コージェントラボ、金融業界専用の次世代AI OCR「SmartRead」に口座振替依頼書の自動読み取り機能追加、効率化を追求
AI技術「SmartRead」に口座振替依頼書の自動読み取り機能追加
株式会社Cogent Labsが開発・提供する次世代AI OCR「SmartRead」に、口座振替依頼書の自動読み取り機能が追加されました。金融機関や口座振替利用企業の事前設定なしに高精度な文書を読み取り可能となり、業務の効率化を図ることが可能となると述べています。コージェントラボは、預金通帳や納税通知書の非定型文書を高精度で識別・読み取る機能を提供し、対応文書の種類を順次増やしている。
この記事の要約
- AI OCR「SmartRead」に口座振替依頼書の自動読み取り機能が追加された。
- 事前設定なしに高精度な文書の読み取りが可能となり、口座振替依頼書の処理業務の大幅な効率化を実現。
- コージェントラボはこれまで、非定型文書の高精度読み取りを提供し、対応文書の種類を順次増やしてきている。
最先端人工知能(AI)技術の開発・提供を行う株式会社Cogent Labs(本社:東京都港区、代表取締役社長:CEO エリック・秀幸・ホワイトウェイ、以下コージェントラボ)は、次世代AI OCR(※1)「SmartRead(スマートリード)」に、金融機関・口座振替利用企業及びこれらに関連する業界向けのソリューションパックとして「口座振替依頼書(※2)」の自動読み取り機能を追加しました。これにより、事前に設定を行うことなく高精度な文書の読み取りが可能となるため、口座振替依頼書の処理業務の大幅な効率化を実現します。
■開発背景
口座振替依頼書は、金融機関や口座振替を利用する各企業において、引き落とし口座設定のための登録・処理業務に多くの労力を要しているという現状があります。また、BPO(企業の業務プロセスの一部を一括して専門業者に外部委託すること)の現場においても、データ化業務をより効率化したいというご要望があります。
コージェントラボはこれまでも、預金通帳や納税通知書等の非定型文書(レイアウトが発行元により異なるが項目は共通している文書)を、高い精度で識別し読み取れる機能を提供しており、対応文書の種類を順次増やしてきました。
今回はその一環として、口座振替依頼書の各項目を、事前に設定する手間なく自動で読み取れる機能を開発しました。
■「口座振替依頼書」自動読み取り機能について
【特長】
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口座振替依頼書のレイアウトや項目名称の揺らぎなどを問わず、各項目(支店、口座番号、口座名義など十数項目)をAIが自動で認識し、高精度に読み取ります。
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読み取った項目が瞬時に分かる確認修正画面によって、読み取り結果の確認および修正にかかる時間を短縮できます。
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API(※3)も提供しているため、SmartReadで読み取ったデータを後続の処理システムと容易に連携することが可能です。
【主な対象業界・企業】
金融、電力・ガス・水道、通信、BPOなど
コージェントラボは、今後も各業界・業務のDXを推進するため、「SmartRead」で読み取り可能な文書の種類を増やしていきます。
企業独自の文書についても、その文書に特化した読み取り機能を迅速に開発可能です。お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ受付URL:https://www.smartread.jp/contact/sr05
※1 AI OCR(人工知能による光学式文字認識):機械学習を活用した項目抽出や文字認識により、文書内に記載された文字情報をテキスト(データ)化する技術
※2 口座振替依頼書:各種サービスの支払い方法に関して、指定した口座から自動的に引き落としを行うために、依頼人が金融機関や企業に提出する書類
※3 API:あるソフトウェアの機能を別のプログラムから呼び出すためのインターフェース
■株式会社Cogent Labs(コージェントラボ)について
最先端のAI技術を用いた実用性の高いサービスの開発・提供を通して知的労働のDXを推進し、生産性向上や労働力不足等の社会課題の解決を目指す企業です。AIの認識・自然言語処理技術を生かしてドキュメント処理全体のDXを実現するプラットフォーム「Cogent DX」の構築を進めており、その一環として次世代AI OCR「SmartRead」を提供しています。
本社:〒106-0032 東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー36F
設立:2014年4月
代表者:代表取締役社長CEO エリック・秀幸・ホワイトウェイ
資本金:4,801,580,048円(準備金含む)
■ 報道関係者お問い合わせ先
株式会社 Cogent Labs
広報担当 Tel:03-6773-1836 Email:pr@cogent.co.jp