三菱重工業とAIスタートアップSpark+、宇宙事業の設計業務で最先端AIを活用した効率化・品質向上のための協働プロジェクトを始動
三菱重工業とAIスタートアップSpark+、宇宙事業の設計業務でAIを活用した効率化を始動
三菱重工業と東京大学発のAIスタートアップSpark+が、宇宙事業に関する設計業務における最先端AI技術の活用を目的とした協働プロジェクトを開始します。この取り組みでは、三菱重工の豊富な設計データとSpark+のAIテクノロジーを用いて設計プロセスの効率化と品質向上を追求します。さらに、ローカルマルチモーダルLLMを活用した上での実施を予定しており、製造業界における最前線のAI活用事例となります。
この記事の要約
- 三菱重工業とAIスタートアップのSpark+が、宇宙事業の設計業務でAIを活用する協働プロジェクトを開始。
- 三菱重工の宇宙事業に関する設計データとSpark+のAI技術を組み合わせて設計効率化と品質向上を目指す。
- ローカルマルチモーダルLLMを活用することで、製造業界における先進的なAI活用事例となる予定。
産業におけるデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進する東京大学発のAIスタートアップ、株式会社 SparkPlus(スパークプラス、本社:東京都文京区、代表取締役:本田純平、以下「Spark+」)は、三菱重工業株式会社(本社:東京都千代田区、取締役社長CEO:泉澤清次、以下「三菱重工」)と共に、宇宙事業に関する設計業務におけるマルチモーダルLLM(大規模言語モデル)の活用を目的とした協働プロジェクトを開始したことをお知らせいたします。本取り組みでは、三菱重工の宇宙事業に関する豊富な設計データと、Spark+が持つ最先端のAIテクノロジーを組み合わせ、設計プロセスの効率化と品質向上を図ります。
この協働は、長年にわたる製造業での経験と最新のAI技術の融合により、開発時間を短縮することを目的としています。Spark+のAI技術を用いることで、複雑な設計データの解析と処理が迅速化し、三菱重工の宇宙事業における製品開発の設計フェーズにおいてより迅速かつ高度な意思決定支援が可能になります。また、セキュアな環境での運用を行うため、ローカルマルチモーダルLLMを活用した上での実施となり、これは製造業界においては最先端の取り組みとなります。
■ 株式会社Spark+ CEO 本田純平のコメント
「三菱重工 防衛・宇宙セグメント 宇宙事業部様とのこの新たなプロジェクトを通じて、設計業務におけるDXを推進できることを大変光栄に思います。Spark+では最先端のAI/LLM技術を通じて三菱重工の設計プロセスをさらに革新し、ひいては業界全体の生産性向上に寄与できるよう努力して参ります。」
■ 三菱重工業株式会社 会社概要
三菱重工は、エナジー、プラント・インフラ、物流・冷熱・ドライブシステム、航空・防衛・宇宙といった幅広い産業機器の設計・製造を行うグローバル企業です。技術革新を核として、持続可能な社会の実現に貢献する製品とサービスを提供しています。
代表者:取締役社長CEO 泉澤 清次
本社:東京都千代田区丸の内三丁目2番3号
設立:1950年1月
■ 株式会社Spark+ 会社概要
株式会社Spark+は、AI技術の研究と実装において、製造業を始めとする各業界に対して最先端の解決策を提供しています。創業以来、技術革新を通じて日本の産業界に新たな価値を創造することを目指しています。
代表者:代表取締社長 本田 純平
所在地:東京都文京区本郷6-25-14 宗文館ビル3階 (HONGO EGG内)
設立:2024年2月
■ 本件に関するお問い合わせ先
株式会社Spark+ 代表取締社長 本田 純平
Email:info@sparkplus.co.jp