PKSHA WorkplaceとNEC VALWAY、AIと専門人材による全く新しい社内ヘルプデスク業務変革のBPaaSを提供開始

PKSHA WorkplaceとNEC VALWAY、AIと専門人材による全く新しい社内ヘルプデスク業務変革のBPaaSを提供開始

PKSHAとNEC VALWAY、AIによる新しい社内ヘルプデスク業務変革サービスを提供開始

株式会社PKSHA WorkplaceとNEC VALWAY株式会社は、2024年9月にパートナー契約を締結し、「NEC コミュニケーションDX支援サービス」を販売開始すると発表しました。この新サービスは、NEC VALWAYのサポートデスクサービスにおける知見と、PKSHA Workplaceの提供する自然言語処理技術を活用したAI SaaSを組み合わせて提供します。これにより、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく新たな関係性を実現し、企業のDX推進を支援します。ハイブリッドワークが進む中、従業員間のコミュニケーションにおいてもDXが進み、チャットボットやFAQシステム、マニュアルツールの導入が各企業で加速しています。しかし、その進化に伴う課題が顕在化しています。

この記事の要約

  • PKSHA WorkplaceとNEC VALWAYがパートナー契約を締結し、「NEC コミュニケーションDX支援サービス」を開始。
  • NEC VALWAYのサポートデスクサービスとPKSHA WorkplaceのAI SaaSを組み合わせ、働く人々とソフトウエアが相互に進化する関係性を実現。
  • この新サービスは、ハイブリッドワークや従業員間のコミュニケーションのDX化に伴う課題を解決する方向で開発されています。

 株式会社PKSHA Technology(読み:パークシャ・テクノロジー、本社:東京都文京区、代表取締役:上野山 勝也、以下PKSHA)は、グループ会社である株式会社PKSHA Workplace(読み:パークシャ・ワークプレイス、本社:東京都文京区、代表取締役:佐藤 哲也)が、NEC VALWAY株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤 相、以下NEC VALWAY)と2024年9月にパートナー契約を締結し、「NEC コミュニケーションDX支援サービス」を販売開始することをお知らせします。NEC VALWAYのサポートデスクサービスにおける豊富な知見と、PKSHA Workplaceの提供する自然言語処理技術を活用したAI SaaSを組み合わせ、働く人々とソフトウエアが相互に関わり合いながら共に進化していく新たな関係性を実現し、企業のDX推進を支援します。

提携の背景と概要

各社の強みを掛け合わせ、生成AIを活用した社内問合せ効率化を加速

 ハイブリッドワークが進む中、従業員間のコミュニケーションにおいてもDXが進み、チャットボットやFAQシステム、マニュアルツールの導入が各企業で加速しています。

 一方でそれらの実装やサポートを担うIT人材は慢性的に不足しており、2030年には需給ギャップが79万人まで拡大するという調査結果が出ています。(※1)

 このような状況下、導入時のFAQの作成や、複数チャネルからの問合せ管理等、利用促進における全社への周知等、そのメンテナンスコストや定着化に課題を感じる企業は少なくありません。

※1 経済産業省「平成 30 年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備 (IT 人材等育成支援のための調査分析事業)-IT 人材需給に関する調査-」)

 そこで、長年に渡りサポートデスクサービスをお客様に提供してきた中でノウハウを持つNEC VALWAYとパートナー契約を締結し、NEC VALWAYの業務コンサルティングサービスとPKSHA Workplaceが展開する「PKSHA AI ヘルプデスク」をかけ合わせたBPaaS(※2)「NEC コミュニケーションDX支援サービス」の販売を開始します。

※2 Business Process as a Service:SaaSを活用した効率的なビジネスプロセスアウトソーシング

今後の展望

社内問合せ領域のプロセス改善やナレッジマネジメントを効果的に推進

 今回のパートナー契約の締結を通じて、SaaSやITツールを活用し、“求めるジョブ”をアウトソースするだけでなく、AIを活用したコミュニケーションフローの最適化が可能となりました。これによって、社内問合せ領域のプロセス改善やナレッジマネジメントを効果的に推進し、AIと人が共に進化する「AI-Powered Future Work」の実現を目指します。

