HPE Aruba Networking、AIと行動分析で強化したネットワーク検知・対応、キャンパスのセキュリティ強化に向けたゼロトラストネットワークへの全力投球

HPE Aruba Networking、AIと行動分析で強化したネットワーク検知・対応、キャンパスのセキュリティ強化に向けたゼロトラストネットワークへの全力投球

HPE Aruba Networking、強化されたネットワーク検知・対応とゼロトラストネットワークへの取り組みを発表

ヒューレット・パッカードエンタープライズ(HPE)は、AIと行動分析によるネットワーク検知と対応力を強化したソリューションの提供と、ゼロトラストネットワークへの全力投球を発表しました。これにより、製品ポートフォリオを拡大し、セキュリティ対策を強化します。具体的には、HPE Aruba Networking Centralを通じて、行動分析に基づくネットワーク検知および対応(NDR)機能を導入。さらに、キャンパスベースのLANにもクラウドベースのユニバーサルZTNAアプローチの適用範囲を拡大します。この新機能により、ユーザーの場所や接続方法に関係なく、一貫したセキュリティポリシーを展開し、優れたユーザーエクスペリエンスを提供することが可能となります。

この記事の要約

  • HPEは、AIと行動分析によるネットワーク検知と対応力を強化するソリューションを提供
  • キャンパスベースのLANにもクラウドベースのユニバーサルZTNAアプローチの適用範囲を拡大
  • HPEの新しいローカルエッジ機能で、場所や接続方法に関わらず一貫したセキュリティポリシーを展開可能

脅威の検知と対応のための行動分析の導入およびゼロトラストネットワークアクセス(ZTNA)によるクラウドとローカルエリアネットワークにおけるセキュリティポリシーの徹底により、セキュリティソリューションを拡張

ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)(日本ヒューレット・パッカード合同会社 本社:東京都江東区、代表執行役員社長:望月 弘一)は本日、セキュリティファーストのAI搭載ネットワーキングポートフォリオを拡大し、 HPE Aruba Networking Centralを通じて行動分析に基づくネットワーク検知および対応(NDR)機能を導入することを発表しました。

また、キャンパスベースのLANにもクラウドベースのユニバーサルZTNAアプローチの適用範囲を拡大します。この新しいローカルエッジ機能により、クラウド向けに定義されるのと同様のアクセス制御ポリシーをキャンパスやデータセンターにも直接適用することができ、ユーザーの場所や接続方法に関係なく、優れたユーザーエクスペリエンスと一貫したポリシーを展開できます。

新しいNDRソリューションは、HPE Aruba Networking Centralのデータレイクからのテレメトリを活用してAIモデルをトレーニングし、展開することで、脆弱なIoT機器に異常な動作がないかを監視、検出します。IoT機器からのデータを生成AIモデルのトレーニングと展開に活用する機会が増えるとともに、ネットワークトラフィックのパターンや接続状態、動的な機器属性など、侵害の兆候となる変化を検出する必要性も高まっています。

HPE Aruba Networkingの最高技術責任者兼セキュリティ責任者であるジョン・グリーン(Jon Green)は次のように述べています。

「企業はネットワーク内の保護されていないIoT機器が、セキュリティ可観測性の盲点となっていることを一層認識するようになっています。このような機器は、より大規模なネットワーク攻撃に悪用される可能性があり、攻撃対象領域の拡大につながる最大の要因のひとつでもあります。セキュリティチームが、ゼロトラストセキュリティソリューションを提供するにあたってネットワークへの依存度を高めている中、HPE Aruba Networkingは、オンプレミス、オフプレミスを問わず、アプリケーションリソースに対する単一のアクセス制御ポリシーにより、重複や混乱を招く可能性のある制御を削減する機能をお客様に提供します」

脅威への対応を加速するにあたって、HPE Aruba Networking Centralは、攻撃検知と新しいポリシーリコメンドを組み合わせ、潜在的な攻撃を遮って脅威を防御します。また、リコメンドによってネットワークの運用が中断されないよう、実施と対応のワークフローの一環として、実装前にセキュリティポリシーの変更をプレビューすることができます。

Lopez Researchの創設者で業界アナリストであるマリベル・ロペス(Maribel Lopez)氏は次のように述べています。

「企業は、ユーザー、機器、アプリケーションを広範に保護するにあたって、AIで強化されたネットワークの挙動検知と対応、ユニバーサルセキュリティポリシー、エッジからクラウドにわたる徹底を図る必要があります」

これらの新しいツールは、HPE Aruba Networkingのセキュリティポートフォリオをさらに拡大するもので、今年5月のRSAカンファレンスで発表された、HPE Aruba Networking Central内のAIを活用したセキュリティ観測・監視機能や、HPE Aruba Networking初のSSE firewall as a Serviceなどの 新しいセキュリティソリューションに続くものです。また、同カンファレンスでは、最も優れたサイバーセキュリティ製品Coolest Cybersecurity Products at RSAC 2024 の1つに評価されました。

提供開始時期

  • クラウドベースのユニバーサルZTNAアプローチのキャンパスベースLANへの適用範囲は、2024年末にかけて拡大する予定です。

  • 新しいNDRソリューションは、HPE Aruba Networking Centralを通じて、2024年末にかけて提供を開始する予定です。

参考資料(英文)

■ヒューレット・パッカード エンタープライズ(HPE)について

Hewlett Packard Enterprise (NYSE: HPE) は、グローバルEdge-to-Cloudカンパニーとして、あらゆる場所に蓄積される全てのデータの価値を解き放ち、事業の成果を加速させる支援をします。人々の生活そして働き方の向上を目指し、数十年にわたって未来の再考とイノベーションを重ね、HPEは独自でありながら、オープンでインテリジェントなテクノロジーソリューションをas a Serviceで提供しています。クラウドサービス、コンピュート、HPC & AI、インテリジェントエッジ、ソフトウェア、ストレージを全てのクラウドとエッジにわたって一貫したエクスペリエンスで提供することで、お客様が新たなビジネスモデルを創出し、新たなエンゲージメントを展開し、運用のパフォーマンスを最大化できるようサポートしています。詳細はhttps://www.hpe.com でご確認ください。

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記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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