GLG、半導体業界の未来への洞察を提供「半導体業界の最新動向2024」ホワイトペーパー発表

GLG、半導体業界の未来への洞察を提供「半導体業界の最新動向2024」ホワイトペーパー発表

GLG、「半導体業界の最新動向2024」というホワイトペーパーを発表

株式会社ガーソンレーマングループ(GLG)は、9月12日に『半導体業界の最新動向 2024』というホワイトペーパーを発行したと発表しました。半導体業界の未来に関する予測や洞察がまとめられています。調査結果によれば、半導体企業の成長可能性について尋ねた際に、90%の回答者が最大の成長分野としてAIワークロードを挙げ、その需要のさらなる高まりを予測していました。

この記事の要約

  • 株式会社ガーソンレーマングループ(GLG)が『半導体業界の最新動向 2024』の発行を発表した。
  • ホワイトペーパーには、半導体業界の未来についての予測や洞察がまとめられている。
  • 調査結果では、90%の回答者が成長可能性の最大の分野としてAIワークロードを挙げ、その需要の高まりを予測した。

世界最大級のインサイト・ネットワークである、株式会社ガーソンレーマングループ(以下、GLG、本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:橋本勇人)は、半導体業界の今後の展望に関するホワイトペーパー 『半導体業界の最新動向 2024』 (日本語翻訳版) を、9月12日に発行したのでお知らせいたします。

■半導体業界の最新動向2024の概要

『半導体業界の最新動向 2024』は、変革期を迎えている半導体業界の今後の見通しを明らかにするため、GLGの調査専門家が2024年5月から6月にかけて独自に行った調査結果をまとめたホワイトペーパーです。調査は、半導体企業や機器メーカーの営業、市場参入計画、戦略に影響力をもつシニアエグゼクティブ(上級管理職)101名を対象に実施されました。本ホワイトペーパーでは、半導体企業の成長市場予想、AI専用チップの機会の拡大、次の10年を形作る新しいトレンド、半導体企業の持続可能性に対する戦略、半導体業界におけるもっとも緊急性の高い課題などについて、定量的な調査結果をもとに解説しています。

『半導体業界の最新動向 2024』ダウンロード

■調査結果サマリ 

半導体業界のリーダー企業を対象に実施した調査では、今後数年間の業界の投資と市場参入の機会を左右するいくつかの傾向が明らかになりました。

• AIは引き続き投資の中心となり、特にクラウドデータセンター以外のデバイスやエッジで実行されるAIワークロードを高速化するための専用チップが、より汎用的なGPUやCPUよりも重要性を増す

• 自動車、通信、メディア企業からの要求が高まる中、専門的なプラットフォームへの需要が増え、垂直化が業界にとってますます重要なテーマとなる

 • 今後、半導体生産能力増強のための国内投資は世界の競合状況を変化させ、進化する市場需要を支えるイノベーションを可能にする

■調査結果詳細

 

1.    AIワークロードが、半導体企業の最大の成長分野
半導体企業の成長可能性について伺ったところ、90%の回答者が最大の成長分野にAIワークロードを上げ、AIワークロードのさらなる需要の高まりを予測しました。

 2.GPUはAI専用チップへ移行

AIワークロードを加速化するために使用されるチップについて伺ったところ、短期的にはGPUが主要な手段であるとの回答がもっとも多かった(63%)一方で、4~7年以内ではAI専用チップ(65%)が最多となり、その役割はNPUなどのAI専用チップに移行する可能性が高いことが予測されました。

3.半導体需要はデータセンターからデバイスへ移行

今後数年間にチップの需要が高まるデバイスまたはプラットフォームについて伺ったところ、63%が、4~7年以内にはモバイルデバイス、車両、産業機器に組み込まれる半導体が需要の多数を占めると回答しました。半導体を最も多く利用する動作環境が変化することが予測されています。 

4. 自動車が半導体業界のビジネスチャンスを促進
半導体業界のビジネスチャンスを最も促進する可能性が高い業界について伺ったところ、上位3位に挙げられた合計が最も高かったのは、自動車(69%)、通信(51%)、ヘルスケア/ライフサイエンス(48%)でした。

5. 半導体メーカーの持続可能性向上の重要性

廃棄物/エネルギー消費量を削減することによる、半導体企業の持続可能性の向上の重要性について伺ったところ、90%が重要であると回答しました。また、持続可能性を顧客に伝えるための企業の戦略で最も多かったのは、持続可能性に関する自社の評判の構築(39%)でした。

『半導体業界の最新動向 2024』ホワイトぺーパーダウンロード

■代表コメント – 代表取締役社長 橋本 勇人

 AIやエッジコンピューティングなどの大幅な技術革新に伴い、半導体業界は大きな変革期を迎えています。あらゆる産業において注目が高い半導体分野には、弊社においても、お取引先である日本の大手企業様から、各業界に特化したお問い合わせや、国内外の半導体有識者との対面、オンラインでの面談など、数多くのご相談をいただいております。調査結果に示された半導体の専門家の短期的、中期的な予測は、半導体業界の近い将来の全体像をつかむための重要なポイントとなるでしょう。GLGのネットワークは日々拡大し、企業のさまざまな知見に対するニーズへのご対応の幅も広がっております。引き続き、さまざまな形での有識者の知見のご提供を通じて、皆様の自信を持った意思決定と、ビジネスの発展をご支援してまいります。

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【調査概要】

調査方法:インターネット調査

調査地域:米国、カナダ

調査対象:半導体企業や機器メーカーの営業、市場参入計画、戦略に影響力をもつシニアエグゼクティブ

有効回答数:101名

調査実施時期:2024年5月23日~6月3日

調査実施機関:GLG調査チーム

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株式会社Gerson Lehrman Group

株式会社Gerson Lehrman Group

GLGは、世界最大級インサイト・ネットワークです。ビジネスの意思決定者と適切な有識者とつなぎ、企業が自信を持って意思決定を行うための支援をしています。IT、製造・自動車、医療・製薬・ライフサイエンスを始めとする大手企業や、コンサルティングファーム、金融サービス企業など世界のリーディングカンパニーに、スポットコンサル、B2B調査、海外市場調査など、有識者の知見を活用した様々なサービスを提供しています。

公式ウェブサイト https://glginsights.com/ja/

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サービス関するお問い合わせ

株式会社ガーソンレーマングループ

ビジネスデベロップメントチーム

電話:03‐4577‐7999

Email: info.japan@glgroup.com

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記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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