グローバル・ブレイン株式会社、AI×セキュリティで不正検知サービスを提供するChillStackにリードインベスターとして出資

グローバル・ブレイン株式会社、AI×セキュリティで不正検知サービスを提供するChillStackにリードインベスターとして出資

グローバル・ブレインがAI×セキュリティスタートアップChillStackへ出資

ベンチャーキャピタルのグローバル・ブレイン株式会社が、AIを活用した不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを提供するChillStackに出資した。近年、企業のデジタル化が進む中で、サイバー攻撃が増加し、企業が扱うデジタルデータの複雑化が進んでいる。そのため、データの管理負担を軽減し、セキュリティを強化するサービスへの需要が増えている。ChillStackは企業が安心して業務を遂行できるサービスを開発・提供しており、今後は官公庁向け市場開拓も行う計画だ。グローバル・ブレインはChillStackのAI×セキュリティ技術や事業開発能力などを高く評価しており、出資を通じて成長を後押しする。

この記事の要約

  • グローバル・ブレインがAI×セキュリティスタートアップChillStackに出資
  • ChillStackは、不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを提供し、企業のデジタルデータ管理とセキュリティ対策の需要に対応
  • グローバル・ブレインはChillStackの技術力や事業展開能力を評価し、出資を通じてサポートする予定

グローバル・ブレイン株式会社(以下、グローバル・ブレイン)が運営する、フコク CVC ファンド-THE MUTUAL for Next 100-(以下、TMN100)は、AIを用いた不正検知サービスやサイバーセキュリティサービスを開発・提供する株式会社ChillStack(本社:東京都渋谷区 / 以下、ChillStack)へリードインベスターとして出資を実行したことをお知らせいたします。

DXの進展により、企業業務のデジタル化が進んでいます。また、生成AIを含むIT化のさらなる進展に伴い、サイバーインシデントの発生はますます増加しています。こうした環境下もあって、企業が扱うデジタルデータの量は増大・複雑化しており、その業務負担軽減とガバナンス強化を両立するソリューションへのニーズが拡大している状況です。

このようにAIが当たり前になる時代において、ChillStackはAI×セキュリティ技術を軸に、AIを活用した不正経費自動検知クラウド『Stena Expense』やサイバーセキュリティ対策関連のサービスなど、企業が安心して業務を遂行できるサービスを開発・提供しています。本調達を通じて、既存プロダクトの強化を加速させるとともに、官公庁向けAI×セキュリティ市場の開拓を進める予定です。

グローバル・ブレインはChillStackが持つAI×セキュリティ技術に関する深い知見や、その技術をエンタープライズ向け製品に落とし込める開発力と事業開発能力、今後の市場ポテンシャルを高く評価し、出資を決定いたしました。本出資を通じて、ChillStackの事業成長に貢献できるよう、積極的に支援を行ってまいります。

■ChillStackについて

会社名 株式会社ChillStack

所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目16番10号代々木エアハイツ

代表者 伊東 道明

設立日 2018年11月

事業内容 ・経費の不正・不備を自動で検査するAIシステム『Stena Expense』の開発・提供

     ・ゲームにおける不正ユーザ検知AIシステム『Stena Game』の開発・提供

     ・サービスのセキュリティリスクを洗い出す『セキュリティ診断』の開発・提供

     ・AIのセキュリティ対策に関する研究開発およびコンサルティング

URL https://chillstack.com

■TMN100について

登記上の名称 富国-GB投資事業有限責任組合

無限責任組合員 グローバル・ブレイン株式会社

■グローバル・ブレインについて

会社名 グローバル・ブレイン株式会社

所在地 東京都渋谷区渋谷二丁目17番1号

代表者 代表取締役社長 百合本 安彦

設立日 1998年1月

事業内容 ベンチャーキャピタル事業

URL https://globalbrains.com/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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