メンバーズ社、デジタルスキルと環境課題解決力を兼ね備えた新エキスパート1000人の育成に着手!脱炭素とDXの両立に向けてビジネス成果の創出を加速
メンバーズ社、デジタルスキルと環境課題解決力を兼ね備えた新エキスパートの育成プログラム開始
メンバーズ社は、デジタルスキルと、サステナビリティ経営に関するGXリテラシーを兼ね備えた「脱炭素DX人材」の育成・輩出を目指す独自プログラムを開始します。また、温室効果ガス排出量算定やコンサルティングスキルなどを有した「高スキルGX専門人材」の育成も推進します。企業のビジネス成果創出と脱炭素実現の両立を支援し、脱炭素社会の実現に向けて全力で進むことが目標です。2024年9月より育成プログラムを開始、2025年3月までに200人の認定を予定しています。
この記事の要約
- メンバーズ社がデジタルスキルとサステナビリティ経営の知識を兼ね備えた「脱炭素DX人材」と「高スキルGX専門人材」育成開始。
- ビジネス成果創出と脱炭素実現の両立を目指し、脱炭素社会の実現に向けて取り組みます。
- 2024年9月開始の育成プログラムを通じて、2025年3月までに200人の認定を予定。
DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードする株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:髙野 明彦、東証プライム:2130、以下「メンバーズ」)は、独自プログラムやスキル定義を通じて、3カ年で1,000人のグリーントランスフォーメーション(GX)人材の育成・輩出を目指します。
AI・デジタルサービス開発・データ活用などのデジタルスキルと、サステナビリティ経営に関するGXリテラシーを兼ね備えた「脱炭素DX人材」として1,000人を育成・輩出するとともに、温室効果ガス排出量算定やコンサルティングスキルなどを有した「高スキルGX専門人材」100人の輩出も進めていきます。これにより、企業のビジネス成果創出と脱炭素実現の両立への貢献を加速していきます。
なお脱炭素DX人材については、2024年9月より第1期の育成プログラムをスタートし、2025年3月までに200人の認定を行う予定です。
背景
脱炭素社会の実現へ向け、GX人材は2035年までに新たに270万人が必要になるとされています(※1)。また2024年5月には政府が主導する枠組み「GXリーグ」においてGXを推進する人材の定義が策定されました(※2)。GX人材へのニーズが高まるとともに、育成が喫緊の課題となっています。
メンバーズでは、取引先企業とともに気候変動課題をビジネスで解決することを目指し、プロフェッショナルなGX人材が企業のプロジェクトに伴走し、「はかる」「減らす」「稼ぐ」の3領域で、デジタルを起点に持続的なビジネス成果の創出と脱炭素を支援する「脱炭素DXソリューション」を提供しています。また、取引先企業へのDX支援業務を中心に脱炭素につながる行動をリスト化し社員が取り組む「脱炭素アクション100」などを推進してきました。
この度、企業のビジネス成果創出と脱炭素実現への支援を加速するため、2024年5月に掲げた中期事業戦略において、デジタルスキルを兼ね備えたGX人材である「脱炭素DX人材」1,000人および「高スキルGX専門人材」100人の育成・輩出を目指し、取り組みを開始します。
育成・輩出へ向けた概要
(1)メンバーズにおける脱炭素DX人材
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目指す人材像・スキル定義
-AIなどのモダンテクノロジーや、デジタルマーケティング・デジタルサービス開発・データ活用といったデジタル専門スキルと、サステナビリティ経営に関する基本的なGXリテラシーを兼ね備える。
-GXに関する知識習得と専門資格取得に加え、取引先企業への提案や業務支援といった実務経験を有する。
-自身が強みを持つデジタルスキルを発揮しながら、脱炭素の「はかる」「減らす」「稼ぐ」3領域のいずれかにおいて、取引先企業のビジネス成果創出と脱炭素実現に貢献。
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育成プログラム
-独自のGXリテラシー講習、炭素会計アドバイザーなどの資格取得、業務での実行の3つを組み合わせた育成プログラムを実施。3つ全ての修了を必須とすることで、脱炭素に関する業務を主体的に創出し、実行できる力を習得(※3)。
GXリテラシー講習 |
・気候変動とサーキュラーエコノミーに関する基礎知識、カーボンニュートラル実現へ向けた政府方針や産業への影響、企業への要求事項、スコープ1,2,3における取り組みの学習や、実際の企業支援を想定した課題ワークで構成。 ・気候変動に関する基礎研修など、メンバーズがこれまでのGX人材育成で蓄積してきた独自コンテンツを活用した特別プログラム。 |
資格取得 |
・環境省認定制度である「炭素会計アドバイザー」講座などの受講・資格取得。 |
業務での実行 |
・取引先企業への提案や脱炭素化につながる業務支援を計画し、実行。 |
※これまでもGX人材育成のため「炭素会計アドバイザー」や「LCAF:LCA検定試験」などの各種資格の取得や研修・勉強会を進めてきました(※4)。
