欠かせない要素となる。

生成AIのコンサルティングサービスや、生成AI技術の受託開発を手掛けているリヴァイ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:脇 康平)は、新たにAIチャットボット開発サービス「LivAIBOT」を開始いたします。AI技術の進化とともに、ボット開発は今やビジネス業務効率化や顧客体験の向上に欠かせない要素となっています。当社のLivAIBOTは、企業が日々直面する業務の効率化の課題を解決することを目的とし、最先端の技術を駆使し、多様なニーズに応えるカスタマイズ可能なボット開発ソリューションを提供しています。

■ボット開発が注目される背景

AIチャットボットは昨今、ビジネスの場で多く普及し始めています。種類も「カスタマーサポート」や「コールセンター」のみならず、社内向けにチューニングされたモデルや感情分析機能を搭載したものまで多岐にわたり、DX推進の第一歩として導入を検討されている方も多いのではないでしょうか。

その普及背景について以下に示します。

市場規模の拡大と将来展望 

ITR「ITR Market View:対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2024」(※1)によると、チャットボット市場の2023年度の売上金額は、前年度比16.5%増の111億8,000万円となりました。2024年度は同19.0%増と2023年度を上回る伸びを見込んでいます。また、人手不足による業務の効率化やカスタマーサポートの強化などへのニーズの高まりとともに、自然言語処理技術の進歩によるチャットボット製品・サービスの品質と応答能力の向上、および近年注目度が高まっているChatGPTなどの生成AIとの連携の拡大によって、企業において導入が進んでいます。これらのことから、同市場の年平均成長率(2023~2028年度)は15.5%、2028年度は230億円を予測しています。

AIチャットボットの導入により、業務効率化や業務負担の軽減が期待されており、クラウドエース株式会社「生成AIチャットボットの利用意向に関する実態調査」(※2)によれば、本調査でアンケートを取った経営者・役員(119名)の約60%が自作を検討していることがわかりました。さらに、AIチャットボットはユーザーの自由入力に柔軟に対応できるため、顧客満足度の向上やビジネスの成長も見込めます。

他社の類似サービス導入事例

  • AIチャットボットサービス「タレントAI Chat」(※3)

株式会社博報堂ミライの事業室と株式会社Trippyが共同開発したAIチャットボットサービスにより、ユーザーはLINE上で実在するタレントと疑似的にトークを楽しむことができます。「タレントAI Chat」を友だち追加することで、タレントのキャラクターそのままに会話が可能となります。俳優・モデルの鈴鹿央士さんが実際に起用されており、彼の発言などを学習し、穏やかで優しいキャラクターをリアルに再現しています。

  • AIゆりこ(※4)

東京都の小池百合子知事の姿と声をそっくりに再現したAIキャラクター「AIゆりこ」がニュースキャスターとなって、小池氏の都知事就任後、現在に至るまでの都政の取り組みを伝えています。「AIゆりこ」の導入は、情報の効率的な伝達や市民の理解促進、信頼感の向上、コスト効率の改善、市民の関心と参加意識の向上といった多岐にわたる効果をもたらすと考えられます。

  • 野村證券の「OneStock」にてAIチャットボット「Alli」を導入(※5)

野村證券株式会社は、資産管理アプリ「OneStock」にAllganize Japan株式会社が運営するAIチャットボット「Alli」を導入しました。以前もチャットボットを使用していましたが、サービス拡大によるFAQの増加に対応するため、「FAQの回答精度向上」と「運用工数削減」を目的に、より高性能なAIチャットボットへ移行しました。その結果、FAQの回答精度が向上し、運用体制も従来の3名からほぼ1名体制へと効率化されたと発表しています。

  • 日本航空株式会社(JAL)「チャット自動応答サービス」の導入(※6)

日本航空株式会社は、つながりやすいコンタクトセンターの実現を目指し、株式会社KDDIエボルバのAIチャットボットを導入しました。これにより、電話受付時間外や混雑時でもお客様のご要望に迅速に応える「チャット自動応答サービス」が提供され、時事の変化にも対応可能です。この導入の結果、お客様が自己解決できる機会が増え、他のチャネルへの問い合わせ数の削減や通話時間の短縮に寄与しました。さらに、AIチャットボットの回答可能範囲を示すカバー率は約90%に向上しています。

このように多くの企業がAIチャットボットを導入し、社内規定や業務に関する問い合わせ対応を効率化しています。これにより、人手による対応が不要となり、業務の効率化が図られています。また、生成AIを活用して顧客の興味や行動データを学習し、一人ひとりに最適化した販売活動を行う企業も増えています。これにより、顧客満足度の向上やリピーターの増加が期待されています。

生成AIの可能性は広がり続けており、今後も様々な分野での活用が期待されています。

※1:ITR「ITR Market View:対話型AI・機械学習プラットフォーム市場2024」

https://www.itr.co.jp/report-library/m-24001600

※2:PRTIMES クラウドエース株式会社「【生成 AI チャットボットで社内問い合わせの効率化へ】6 割強の企業が「自社開発したい」意向」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000246.000032396.html

