「データ駆動型材料開発の現在と未来」オンラインセミナー:MI活用と人材育成の具体策を9/26開催
AIとデータサイエンスを活用した新時代の材料開発に関するオンラインセミナー
信州大学先鋭材料研究所の教授であり、データ駆動型AIラボ長の古山通久氏と、日立製作所の材料開発ソリューションに従事し、多くの実績を持つ高原渉と共に行うオンラインセミナーの開催について発表しました。セミナーは、材料開発にMI(マテリアルズ・インフォマティクス:材料情報化)を用いるための具体的な方法や、MIに関する人材育成に取り組む方法を議論することを目的としています。このセミナーでは、2人の実績を基に、アカデミアと業界の両方の視点からMIを活用するための最適な方策を模索します。
この記事の要約
- AIとデータサイエンスを活用した新しい材料開発を推進するオンラインセミナーの開催が発表された。
- セミナーでは、材料開発においてMIを活用する具体的な方法や、MI関連の人材育成について議論します。
- 古山通久氏と高原渉によるパネルディスカッションが行われ、アカデミアと業界の双方からMIの活用方法を探る。
株式会社日立製作所(以下、日立)は、材料開発者向けに、マテリアルズ・インフォマティクス(以下、MI)の実践活用の進め方や、MIへの注目が集まる中で課題になっている人材育成に関するオンラインセミナーを、9月26日(木)13:00から開催します。 以下サイトにてお申し込みを受け付けておりますので、ぜひこの機会にご参加ください。 お申し込みURL:https://v2.nex-pro.com/campaign/69848/apply?group=hitachi01
大学や民間企業において、材料開発にAI・データサイエンスなどの情報科学の知見を取り入れるMIの取り組みが進みつつあります。一方、MIを実践的に活用していくためには、専用のデジタルツールを導入するだけでなく、MIフレンドリーなデータの準備・入力、MIにより得られたデータの分析に至る一連の理解が不可欠です。
新たな領域であるAI・データサイエンスとの付き合い方やMIの実践的な活用方法に課題を感じる方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、材料研究においてMIをはじめとするデータ活用を長年推進してきたことで知られる、信州大学 先鋭材料研究所 教授でデータ駆動型AIラボ長を務める古山通久氏と、日立製作所の材料開発ソリューションに従事しこれまでに多くの民間企業とのMI関連テーマの推進経験を持ち、さらにKaggle Master*の称号も持つ高原渉によるパネルディスカッションを行います。
古山氏、高原がそれぞれどのようにマテリアルズ・インフォマティクス(MI)と関わるようになったかを紹介し、両氏の経験を基にアカデミアと産業の2つの観点でMIの実践活用について議論します。2人の議論を通じて、データ駆動型の材料開発を進めるためには、MIにどう取り組むべきか、また、MIに対応するための教育や人材育成をどのように進めればいいのかを模索します。
* 世界的なAIのデータ分析コンペティションプラットフォーム「Kaggle(カグル)」における称号
2023年7月18日「日立のデータサイエンティストが、世界的なAIデータ分析コンペ「Kaggle」で準優勝し、Kaggle Masterに昇格」(https://www.hitachi.co.jp/information/info/20230718.html)
<このような方におすすめ>
● マテリアルズ・インフォマティクスを活用し、材料開発を効率化させたい
● マテリアルズ・インフォマティクスに対応をするための人材育成に課題を感じている
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開催概要
■名称:マテリアルズ・インフォマティクスの実践活用と人材育成~データ駆動型材料開発の現在と未来~
■会期:2024年9月26日(木)13:00~14:15
■プログラム:13:00-14:00 パネルディスカッション
14:00-14:10 Q&Aセッション
14:10-14:15 クロージング
■形式:ライブ配信セミナー
■参加費:無料
■主催:株式会社日立製作所
■企画協力:アイティメディア株式会社 MONOist編集部
■協力:株式会社化学工業日報社
■申し込みURL:https://v2.nex-pro.com/campaign/69848/apply?group=hitachi01
※競合企業および個人事業主の方、もしくは対象外と判断させていただいた方は、ご遠慮いただく場合がございます。
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登壇者プロフィール
信州大学教授/株式会社X-Scientia 代表取締役
ヴェルヌクリスタル株式会社 取締役
古山 通久 氏
東京大学で博士(工学)取得後、東北大学助教、九州大学教授、物質・材料研究機構ユニット長を経て現職。実践的に役立つ計算化学・計算材料科学を指向し、現在は、独自のデータを活用した多元素ナノ合金触媒の創製や電池・吸着材を中心としたハイエントロピー材料の創製に従事。信州大学では、データ駆動型AIラボ長を務め、データ科学や実験科学を専門としない材料科学者が機械学習を自在に活用する未来に向けた教員・研究者育成に従事。2014年 科学技術分野の文部科学大臣表彰若手科学者賞、2021年 日本コンピュータ化学会学会賞を受賞。
株式会社日立製作所
技師 日立認定データサイエンティスト(ゴールド)
高原 渉
名古屋大学大学院工学研究科博士前期課程修了。材料工学専攻出身からメーカーでのMIを活用した材料開発業務を経て、日立製作所入社。 現在は、データサイエンティストとして日立の材料開発ソリューションに従事し、多くの民間企業に対してMI推進のコンサルテーション、教育などを行っている。並行して奈良先端科学技術大学院大学にて社会人博士としてMI領域の研究活動を推進している。また、多くのデータ分析コンペティションに参加し経験を積んでいる。Kaggleコンペティション「Vesuvius Challenge – Ink Detection」準優勝。Nishikaコンペティション「材料の物性予測」3位入賞。社外講演や執筆活動などを通して、MIの普及促進を行っている。2021年度日本コンピュータ化学会論文賞(吉田賞)を受賞。
アイティメディア株式会社 MONOist編集部 プロデューサー
朴 尚洙
京都大学大学院理学研究科化学専攻の博士後期課程を修了した後、 2002年からエレクトロニクス業界紙/業界誌の編集記者業務に従事。2011年、アイティメディアに入社し、製造業の技術者向けWebメディア「MONOist」において自動車産業向けに特化したオートモーティブフォーラムを立ち上げ。2016年からはMONOist全体のコンテンツの方向性をリードするプロデューサーを務める。
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関連リンク
日立の材料開発ソリューション Webサイト(https://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/app/mi/)
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お問い合わせ先
株式会社日立製作所 公共システム営業統括本部
カスタマ・リレーションズセンタ
〒140-8512 東京都品川区南大井六丁目23番1号 日立大森ビル
https://www.hitachi.co.jp/public-it-inq/
以上