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認定
-業務での実行を含む育成プログラム修了者へ、スキル証明のためメンバーズ独自の制度である「クリエイターバッジ」を付与し認定。クリエイターバッジは、炭素会計アドバイザーの他、「LCAF:LCA検定試験」や「グリーンソフトウェア 実践(LFC131-JP)」といった資格取得状況などに応じて複数のレベルランクを定義するとともに、スキルに応じて種類も拡張予定。
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ステップ
-2024年9月より第1期の育成プログラムをスタート。2025年3月までに200人の認定を予定。
(2)高スキルGX専門人材
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目指す人材像・スキル定義
-脱炭素DX人材が持つ知見に加え、温室効果ガス排出量算定などのGX専門業務スキル、解決策の提案・実行やプロジェクトマネジメントなどのコンサルティングスキルを有する。
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ステップ
-脱炭素DX人材認定者の中から高スキルGX専門人材の対象者へ、特別プログラムを実施。
(3)目標
3カ年で脱炭素DX人材1,000人、高スキルGX専門人材100人の育成・輩出を計画。
株式会社メンバーズ 専務執行役員 西澤 直樹よりコメント
メンバーズではこれまで毎年数百人規模で採用した新卒社員を専門性の高いデジタル人材として育成し、DX人材不足の解消に貢献してきました。
気候変動問題が深刻化し企業にも脱炭素化へ向けた取り組みが求められるなか、GX人材の不足解消が急務となっており、これまで培ってきたデジタル人材の育成ノウハウを活用し、デジタルスキルを兼ね備えた高スキルなGX人材を輩出することで、日本企業の脱炭素化の実現とビジネス成果の創出を両立する支援を加速させ、脱炭素社会の実現に貢献してまいります。
※1:三菱総合研究所『【提言】スキル可視化で開く日本の労働市場』(2023年9月13日)より
https://www.mri.co.jp/knowledge/insight/policy/20230913.html
※2:2024年5月14日に経済産業省と脱炭素の取り組みを進める主要企業の官民連携組織「GXリーグ」が「GXスキル標準」を発表し、GX人材の分類や技術レベルを定義した。
※3:炭素会計アドバイザーは、日本全体でGHG(温室効果ガス)排出量を「いかに測るか」の基準の1つとなることを視野に設立された国内初の民間資格。
※4:LCAF:LCA検定試験は、一般社団法人日本LCA推進機構(LCAF)が実施するLCA(ライフサイクルアセスメント)に関する資格。
脱炭素DXソリューション
脱炭素を企業の持続的な成長のためのビジネス機会と捉え、「はかる」「減らす」「稼ぐ」の3領域において幅広いサービスをラインナップしたソリューションです。プロジェクトマネジメント力とGXリテラシーを兼ね備えたGX人材が企業のプロジェクトに伴走し、デジタルを起点に企業の持続的なビジネス成果の創出と脱炭素の実現を支援します。
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サービス紹介:https://ddx.members.co.jp/
メンバーズについて
メンバーズは、VISION2030として「日本中のクリエイターの力で、気候変動・人口減少を中心とした社会課題解決へ貢献し、持続可能社会への変革をリードする」ことを掲げ、DX現場支援で顧客と共に社会変革をリードしてゆきます。
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名称:株式会社メンバーズ
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所在地:東京都中央区晴海1丁目8番10号 晴海アイランドトリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階)
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代表者:代表取締役社長 髙野 明彦
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資本金:1,057百万円(2024年6月末時点)
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Webサイト:https://www.members.co.jp/
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SNS
-Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp
-X(旧Twitter):https://twitter.com/Members_corp