AGREEBITがAI技術「D-Agree」を提供、東京都武蔵野市が自治体導入を拡大し複数課で利用開始

AGREEBITがAI技術「D-Agree」を提供、東京都武蔵野市が自治体導入を拡大し複数課で利用開始

AGREEBITのAI「D-Agree」が東京都武蔵野市に導入、複数課で利用開始

国立大学法人京都大学・名古屋工業大学発スタートアップ企業であるAGREEBITが開発したAIファシリテート技術「D-Agree」が東京都武蔵野市に導入され、複数の課で利用が開始されました。このAIはリアルタイムにオンライン上で議論や意見集約を行い、合意形成を支援します。武蔵野市教育企画課では、「第四期武蔵野市学校教育計画」の策定作業の中でD-Agreeを活用し、意見募集を行っています。また、このAIは国際特許を取得しており、全国の自治体にて導入が加速しているとのことです。

この記事の要約

  • 名古屋工業大学発スタートアップのAGREEBITが開発したAI「D-Agree」が武蔵野市に導入
  • このAIはオンライン上でリアルタイムに議論や意見集約を支援し、自治体などで利用が加速
  • 武蔵野市教育企画課では、「第四期武蔵野市学校教育計画」の策定作業の中でD-Agreeを活用して意見募集を実施

国立大学法人京都大学・名古屋工業大学発スタートアップ企業であるAGREEBIT株式会社(本社:愛知県名古屋市、代表取締役:桑原英人)は、AIファシリテート技術でリアルタイムにオンライン上で議論や意見集約ができ、合意形成支援をする『D-Agree(ディー・アグリー)』を提供しています。D-Agreeは、国際特許を取得しています。全国の自治体にて導入が加速する中で、東京都武蔵野市が複数の課で、同時利用開始をしました。

東京都武蔵野市の「教育企画課」・「企画調整課」で、D-Agreeを同時活用

武蔵野市教育企画課では、令和7年度から5年間を計画期間とする「第四期武蔵野市学校教育計画」の策定作業を5年度から進めています。今回、D-Agreeを活用して、中間のまとめに対する意見募集を行っています。

期間:2024年8月15日(木曜日)~9月30日(月曜日)

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また、同市企画調整課では、市の最上位計画である「第六期長期計画・第二次調整計画」の策定で議論する5つのテーマに関して取りまとめた「テーマ別論点集」について、市民意見交換会に参加できない市民からも広く意見をもらいながら、市民間での活発な意見交換を促進するため、D-Agreeを活用して、オンラインでの意見募集も行っています。

期間:2024年9月2日(月曜日)〜9月24日(火曜日)

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D-Agreeとは?

国内初、世界唯一となる『AIが意見集約・議論の合意形成を支援する』SaaSサービス「D-Agree」。D-Agree開発者は、京都大学教授の伊藤孝行で、人工知能、特にマルチエージェントシステム・集合知に関する国際的なトップ研究者です。

人工知能が自動的に議論のファシリテーションを行うため、時間の制約を受けずに、大規模な意見集約が可能になります。またAIによる議論炎上防止フィルターがリスクマネジメントを行います。集まった意見は、AIにより解析され、議論内容の抽出、構造化、分析が行われ、さらに議論を深めることができます。


AIが意見集約だけでなく、要約までを実施。

D-Agreeでは、AIがファシリテーションする際に、従来から数億通りのセンテンスを保有しておりました。さらに従来より要望をもらっていた、集約後の要約機能も新たにリリースしています。

まあファシリテーションセンテンスをGPTと連携し、よりファシリテーションセンテンスを自然な日本語として再生成する機能を追加。より、議論も盛り上げ、意見を引き出す環境を提供していきます。

D-Agreeでは、サービス利用企業を積極的に募集中です。

詳細はこちらから、お問い合わせください。

【会社概要・今後の展望】

AGREEBIT株式会社は、国立大学法人京都大学・名古屋工業大学発スタートアップ企業です。AI・エージェント開発/分析事業や、AI に関連する人材教育事業を手がけています。

持続可能な世界を実現するため AI エージェント技術を社会に提供し、世界の課題、国の課題、地域の課題、企業の課題などの解決への貢献を目指してまいります。

D-Agreeの詳細ページはこちら

会社名:AGREEBIT株式会社

代表取締役/CEO:桑原 英人

設立:2019年3月5日

資本金:11,650,100円 ※資本準備金含む

事業内容:AI議論支援サービスD-Agreeの展開


取材などについては、以下にご連絡ください。

https://www.agreebit.jp/contact

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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