摂南大学経営学部3年生、小林拓己氏が第2回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップで個人賞を獲得

摂南大学経営学部3年生、小林拓己氏が第2回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップで個人賞を獲得

摂南大学生、フィッシングサイト撲滅大会で個人賞獲得

摂南大学経営学部3年生の小林拓己氏が、インターネット上のフィッシングサイト無効化に関する技能を競う”フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ”の第2回大会で個人賞を獲得した。サイバー防犯ボランティアの参加によりフィッシングサイトの迷惑行為報告と閉鎖に取り組むこの大会には、全国から46団体356人が参加。小林氏はフィッシングサイトの閉鎖に最も貢献したとして、「個人テイクダウン部門」を受賞した。

この記事の要約

  • 摂南大学経営学部3年生の小林拓己氏がフィッシングサイト撲滅大会の個人賞を獲得。
  • 全国から46団体356人が参加したこの大会では、フィッシングサイトの迷惑行為報告と閉鎖に挑戦。
  • 小林氏はフィッシングサイトの閉鎖に最も貢献したとして、「個人テイクダウン部門」を受賞。

 摂南大学(学長:久保康之)経営学部3年生の小林拓己さんが、8月8日、日本サイバー犯罪対策センター(以下、JC3)主催で開催された「第2回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」の表彰式に参加し、個人賞を受賞しました。

【本件のポイント】

● 「第2回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」は、46団体356人が参加する大会

● 第2回大会で、経営学部3年生の小林 拓己さんが個人賞を受賞

■「フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ」とは

 フィッシングサイト撲滅チャレンジカップとは、インターネット上で実在するフィッシングサイトを無効化する技能を競う大会です。各都道府県警察のサイバー防犯ボランティアが参加し、フィッシングサイトのAbuse(迷惑行為)報告とテイクダウン(閉鎖)にチャレンジします。今回の大会には、46団体356人が参加し、小林さんはフィッシングサイトの閉鎖に最も貢献した個人に送られる「個人テイクダウン部門」を受賞しました。

【第2回フィッシングサイト撲滅チャレンジカップ表彰式 概要】

開催日時:8月8日(木)13:30~

開催場所:さいたま市大宮区ソニックシティビル

主  催:一般社団法人日本サイバー犯罪対策センター

■経営学部3年生 小林拓己さん コメント

 ネットワークセキュリティ活動は1人で取り組むことが多かったのですが、今回の授賞式をきっかけに学生だけでなく、たくさんの社会人の方々とも知り合うことができました。

 今後はこの経験を通して知り合えた人や、今回の受賞でセキュリティに興味を持ってくれた人とともにお互いの知見を共有し、成長し合えるよう学び続けたいと思いました。

■経営学部 岩坪 加紋学部長 コメント

 昨今、急速に台頭してきたAI(人工知能)は私たちの生活を豊かにするため、学部教育においても注力しております。一方、フィッシングサイトなどのサイバー犯罪を助長するとも懸念されており、今回の受賞は社会の要請に応じた大変意義深い活動成果です。

 経営学部では「なりたい自分」を発見し能動的に修学に向かう教育を目指しており、受賞された小林さんはまさにその体現者と言えましょう。今後、インターネット、データ、ICT、AI、セキュリティ対策などは社会を支えるキーワードとしてその重要性が増すと予想され、当学部ではこれまで以上に「なりたい自分」の発見を通した教育を目指します。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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