慶洋エンジニアリングとA.I.MATICS、AIカメラ「Roadscope」と安全運転プラットフォーム「Aid」を導入し、リアルタイム警告と運転手状態のクラウドサービスを提供するFMS事業に覚書締結

慶洋エンジニアリングとA.I.MATICS、AIカメラ「Roadscope」と安全運転プラットフォーム「Aid」を導入し、リアルタイム警告と運転手状態のクラウドサービスを提供するFMS事業に覚書締結

慶洋エンジニアリングとA.I.MATICSがAIカメラと安全運転プラットフォームを導入しリアルタイム警告とクラウドサービスを提供開始

慶洋エンジニアリングとA.I.MATICSがAIカメラ「Roadscope」シリーズと安全運転プラットフォーム「Aid」の導入と覚書締結を発表しました。このシステムは、車両内外に設置された最大5チャンネルのカメラから収集した映像データを解析し、危険な状況をリアルタイムにドライバーに警告します。データはプラットフォームに送信され、マネージャーはリアルタイムで情報を把握することが可能になります。AI検知によるリアルタイムなADAS機能の精度や運転手の状態を把握してクラウドサービスを提供することが最大の強みです。

この記事の要約

  • 慶洋エンジニアリングとA.I.MATICSがAIカメラ「Roadscope」シリーズと安全運転プラットフォーム「Aid」の導入及び覚書締結を発表。
  • 収集した映像データを解析し、危険な状況をリアルタイムにドライバーに警告し、マネージャーはリアルタイムで情報を把握可能。
  • 最大の強みは、AI検知による高精度なADAS機能と運転手の状態をクラウドサービスで把握すること。

株式会社慶洋エンジニアリング(代表取締役社長:中井 利幸)は8月21日(水)、A.I.MATICS(代表取締役社長:Hoon Lee)と「AIを活用した車両制御サービス(FMS)事業」に関する覚書を締結しました。

日本市場での主力として案内していく製品はAIカメラ「Roadscope」シリーズと安全運転プラットフォーム「Aid」です。

車両内外に設置された最大5チャンネルカメラから収集した映像データを解析し、ドライバーに危険な状況をリアルタイムに警告。プラットフォームにデータを送信してマネージャーがリアルタイムに情報の把握が可能となります。

最大の強みはAI検知によるリアルタイムなADAS機能の精度と運転手の状態を検知してクラウドサービスをすることです。また、既存のデジタコなど、プラットフォームとの連携カスタム対応も柔軟に対応します。

既にEマークを取得している本製品を主力に、今年はトラックやバス会社に対して5000万円相当の製品を供給する計画で、来年は約1億円以上を供給することを目指します。

KOSPI上場企業であるDreamtechの子会社であるA.I.MATICSは、現在、米国、オーストラリア、イスラエルで事業を展開しており、本覚書を通じて日本市場に本格参入します。

慶洋エンジニアリングはDMSとADASに優れている本製品の安心安全プラットフォームごと日本に持ち込む事で、自社の車載業務用製品を強化し、国内の安定的なサービス提供を目指します。

また、9月に日本の東北・九州で開催される「Auto Aftermarket 2024」に出展します。

「日本の車両制御市場は、バリューチェーン全体で約18億ドルの価値があると推定されており、デジタル化とともに2032年までに年平均成長率が10%を超える非常に魅力的な市場です」とA.I.MATICSのCEOであるHoon Leeは述べています。

  • 各機能

本製品搭載機能:ドライブレコーダー、ライブストリーミング、リモートオンデマンド再生、クラウドストレージ、緊急通知/緊急録画

車内検知機能:居眠り、注意散漫、シートベルト、喫煙、携帯電話(通話/操作)

ADAS:車線逸脱警告、前方衝突警告、車間距離管理、死角認識警報(TAS)

AI検知:人、車両

  • A.I.MATICSについて

A.I.MATICSは韓国ソウルに本社がある資本金12億ウォン、年商150億ウォンの技術基盤の会社で、2000年にHYUNDAI自動車の車内ベンチャーとしてスタート。HYUNDAI自動車にADASカメラシステムのOEM供給で成長し、更に2016年からは全世界18ヶ国38社にAI映像認識ソリューションを供給してきました。そして今回の慶洋エンジニアリングとの契約により良いパートナーとして日本にAI基盤の安全安心ソリューションを展開したいと思います。

HP:https://www.aimatics.ai/home

  • 株式会社慶洋エンジニアリングについて

【会社概要】

社名:株式会社慶洋エンジニアリング
本社所在地:〒105-0004 東京都港区新橋6-13-1 第三長谷川ビル 5F・6F
代表取締役:中井 利幸
事業内容: 車載用電子機器、通信機器の設計・開発・製造・販売
設立: 1986年8月22日
HP:https://www.keiyoeng.co.jp/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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