20歳初挑戦の田中健太郎さん、世界最大級プロジェクションマッピング大会で栄光のグランプリ-角田夏実選手らから豪華プライズプレート贈呈
世界一を決めるプロジェクションマッピング大会、グランプリに20歳の田中健太郎さん
今年で12回目を迎えた世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」のグランプリはKentaro Tanakaさんが受賞。20歳で初挑戦の田中さんは、プロジェクションマッピングを使って江戸切子と組子細工を表現した作品で高評価を得ました。栄誉あるプライズプレートは、プレゼンターとして出席した潮田副知事、角田夏実選手らによって授けられ、様々なクリエイティブな表現が高く評価されました。また、この大会は一般財団法人プロジェクションマッピング協会が企画開催し、「TOKYO LIGHTS」のメインコンテンツとなっています。
この記事の要約
- 世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」のグランプリに20歳のKentaro Tanakaさんが勝利
- 江戸切子と組子細工をテーマに作られた作品で高評価を得たTanakaさんは、「これからもっと良い作品が作れるように頑張る」とコメントした
- この大会は一般財団法人プロジェクションマッピング協会が企画開催し、光の祭典「TOKYO LIGHTS」のメインコンテンツとして実施されている
今年で第12回目を迎えた日本発・世界最大級のプロジェクションマッピング国際大会「1minute Projection Mapping Competition」のグランプリはKentaro Tanaka (日本)さんに決定、9月16日(月・祝)に明治神宮外苑 聖徳記念絵画館にて授賞式が開催されました。江戸切子と組子細工という二つの工芸技術を組み合わせて作成された栄誉あるプライズプレートの授与は、プレゼンターの潮田副知事、2024年パリ五輪48kg級金メダリスト角田夏実選手(SBC 湘南美容クリニック)、ブレイキンのShigekix選手(第一生命)、トランポリンの森ひかる選手(TOKIOインカラミ/金沢学院大学クラブ)らによって行われました。
グランプリのKentaro Tanakaさんは「このような大きな舞台で大きな賞を頂けたのを凄く嬉しく思います。これからもっと良い作品が作れるように頑張っていきたいと思います。」とコメントし、自身の作品が世界的な舞台で評価された喜びと、今後の展望について語りました。また、他の入賞者もそれぞれのクリエイティブな表現が高く評価され、喜びの言葉を会場で伝えました。さらに、小池東京都知事からもビデオメッセージが到着、熱い激励の言葉が贈られると共に会場は熱気と感動に包まれました。
なお、この国際大会は一般財団法人プロジェクションマッピング協会(本社:東京都渋谷区、代表理事:石多未知行)が2012年より企画開催し、前回に引き続き東京の新しい光の風物詩となっている光の祭典『TOKYO LIGHTS』のメインコンテンツとして実施されました。TOKYO LIGHTSは2024年11月8日(金)~11月10日(日)にも開催が予定されており、聖徳記念絵画館では過去4年間に渡るグランプリ他授賞作品などを再度ご覧頂けるプロジェクションマッピングショーを上映予定です。詳細は後日公開予定です。ご期待下さい。
▼ 2024年度 授賞作品紹介
● グランプリ(東京都知事賞) : Kentaro Tanaka (日本)
作品タイトル:Room 808
作品コンセプト:
とある建物の808号室には、不思議な鏡がある。その鏡は人のいない間に部屋中をうねり、形を変え、時に物を壊したりする。そんなユーモアにとんだ鏡の様子を観察する数分間の動画を制作した。鏡の中の世界はどうなっているのか、実像と虚像の境目が織りなす不思議な記録。
● 準グランプリ / TOKYO LIGHTS賞 : Elektrick.me (ブルガリア)
作品タイトル:ECHO
● 第3位 / 審査員特別賞 : ruestungsschmie.de (ドイツ)
作品タイトル:REFRACTION³
● Tokyo Tokyo賞 : Eloi Février (フランス)
作品タイトル:Water Mirror
● オーディエンス賞 : Dreamcatcher Studios (インド)
作品タイトル:Real Eyes. Realise. Real Lies.
▼ 大会総合プロデューサー/審査員長 石多 未知行 総評
今年のテーマ『鏡』は、何を見て、何を信じるかという問いを投げかけています。グランプリを受賞した田中健太郎さんは、20歳で初挑戦にもかかわらず素晴らしい作品を作り上げました。日本人として11年ぶりのグランプリ受賞者が現れたことには、個人的にも嬉しく思います。また、今回は過去最多の17組のクリエイターが集結しました。皆様とこの場を共有できたことに感謝します。次回11月開催のエキシビションも楽しみにしています。
▼ 本国際大会で授与されるプライズプレートについて
受賞者に贈られるプライズプレートは、毎回その地域やテーマ の特色を活かした特別なデザインで制作されます。
江戸切子と組子細工という工芸技術と、テーマである鏡を融合させた特別なデザインのプライズプレートは、東京での世界的大会の最高の栄誉の象徴となります。
▼国際大会「1minute Projection Mapping Competition」について
1minute Projection Mapping Competitionは、今大会で12回目を迎えた世界的にも歴史と権威あるプロジェクションマッピング国際大会です。
本年度は世界56の国または地域から278組ものエントリーが寄せられました。「Mirror:鏡」をテーマに1分から
1分59秒の短い映像作品で今年の世界一を競います。
公式サイト:https://1minute-pm.com/
▼TOKYO LIGHTS 2024について
TOKYO LIGHTSは明治神宮外苑を舞台に、東京から世界へと輝くメッセージを発信する国内最大級の“光の祭典”です。世界のトップ映像クリエイターが競う「プロジェクションマッピング国際大会」など、最先端のテクノロジーとエンタテインメントが融合した、光のイマーシブエクスペリエンスをお楽しみいただけます。 公式サイト:https://tokyolights.jp/
▼構成団体 / 関連サイト、SNS
主催:TOKYO LIGHTS 2024実行委員会 、共催:東京都 、後援:新宿区
企画協力:一般財団法人プロジェクションマッピング協会
企画/制作/運営:株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ
▼プロジェクションマッピング協会 について
さまざまなクリエイターを中心に作られた業界団体として、石多未知行が代表となり2011年に発足、2012年に一般財団法人化。
プロジェクションマッピング表現の普及啓発、新たな技術による表現フィールドの拡大、行政や地域団体との連携による観光資源の創出や地域ブランディングなどを手掛けています。また表現の追求や人材育成を進め、世界最大級となるプロジェクションマッピング国際大会を長年にわたり実施するなど、国内外で業界の広がりに貢献しています。公式サイト:https://projection-mapping.jp/