「科学研究費助成事業指定研究機関」への指定を受けたカディンチェ株式会社の研究開発部

「科学研究費助成事業指定研究機関」への指定を受けたカディンチェ株式会社の研究開発部

カディンチェ、科学研究費助成事業指定研究機関に認定

カディンチェ株式会社(研究開発部、東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)が、文部科学省から科学研究費補助金取扱規程第2条に規定する研究機関として指定されたと発表しました。これにより、同社は競争的研究資金制度の一つである「科学研究費助成事業(科研費)」への応募資格を得ることができます。これまで、NICT Beyond 5GやJST CRESTなどの研究に参画してきたカディンチェは、今後も科学技術や情報技術の発展に更なる貢献を目指します。

この記事の要約

  • カディンチェ株式会社(研究開発部)が科学研究費助成事業の指定研究機関に指定された。
  • これにより、カディンチェは科研費への応募資格を得、研究分担者として科研費による研究の一部を担当することも可能となる。
  • 科学技術や情報技術の発展に向けて、カディンチェは今後も研究に取り組む意欲を表明した。

 カディンチェ株式会社(研究開発部)(本社:東京都渋谷区、代表取締役:青木崇行)は、この度令和6年8月に文部科学省(または文部科学大臣)から科学研究費補助金取扱規程第2条に規定する研究機関としての指定を受けました。

科学研究費助成事業指定研究機関とは

科学研究費助成事業(科研費)は、日本の学術研究を支える重要な競争的研究資金制度です。人文・社会科学から自然科学まで全ての分野にわたる基礎から応用までの「学術研究」を格段に発展させることを目的とする日本最大規模の競争的研究資金です。科研費への応募資格を得るためには、「科学研究費補助金取扱規程」で定める研究機関のいずれかに該当する必要があります

【青木代表コメント】
当社の研究開発部が文部科学省の科学研究費助成事業(科研費)の指定研究機関として認定されたことを、心より嬉しく思います。この認定により、当社も日本学術振興会の科研費に申請できるようになりました。
また、当社が研究代表者でない場合でも、研究分担者として科研費による研究の一部を担当することが可能です。XRやAIなど、当社が協力できる可能性のある研究がございましたら、ぜひお気軽にご連絡ください。
これまでも、NICT Beyond 5GJST CRESTなどの研究に参画してまいりましたが、今後も引き続き、科学技術や情報技術の発展に貢献していきたいと考えております。

カディンチェ株式会社について

 Kadinche(読み:カディンチェ)は、「XR & AI Engineering Firm」をビジョンに掲げ、XR(eXtended Reality)技術を軸に新たな価値創造と産業革新を推進しています。私たちは、XR技術の可能性を最大限に引き出し、様々な産業分野における課題解決と新たな体験の創出を目指しています。

 人類の進化は、常に技術の進化と共にありました。火の使用、農耕の開始、車での長距離移動など、新しい技術が新しい道具を生み出し、人類に新たな可能性をもたらしてきました。Kadincheは、最先端の情報技術と映像技術を駆使して、次世代の革新的なツールを開発し、人類の更なる進化に貢献します。特に2020年代において、私たちはバーチャルリアリティ(VR)やミックスドリアリティ(MR)を中心とした時空間・人間拡張技術の研究開発に注力し、その社会実装を積極的に推進しています。これらの技術は、私たちの生活や仕事のあり方を根本から変革する可能性を秘めており、Kadincheはその最前線に立って挑戦を続けています。

 社名の「カディンチェ」とは、ゾンカ語(ブータン王国の言語)で「ありがとう」という意味です。ロゴマークに採用している鳥は「ワタリガラス」であり、北米大陸先住民族においては「創造主」や「トリックスター:Trickster」として神話に登場します。生かされていることに感謝しながら、他とは違う少し変わったこと、いたずらっぽいけど結局は良い方向に導けるようなことに取り組んで行きたいという想いを込めて、社名とロゴを決定しました。

カディンチェ株式会社会社概要
会社名  :カディンチェ株式会社
所在地  :東京都渋谷区代官山町14-23 セントラル代官山5階
設立   :2008年8月8日
代表取締役:青木崇行
事業内容 :空間表現技術の研究開発及び製造・販売、ソフトウェア受託開発、ウェブサイト制作
URL   :https://www.kadinche.com/

本件に関して、問い合わせはcontact@kadinche.comへご連絡ください。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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