NEC コミュニケーションDX支援サービスについて:https://www.necvw.co.jp/ja/scc/c-dxservice.html

【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
NEC VALWAY株式会社

第二事業運営本部 事業戦略部 営業グループ
E-mail:comm-dx@mlsig.jp.nec.com

◆NEC VALWAY株式会社 第二事業運営本部長 佐藤雅彦様からのコメント

 NEC VALWAYはアウトソーシングサービスのメニューの一つとして従業員向けのヘルプデスクを多種多様なお客様に提供しております。ヘルプデスク業務は新型コロナウィルスの蔓延を機に在り方が大きく変化することになりました。

 リモートとリアルをつなぐハイブリッドワークが標準となり、ウェブ会議システムやコラボレーションシステムを始めとするデジタルツールが浸透、これにより最適なコミュニケーション方法が音声からテキストに変遷しました。またこれらのITツールに関するサポート(支援)だけでなく、サクセス(使いこなし)が本質的な価値になりました。これらの変化に対する最適解がPKSHA社のAIヘルプデスクの活用だったのです。

 NECはマイクロソフトソフト社の戦略的パートナーであり、私たちはMicrosoft AzureやMicrosoft 365の知見を保有しております。Teamsの操作性はITヘルプデスクと極めて相性がよく、ユーザの満足度向上は明らかでした。またコミュニケーションの主体をテキストに切り替えたことでAIの活用範囲が各段に広がり効率化が進みました。

 今後、複数年にわたる新たなパートナーシップにより両社のIT技術そして知見を組み合わせた先進的なソリューションを提供することで、エンプロイーエクスペリエンス(EX)、カスタマーエクスペリエンス(CX)を強化し、お客様における、デジタルトランスフォーメーション(DX)の加速と事業成長を支援します。

「PKSHA AI ヘルプデスク」について

PKSHA AI ヘルプデスクは、PKSHAの深層学習と自然言語処理を活用したAI対話エンジンやFAQ自動生成、有人連携、問合せ管理といった複数機能がシームレスに連携することで、社内ヘルプデスクを自動化するサービスです。 社内問合せに対応するバックオフィス部門、 商品および技術情報の問合せに対応する各サポート部門の各種問合せ業務をサポートし、生産性を向上させます。

◆NEC VALWAY株式会社について

 NECグループは Orchestrating a brighter world に込められた思いを存在意義として、誰もが人間性を十分に発揮できる持続可能な社会の実現を目指しています。グループの一員である当社は、専門性とテクノロジーを融合させたアウトソーシングサービスの開発・提供をおこなっています。これからもお客様と共に「未来の共感」を描きデジタルトランスフォーメーションを支援することで、社会課題の解決に努めてまいります。

会社名:NEC VALWAY株式会社

所在地:東京都港区芝1-15-11 芝光和ビル

代表者:代表取締役執行役員社長 伊藤 相

ホームページ:https://www.necvw.co.jp/

株式会社PKSHA Technology(PKSHA Workplace)

「AI-Powered Future Work:社員の知恵と繋がりを企業の力に」を事業ビジョンに掲げ、未来の働き方を実現するAI SaaS製品を開発・提供を行っています。「PKSHA AIヘルプデスク」を中心に、企業内のナレッジマネジメントとコミュニケーションの高度化を実現します。製品や顧客の価値の最大化にダイレクトに繋がる職場環境を目指して、AIというテクノロジーが溶け込み、社員同士、あるいは社員とソフトウエアの共進化を促進するワークスタイルを支援いたします。

株式会社PKSHA Technology 会社概要

株式会社PKSHA Technology 会社概要

「未来のソフトウエアを形にする」をミッションに、企業と人の未来の関係性を創るべく自社開発した機械学習/深層学習領域のアルゴリズムを用いたAIソリューションの開発・AI SaaSの提供を行っています。自然言語処理技術を用いた自動応答や、画像/動画認識、予測モデルなど多岐に渡る技術をベースに顧客の課題にあわせた解決策を提供する他、共通課題を解決するAI SaaSの展開により、ソフトウエアの社会実装を多面的に支援し、人とソフトウエアが共に進化する豊かな社会を目指します。

会社名:株式会社PKSHA Technology
所在地:東京都文京区本郷 2-35-10 本郷瀬川ビル 4F
代表者:代表取締役 上野山 勝也
URL: https://www.pkshatech.com/

◆本件に関するお問い合わせ
pr@pkshatech.com

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