※3:PRTIMES 株式博報堂「AIチャットボットサービス「タレントAI Chat」第一弾タレントが鈴鹿央士さんに決定」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000779.000008062.html

※4:ITmedia AI+ 「「AIゆりこ」、突如登場 小池都知事がXに投稿 本人に代わって所得制限撤廃について説明」

https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2406/13/news124.html

※5:PRTIMES Allganize Japan株式会社 「野村證券の「OneStock」にてAIチャットボット「Alli」を導入。FAQの回答精度向上、運用負荷の軽減へ。」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000034106.html

※6:PRTIMES アルティウスリンク株式会社 「JAL、回答範囲カバー率90%のAIチャットボットを育てた好事例 ~コロナ禍や日々の変化にタイムリーに対応する「チャット自動応答サービス」~」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000210.000019180.html

■リヴァイで開発したAIチャットボット事例

リヴァイで開発したAIチャットボットの一例を紹介します。「LivAIBOT」では、例にとどまらず、様々なAIチャットボットを開発できます。

  • 一人起業をしたIT企業の社長ボット

https://chatgpt.com/g/g-XKG8Udke8-yi-ren-qi-ye-wositaitqi-ye-noshe-chang-bot

このAIチャットボットは、IT業界での一人起業を成功させた社長が、起業家の皆様のご質問や課題に対して適切なアドバイスを提供するために設計されました。起業や経営に関する実践的な知識、IT分野での最新のトレンド、さらには企業運営に関する戦略的な洞察など、幅広いトピックについて明るく前向きなトーンでお答えいたします。経験に裏打ちされた具体的なアドバイスを通じて、皆様のビジネスの成功を全力でサポートいたします。

  • 採用面接対策ボット

https://chatgpt.com/g/g-4mEOov9qh-chu-xin-zhe-yong-mian-jie-lian-xi-bot

このAIチャットボットは、就職・転職時の面接対策をサポートするものです。定番の面接質問に対して、ユーザーが練習できる環境を提供し、面接官となるAIがユーザーに質問を投げかけ、質問を通じ、質問の意図や適切な回答方法を交えたフィードバックを行います。また、正しい敬語の使い方をサポートし、間違いやすい敬語表現についても指摘します。これにより、ユーザーは自分の弱点を把握し、改善に役立てることができ効果的な回答を準備することができます。

■お問い合わせ・申し込み方法

詳細および申し込みは、リヴァイ株式会社のお問い合わせページよりお願いいたします。

https://corp.livai.jp/contact/

リヴァイのAIチャットボット開発事業のサービスサイトはこちら

https://corp.livai.jp/lp/ai-chatbot/

【リヴァイとは】

リヴァイは、あらゆる領域のAIスペシャリスト人材ネットワークを保有するAI人材バンクです。また、プロフェッショナル・エージェンシー事業を展開するクリーク・アンド・リバー社のAI/DX分野の子会社です。生成AIに関する研修サービス「アイシル」や有識者を招いたセミナー「リヴァイ塾」の運営、生成AI活用のコンサルティング事業や受託開発事業を展開しています。また、ゲーミフィケーションを用いた生成AIプロダクト開発も行なっています。

会社名:リヴァイ株式会社(LivAI, Inc.)         

 

会社名:リヴァイ株式会社(LivAI, Inc.)

本社所在地:東京都港区新橋四丁目1番1号

代表取締役CEO:脇 康平

事業内容:AIに関するメディア事業、教育事業、開発事業、人材事業、その他コンサル事業およびイベント事業

設立:2023年5月

▼生成AIに関する情報を発信する会員サービス「LivAI」(リヴァイ)

https://www.livai.jp/

▼リヴァイ株式会社コーポレートサイト

https://corp.livai.jp/

▼リヴァイ公式Xアカウント

https://x.com/LivAIxCreator

▼リヴァイ公式アンバサダーアイリXアカウント

https://x.com/aili_livai

【クリーク・アンド・リバー社とは】

1990年創業のプロフェッショナル・エージェンシーです。「プロフェッショナルの生涯価値の向上」と「クライアントの価値創造への貢献」をミッションに、映像、ゲーム、Web、広告・出版、作家、建築、コンピュータサイエンス、ライフサイエンス、舞台芸術、CXO、アスリート、各分野のプロフェッショナルに特化したエージェンシー事業(派遣・紹介)、プロデュース事業(開発・請負)、ライツマネジメント事業(知的財産の企画開発・流通)を展開しています。また、C&Rグループとしては、医療、IT、会計、法曹、ファッション、食、アグリカルチャーの分野でも同事業を展開しており、その分野は合わせて18にまで拡大しています。

Webサイト:https://www.cri.co.jp/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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