Amplitudeが提供する、誰でも手軽に開始できるデジタル分析プラットフォームの簡素化:カスタマーインサイト活用と優れた製品開発の実現へ

Amplitudeが提供する、誰でも手軽に開始できるデジタル分析プラットフォームの簡素化:カスタマーインサイト活用と優れた製品開発の実現へ

Amplitudeがデジタル分析プラットフォームをよりシンプルに:データ分析が手軽に

デジタル分析プラットフォームのリーディングカンパニーであるAmplitudeが、分析エクスペリエンスを大幅に簡素化する新たなプラットフォームを発表しました。これにより、個々のユーザーや企業はより簡単に分析を開始し、カスタマーインサイトを活用して優れた製品を開発することが可能となります。分析開始の難しさや、データの解析方法の不明確さが課題であった過去のデジタル分析環境をよりユーザーフレンドリーにする目指し、様々な新機能が組み込まれており、AIベースのクエリエンジンや初期設定不要のインサイトなどが利用できます。

この記事の要約

  • Amplitudeがデジタルアナリティクスプラットフォームを大幅に簡素化。
  • 新プラットフォームでは、分析開始が簡単で、顧客インサイトの活用と製品開発が可能。
  • ユーザーエクスペリエンスを強化したプラットフォームにはAIベースのクエリエンジンなどの新機能が組み込まれている。

デジタル分析プラットフォームで業界をリードするAmplitude, Inc.(本社所在地:米サンフランシスコ、CEO:Spenser Skates 以下、Amplitude)は本日、プラットフォームエクスペリエンスの大幅な簡素化を発表しました。今後は更に多くの人と企業が、より簡単に分析を開始し、カスタマーインサイトを活用し、より優れた製品を開発できるようになります。

デジタル分析は、長期にわたって、あまりにも難しい存在であり続けました。企業は、データパイプラインと計測イベントの設定に際し、エンジニアチームを確保する必要があるため、分析を開始することは困難です。また、その使用においても、クエリの対象から、コホートの設定方法、測定対象まで、チームが把握する必要があるため、 苦労を伴います。さらに、大半のユーザーはデータの分析方法や、データをアクションに変える方法を知らないため、バリュー(価値)を引き出すのも困難です。Amplitudeが目指すのは、こうした状況を変えることです。

 

多数の新機能を採用し、ユーザーエクスペリエンスを強化したAmplitude Made Easyにより、作業の負担が軽減されることで、チームはより迅速に分析を開始し、インサイトを獲得し、バリュー(価値)を実現できます。顧客は今後、コード1行でAmplitudeプラットフォームを設定し、自社のアプリやウェブサイト内のユーザーのアクションを迅速に把握できます。このほか、初期設定不要のインサイトとAIベースのクエリエンジンの活用により、構築や分析の作業を行うことなく、必要な回答、ベストプラクティス、テンプレート、情報を得られます。

 

Amplitudeの共同創業者兼CEOであるSpenser Skatesは、次のように述べています。「テクノロジーが使いにくい状態は看過できません。分析を簡単にするため、当社はプラットフォームを再構築しました。これは、12年前にAmplitudeを創業して以降、デジタル分析の未来を最も大きく再構築するものです。シンプルさを徹底的に追求することは、将来的にデータを使用する全てのユーザーにとって重要です。」

 

ユーザーエクスペリエンスの強化と新機能の採用により、顧客は直感的なワークフローと強力な結果を有効活用できます。新機能は以下の通りです。

 

  • コード1行で設定:これまでのAmplitudeで分析を開始するには、数週間分のエンジニアリング作業が必要でした。今後はコードを1行記述するだけでAnalytics(分析)セッションリプレイCDPExperiment(実験)に対応するAmplitudeの包括的なプラットフォームを利用できます。

  • 初期設定不要のウェブ/プロダクト・アナリティクス:これまで自社のデータを理解するには、ダッシュボードやチャートを構築する必要がありました。グロース、マーケティング、プロダクトのそれぞれのチームは今後、Amplitudeを利用することで、リアルタイムのインサイトを直ちに浮き彫りにできます。ユーザーは、こうしたインサイトの活用により、構築作業を一切行うことなく、キャンペーンのパフォーマンス、コンバージョン、リテンション、機能エンゲージメントなどの要素を理解できます。

  • Autocapture:面倒な追跡計画は、もはや障害ではありません。今後は、最小限のエンジニアリング作業により、自社のウェブサイトやアプリケーション上でクリックやページビューなどのユーザーインタラクションを取得できます。チームは基準となる指標やダッシュボードを自動入力し、ビジュアルラベルを使用することで、測定対象を特定できます。AutocaptureがAmplitudeのクラス最高の高精度トラッキング機能とシームレスに連携することで、かつてないスピードでのAmplitudeの立ち上げが可能になります。

  • Ask Amplitude:平易な英語で質問すれば、生成AIによってリアルタイムで回答が得られます。Amplitudeは回答を提供し、データを可視化し、その後の質問を提案し、過去の文脈に基づき、正確性と関連性を保証します。

Ask Amplitude
  • テンプレートギャラリー:Elena Verna氏Timo Dechau氏など、製品/グロース分野のリーダーが構築したテンプレートを活用することで、測定対象やチャートの構築方法をゼロから考えるのに長時間を費やす必要がなくなります。これらのテンプレートは、リテンション、プロダクトレッドグロース(PLG)、キャンペーンパフォーマンスなど、業界別・役職別の最も一般的なユースケースに対応します。

上記の機能は、本日より全ての顧客に提供され、Amplitudeのスタータープランに無償で同梱されます。

 

MotorTrendのシニア・プロダクト・マネージャーであるAlex Schlee氏は、次のように述べています。「セルフサービスの卓越した分析機能は、企業のビジネスにとってかけがえのない存在となります。当社のプロダクト、分析、エンジニアリング、編集の各チームの従業員向けに一貫したデータを提供することで、Amplitudeのセルフサービスモデルは画期的な役割を果たしています。全社員がAmplitudeを通じてインサイトを生成できることで、当社は旧来の既成概念にとらわれない改善や最適化を迅速に行えます。」

 

Amplitude Digital Analytics Platformについての詳細は、当社ブログをご覧ください。

*本リリースは米国カリフォルニア州サンフランシスコで現地時間2024年9月10日に発表されたプレスリリースの抄訳版です。

https://amplitude.com/press/amplitude-made-easy

Amplitudeについて

Amplitudeは、デジタル分析プラットフォームです。ドコモ、Atlassian、NBCUniversal、Under Armour、Shopifyなど3,200社以上のお客様に導入いただいています。Amplitudeは、信頼性の高いデータからユーザー行動における明解なインサイトを抽出することで、企業のより迅速で的確な意思決定を支援します。Amplitudeを用いて、自社製品が顧客にどのように利用されているか把握することで、お客様は自社の成長を促進できます。製品、データ、マーケティングなど多くのデジタル領域を支援する最高水準のアナリティクスソリューションのAmplitudeは、G2’s Summer 2024 Reportにおける複数のカテゴリーで第1位に選ばれています。詳しくは日本語ウェブサイト https://amplitude.jp/ をご覧ください。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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