キンドリル財団、AI人材育成も視野に12カ国に拡大した助成金活動:サイバーセキュリティ人材教育の非営利団体への支援を継続

キンドリル財団、AI人材育成も視野に12カ国に拡大した助成金活動:サイバーセキュリティ人材教育の非営利団体への支援を継続

キンドリル財団、AIとサイバーセキュリティの人材育成に向け、拡大した助成金活動を発表

キンドリル財団は、非営利団体に助成金を提供してビジネス展開する地域社会の社会課題の解決を支援しています。第1回の対象はサイバーセキュリティ人材の教育を行う非営利団体で、11の団体が選出されました。第2回では、AI人材の育成を目指す非営利団体に焦点を当て、12カ国で活動を拡大しています。さらに再頒布を可能とし、持続可能な支援を提供しています。

この記事の要約

  • キンドリル財団がAIとサイバーセキュリティの人材育成のための助成金活動を行っています。
  • 第2回は12カ国でAI人材の教育を行う非営利団体を対象として、活動を拡大しています。
  • 同財団は、再度の応募も可能とし、長期的な視野での支援を提供します。

キンドリルジャパン株式会社(以下 キンドリル)は、キンドリル財団が第2回の助成対象の応募を開始し、サイバーセキュリティまたはAIに関する人材の育成と就労支援を目指す活動を行っている非営利団体を支援することを発表しました。応募期限は10月11日(米国時間)、こちらのWebサイトから応募できます。                      https://www.kyndryl.org/us/en (英文)

キンドリル財団は、キンドリルの親会社Kyndryl Inc. が2023年9月に設立した非営利の民間財団です。キンドリルがビジネスを展開する地域社会の重要な社会課題に取り組むことを支援するため、非営利団体に対して助成金を提供する活動を行います。第1回の対象となったのは、サイバーセキュリティ人材の不足に対処するための教育を提供する非営利団体で、7カ国から11の団体が選出され、日本からは認定特定非営利活動法人育て上げネット、特定非営利活動法人NPOサポートセンターの2団体が選出されました。

第2回は、従来のサイバーセキュリティに加えて、AIの人材拡充を目指す活動を行っている非営利団体を対象としました。また、対象地域は12カ国へと増加しました。さらに、昨年度の助成先についても、再度の応募を可能とし、長期的な視野に立った支援ができるようになりました。これらの活動の強化により、キンドリル財団は幅広く社会課題解決を支援できるようになります。

第2回の助成金公募のカテゴリーは次の通りです。

  • インクルーシブなサイバーセキュリティ人材の育成と就労への取り組み
    経済的困窮世帯や、女性、障がいのある方、LGBTQ+コミュニティなどを対象に、サイバーセキュリティのスキル育成と就労支援プログラムを提供する組織やプログラムを対象とします

  • インクルーシブなAI人材の育成と就労への取り組み
    経済的困窮世帯や、女性、障がいのある方、LGBTQ+コミュニティなどを対象に、AIのスキル育成と就労支援プログラムを提供する組織やプログラムを対象とします

キンドリル財団や、助成金および助成対象となる非営利団体の詳細については財団Webサイトhttps://www.kyndryl.org/us/en をご覧ください。

以上

キンドリル(Kyndryl Holdings, Inc.)について

キンドリル(NYSE: KD)は、60カ国以上で数千にのぼる企業のお客様にサービスを提供する世界最大級のITインフラストラクチャーサービスプロバイダーであり、世界中の企業が日々の業務で利用する複雑かつミッションクリティカルな情報システムを設計、構築、管理、モダナイズしています。詳細については、www.kyndryl.com またはwww.kyndryl.com/jp/ja をご覧ください。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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