ディー・クリエイトとオルツ、考査AIシステムによるTVインフォマーシャル制作の効率化を推進! SaaS型サービス化へPoC開始

ディー・クリエイトとオルツ、考査AIシステムによるTVインフォマーシャル制作の効率化を推進! SaaS型サービス化へPoC開始

AIシステムによるTVインフォマーシャル制作の効率化をディー・クリエイトとオルツが推進

ディー・クリエイトとオルツは、ダイレクトマーケティング事業分野でAI活用に向けたパートナーシップを強化し、TVインフォマーシャルなどを対象にAI技術の応用を進めています。これは、「考査AIシステム」の開発を2024年7月に実用化し、SaaS型サービスとして提供することを目指しているもので、オフライン広告、オンライン広告の制作過程における考査検証が主な対象です。本システムは広告考査に加え、TVインフォマーシャル放送時に必要な番組考査もカバーする特徴があります。

この記事の要約

  • ディー・クリエイトとオルツがAI活用パートナーシップを強化し、「考査AIシステム」の開発に取り組んでいる。
  • このシステムは2024年7月に実用化を予定し、オフライン、オンライン広告の制作過程における考査検証を行う。
  • TVインフォマーシャル放送時に必要な番組考査領域もカバーしており、2024年度中にSaaS型サービスの提供を目指す。

株式会社ディー・クリエイト(本社:東京都港区、代表取締役社長:富田芳光)は、株式会社オルツ(本社:東京都港区代表取締役CEO:米倉 千貴)と、ダイレクトマーケティング*1事業分野で、AI活用に向けパートナーシップ体制を強化推進し、TVインフォマーシャル*2を中心としたオフライン広告、オンライン広告のコンテンツ制作過程における考査検証において、AI技術を活用・応用すべく「考査AIシステム」の開発を進め、2024年7月に本システムを実用化。また9月よりPoC等を開始し、2024年度中に外部向け「SaaS型サービス」開始を目指す。本システムは広告考査のみではなく、TVインフォマーシャル放送の際に必要な番組考査の領域もカバーしていることが特徴。なお、本システムにおいては2024年8月に特許を出願済み。

■『考査AIシステム』の概要図

※両社のノウハウ/知見等とAI技術を活用し、ビジネス共創したメディア・コンテンツ考査システム(図式)

■『考査AIシステム』導入の目的

ディー・クリエイトは、創業以来20年以上にわたり、TVインフォマーシャル制作を中心に、数多くの考査交渉に携わり、パフォーマンスの高い広告コンテンツの制作に取り組んで参りました。そこで培った、考査ナレッジに加え、広告制作における各種ガイドライン等のルールを元に、より高度なAI技術、OCR技術等を応用した機械学習に知見を持つオルツのAIエンジンを導入し、システム開発に取り組むことで、考査検証の環境を整備し、社内の業務効率化・負荷軽減と、考査検証(高度な専門知識や経験が必要)の品質の平準化と安定化を目指し、開発に着手しました。

■『AI考査システム』ソリューションサービスの提供

現行、「考査検証」は、広告主をはじめ、広告会社、制作会社等広告制作に携わる企業において重要なチェック機能であり、広告を発信する媒体社においては、専門知識や経験を有したベテラン担当者が担っています。ここにAI技術を導入することにより、データ検証や業務工程の80%以上の人的対応をRPA化に置き換え、検証精度の向上、検証基準の平準化・安定化、検証業務の効率化が可能になると判断し、『AI考査システム』の開発を進めて参りました。さらに、自社内向けの開発に留まらず、考査検証を実施している得意先・取引先などの外部向けに、『SaaS型サービス』の開発・提供を構想しており、2024年度中の導入を目指し、PoC等を開始しました。今後もディー・クリエイトとオルツのAIビジネス共創パートナーシップ体制を強化推進して参ります。

*1 ダイレクトマーケティングとは

ダイレクトマーケティングとは、企業が消費者と直接的にコミュニケーションを図り、商品やサービスの販売を促進するマーケティング手法です。中間業者や小売店を介さずに、企業がターゲットとする消費者に対して直接アプローチするため、効率的に顧客との密接な関係を築くことができ、販売やブランドロイヤルティの向上を図るための有効なマーケティング活動として広く利用されています。

*2 TV通販インフォマーシャルとは

TVインフォマーシャルとは、「インフォマーシャル(infomercial)」の一種で、テレビ番組の形式をとって商品やサービスの詳細情報を提供する長時間の広告を指します。この言葉は「情報(information)」と「コマーシャル(commercial)」を組み合わせた造語です。通常のテレビ広告が30~60秒程度であるのに対し、インフォマーシャルは60秒~30分、時には1時間の長さで放送されることがあります。インフォマーシャルは、主に直接販売形式で商品の注文を受付けることが一般的です。この形式は、視聴者に対して商品の魅力をじっくりと伝えることができるため、特定の商品やサービスの販売促進に効果的とされています。

※記載れている会社名、製品名、サービス名は、各社の登録商標または商標です。

【株式会社ディー・クリエイト】

博報堂DYホールディングス/大広グループのダイレクトマーケティングに特化したマーケティング実践企業であり、2000年の創業以来、ダイレクトマーケティング活動におけるメディアおよび制作領域、購買の起点となるコンタクトセンターマネジメント領域、購入後のロイヤルティ向上を担うCRM(Customer Relation-ship Management)領域をベースに、優れた「メディアプロデュース力」「マーケティング力」、「コンタクトセンターマネジメント力及び、CXコンサルティング力」を有して参りました。当社は、高い顧客価値を提供することで、企業と生活者のリレーションシップのHUBとなり、クライアント企業様の事業成長のサポートやクライアントのお客様のCX(Customer Experience:顧客体験価値)の向上に努めています。

□URL:https://www.d-create.co.jp/

【株式会社オルツ】

2014年11月に設立されたオルツは、P.A.I.®️(パーソナル人工知能)、AIクローンをつくり出すことによって「人の非生産的労働からの解放を目指す」ベンチャー企業です。生成AI、独自開発LLM及び音声認識技術をはじめとするAI要素技術を豊富に保有し、それらを活用した多くのAI Productsを開発・提供しています。2024年4月までの累計調達額は約100億円超に達しています。

<技術基盤・サービス等>

※「デジタルクローン、P.A.I.®」:https://alt.ai/pai/

※「大規模言語モデル:LHTM-2(ラートム ツー)」:https://alt.ai/news/news-1892/

※「AI GIJIROKU(AI議事録)」:https://gijiroku.ai/

※「ノーコード生成AIプラットフォーム(altBRAIN/オルツブレイン)」:https://altbrain.ai/

※「人格生成プラットフォーム(CLONEdev/クローンデブ)」:https://clone.dev/

□URL:https://alt.ai/

【問い合わせ先】 

■株式会社ディー・クリエイト 

カスタマービジネスプロデュース局 / 諏訪 

【e-mail】: sales_info@d-create.co.jp 

■株式会社オルツ 

広報 / 西澤   

【e-mail】:press@alt.ai

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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