広島県、AI活用プロジェクト開始!「失敗を生かす」にスローガンを掲げて新しい挑戦
広島県、新プロジェクト「HIROSHIMA AI TRIAL」でAI活用へ
広島県はこれまで様々な分野でイノベーションを推進してきました。企業や人材の集積も進み、「新しいことに挑戦しやすい環境」が広がりつつある。この背景から、「HIROSHIMA AI TRIAL~失敗を生かそう~」という新プロジェクトを通じて、AIを広く活用し、地域課題の解決や新たな価値の創出、そしてイノベーション・エコシステムの形成を目指します。これにより、AIを使い、全ての人が希望を持てる未来を切り開くことを目指しています。
この記事の要約
- 広島県は新プロジェクト「HIROSHIMA AI TRIAL~失敗を生かそう~」を開始。
- このプロジェクトを通じ、AIを活用し地域課題の解決と新たな価値を創出を目指す。
- 全ての人が希望を持てる未来へ、AIで道を切り開く。
広島県は、イノベーション立県として、「ひろしまサンドボックス」や「ユニコーン10」など、これまで様々な分野で、挑戦を後押しする環境づくりを進めてきました。
その結果、企業や人材の集積も進みつつあり、「新しいことに挑戦しやすい環境」が整いつつあります。
また、生成AIなどのデジタル技術は急激に進展しており、地域課題の解決に活用することが期待されています。
こうした背景から、今こそ、「HIROSHIMA AI TRIAL~失敗を生かそう~」をスローガンにAIを積極的に活用した様々な取組を実施していくことにより、地域課題の解決と新たな価値を創出するとともに、イノベーション・エコシステムの形成に向けた様々な取組に挑戦し、誰もが希望を持てる未来へ、AIで未来を切り開いていきます。
AI活用をリードする3つの取組
(1)ひろしまAIサンドボックス
アイデア段階も含め、AIを活用したソリューションの開発者を広島に集め、県内企業や地域の課題解決に向け、チャレンジできる環境を提供する。
【具体的支援内容】
開発・実証に係る経費の1/2、最大1億円を県が支援。(9月議会上程)
(2)広島AIラボ
AIのポテンシャルを十二分に引き出し、地域課題の解決と付加価値を創出することを目指し、県庁内に「広島AIラボ」を設置。県職員と外部人材が専属的に自らテーマを設定し、新しい価値を生み出すようなAIの活用に向けて自由に探索・研究を行う。
【今後の取組内容】
庁内人材2名で活動開始(DX審議官組織内)。今後、庁外からも人材を募集予定。
(3)ひろしまAI部
県内高校生が、AIを理解し、活用する力を身に付ける機会を、産学官連携により提供する新たな部活として活動。社会や企業の課題解決にテクノロジーを活用できる未来の人材の育成を行いつつ、AIの活用の可能性を、若者の柔軟な発想で考える。
【新たな取組内容】
地元企業とのAIチャレンジ(企業訪問やワークショップ等)