アリババクラウド主催の「Apsara Conference 2024」にAIスタートアップLightblue研究員が登壇、最先端アルゴリズムの社会実装に挑む
AIスタートアップLightblue、Apsara Conference 2024にて最新AI技術を発表
日本を代表するAIスタートアップ、Lightblueの研究員が、2024年に中国で開催予定のアリババクラウド主催のクラウドコンピューティングカンファレンス「Apsara Conference 2024」に登壇します。同社は、最先端の生成AI・LLMに取り組んでおり、3月に公開した自社開発の日本語LLMモデル「ao-Karasu」が国内最高水準のベンチマークを達成しました。また、アリババクラウドとのコラボレーションによるモデル開発にも取り組んでいます。同カンファレンスでは、Lightblueの成功例を基にしたパネルディスカッションに参加する予定となっています。
この記事の要約
- AIスタートアップのLightblue研究員がアリババクラウド主催の「Apsara Conference 2024」に登壇。
- Lightblueは、生成AI・LLMに注力し、高性能日本語LLMモデル「ao-Karasu」を開発。
- 同カンファレンスではLightblueの取り組みを基にしたパネルディスカッション参加予定。
最先端アルゴリズムの社会実装に取り組むAIスタートアップ、株式会社Lightblue(代表取締役:園田亜斗夢、本社:東京都千代田区、以下「Lightblue」)は、アリババクラウドが2024年9月19日〜21日に中国 杭州で開催する年次イベント「Apsara Conference 2024」にLightblue 研究員のPeter Devineが登壇することをお知らせいたします。
登壇背景
AIスタートアップのLightblueでは、生成AI・LLMの研究開発に特化したチーム「LLab」を設立し、安全性と透明性を重視した独自のAIモデル開発に取り組んでいます。2024年3月にLightblueが公開し、日本語性能において国内最高水準のベンチマークとなった日本語LLMモデル「ao-Karasu」は、アリババクラウドが提供する720億パラメータのQwen 1.5 72B(https://huggingface.co/Qwen/Qwen1.5-72B )に対してファインチューニングしたモデルです。オープンソースのデータセットに加えLightblueが独自に整備したデータセットでトレーニングを行っています。
この度、LightblueのLLMモデル開発の取り組みが評価され、アリババクラウド主催の「Apsara Conference 2024」にて開催されるInternational AI Innovation Forumのパネルディスカッションに登壇することになりました。
「Apsara Conference 2024」について
「Apsara Conference 2024」は、2024年9月19日から21日まで中国 杭州で開催される、クラウドコンピューティング業界をテーマにしたグローバルカンファレンスです。今年のテーマは「GenAI(生成AI)」。本カンファレンスでは、次世代のAI技術とビジネスへの応用を中心に多くのセッションが用意されています。また、アリババクラウドとそのエコシステムパートナーの最新ソリューションを体験することも可能です。
URL:https://www.alibabacloud.com/en/apsara-conference
登壇セッションについて
・セッションタイトル
Can Generative AI accelerate the innovation lifecycle for forward-thinking businesses?
・日時
2024年9月19日(木) 17:00-17:30 ※中国時間
・モデレーター
Javier A.MURILLO Founder&CEO of Metrics
・パネラー
Peter Andrew Researcher at Lightblue
CHEN Ren Chief Business Officer of Reka AI
Bahaaldine AZARMI Global VP Customer Engineering at Elastic
登壇者プロフィール
Peter Devine
株式会社Lightblue
研究員
オークランド大学大学院工学研究科修了。大学院では自然言語処理を研究。現在は、自然言語処理を活かすプロダクト開発に従事。
会社概要
社名:株式会社Lightblue
設立:2018年1月
代表者:代表取締役 園田 亜斗夢
所在地:東京都千代田区神田駿河台2丁目3-6 CIRCLES御茶ノ水5F
顧問:鳥海不二夫(東京大学大学院工学系研究科教授)
事業内容:画像解析・自然言語処理AIを軸にソリューションを開発。
・SlackやTeamsにて利用できる法人向けAIアシスタントサービス「Lightblue Assistant」
・人物にフォーカスした画像解析システム「Human Sensing」
●Lightblueコーポレートサイト https://www.lightblue-tech.com/
●Lightblue Assistant https://www.lightblue-tech.com/lightblue-assistant/
●LightblueのLLMモデル(Hugging Faceリンク):https://huggingface.co/lightblue/aokarasu-72B
アリババクラウドについて
2009年に設立されたアリババクラウドは (www.alibabacloud.com)、アリババグループのデジタルテクノロジーとインテリジェンスの中枢です。アリババクラウドは、エラスティックコンピューティング、データベース、ストレージ、ネットワーク仮想化サービス、大規模コンピューティング、セキュリティ、管理およびアプリケーションサービス、ビッグデータ分析、機械学習プラットフォーム、IoTサービスなど、あらゆるクラウドサービスを世界中のお客様に提供しています。IDCの調査でアリババクラウドは2018年以降、Infrastructure as a Service(IaaS)分野で世界3位のサービスプロバイダーに認定されています。また、ガートナーには、アリババクラウドは2018年以降、売上高で世界3位、アジア太平洋地域で1位のIaaSプロバイダーとして認定されています。