PIAZZA株式会社、地域住民がAI活用し「地元イベント情報」をWeb公開 – 近隣住民の「見つからない問題」を解消、地域つながりの創出を目指す

PIAZZA株式会社、地域住民がAI活用し「地元イベント情報」をWeb公開 – 近隣住民の「見つからない問題」を解消、地域つながりの創出を目指す

地域住民がAI活用で「地元イベント情報」をWeb公開

PIAZZA株式会社は、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を活用して地域住民が見つけた地元のイベント情報をウェブ上で公開する新サイトを立ち上げました。このサイトにより、地域のチラシやポスターなどの情報をインターネット上で手軽に検索できるようになります。また、地域イベント情報をWebで広めることで地域のつながりを深める目指しています。地域のイベントはイベントの開催者や地域の住民がつながり、新たな担い手が生まれるきっかけにもなるとしています。

この記事の要約

  • PIAZZA株式会社は地域密着のイベント情報を公開する新ウェブサイトを立ち上げました。
  • 地域のイベント情報は、地域住民が街の中で見つけたところを掲載しています。
  • このサービスは地域のつながりを深めることを目指しています。

地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を運営するPIAZZA株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役 CEO:矢野 晃平)は、ピアッザを利用する地域住民が街中で見つけた地域密着のイベント情報を掲載する地域コミュニティ共創サイト「ピアッザ 地域のイベント」を公開しました。これにより、近隣住民向けに街に張り出された、チラシやポスターなどの地域イベント情報をインターネット上で見つけやすくなります。地域イベントへの参加機会をより多く提供することで、地域の新たなつながり創出を目指します。

■地域コミュニティ共創サイト「ピアッザ 地域のイベント」

「ピアッザ 地域のイベント」( https://event.piazza-life.com/ )は、地域住民が街の中で見つけた地域のイベント情報を掲載する地域コミュニティ共創サイトです。地域の人々と情報交換ができる地域コミュニティアプリ「ピアッザ」に投稿される、地域の暮らしに身近な多種多様なイベント情報を生成AIの活用により自動で収集・要約し、Web上に公開しています。

■開発背景

町会等によるお祭りや恒例行事などの地域イベントは、少子高齢化による人口減少により、担い手の高齢化と人手不足が社会課題となっています。地域イベントを次世代に継承するため、担い手としてイベントに参画することに前向きな人が約8割※もいることから、地域のイベント情報に触れ、主催者と地域の人がつながり、担い手として参画できる機会を提供することが重要となっています。

一方で、地域住民向けに開催される地域密着のイベント情報は、インターネットやSNSの膨大な情報量の中に埋もれてしまい、街の掲示板などその場所でしか得られない情報も多く存在します。実際、地域のイベントを探す3人に1人※は、近所で開催されるイベント情報 “見つからない問題”が発生しています。また、地域イベントに興味がある人の6割以上※が「イベント終了後にイベントの存在を知った(事前に知っていたら参加したかった)」と言い、地域イベントの情報収集には課題があります。

そこで、「人々が支え合える街をつくる」ことをミッションに掲げるPIAZZAは、地域住民(地域コミュニティアプリ「ピアッザ」利用者)が街の中で見つけた地域イベント情報をいつでも・どこでも閲覧できるWebコンテンツとして「ピアッザ 地域のイベント」を開発しました。

今後も地域イベントを通じた新たなつながりを創出し、地域の中で自然と助け合える関係性を育めるサービスの開発に取り組んでまいります。

※地域コミュニティアプリ「ピアッザ」利用者549名を対象に実施したアンケート調査より

■開発者コメント

地域コミュニティアプリ「ピアッザ」の新たな取り組みとして、地域のイベント情報を「ピアッザ」利用者以外の方にも提供できる、「ピアッザ 地域のイベント」をリリースしました。これにより、大手イベントサイト等には掲載されていない、地域密着のイベント情報もインターネットで探しやすくなります。

今回の開発における最大の課題は、「ピアッザ」を利用する方々が投稿するイベント情報を自動でデータベース化することでした。これは、当社が開発する「チラデジ」※の仕組みを応用しつつ、LLM(大規模言語モデル)による画像・文字解析とデータベース化のロジックを利用したシステム構築をすることで実現しています。

「ピアッザ 地域のイベント」を通じて、一番身近な地域の魅力を再発見し、より多くの方々が地域の素晴らしいイベントと出会い、地域の暮らしを楽しんでいただくきっかけになれば嬉しいです。

プラットフォーム部 プロダクト開発チーム
小林 睦

※「チラデジ」とは、紙媒体の地域イベント情報を生成AIによってデジタルデータに変換・公開するチラシ読み取りサービスです。

■「ピアッザ 地域のイベント」概要

・運営会社:PIAZZA株式会社

・対象地域:地域コミュニティアプリ「ピアッザ」展開地域(99エリア ※2024年8月21日現在)

・サイトURL: https://event.piazza-life.com/

■「ピアッザ」利用者に聞いた、地域イベントに関するアンケート(調査結果)

PIAZZAは、地域コミュニティアプリ「ピアッザ」を利用する549名を対象に、地域のイベントに関するアンケート調査を実施しました。

【調査結果】

・地域のイベント情報

「興味がある」と回答する人は9割を超え。地域イベントを探すために行なっている行動は、「インターネットで検索する」(69.1%)、「街の中で、掲示板を見る」(56.7%)が上位に。

・地域のイベント探しのお困りごと

地域イベントに興味がある人のうち、イベント探しで困った経験として、6割以上が経験する「行きそびれ問題」と3人に1人が経験する「見つからない問題」が発生していることが判明。

地域イベントへの参画意向

今後も地域イベントを継続するため、自らが担い手となってイベントに参画したいと前向きな人は約8割。参画する際に最も重視することは、「地域の人や近所の人と交流できる」ことが約6割となった。

<調査概要>

– 調査期間:2024年7月4日〜7月18日

– 調査主体:PIAZZA株式会社

– 調査方法:インターネット調査

– 調査対象:地域コミュニティアプリ「ピアッザ」利用者549名

■地域コミュニティアプリ「ピアッザ」とは

「ピアッザ」は、全国71自治体と連携し、東京・神奈川・愛知・大阪の都市部を中心に99エリアで展開する地域密着型のソーシャルメディアプラットフォームです。これまでに累計約4万件※もの地域イベント情報が投稿されており、街全体が賑わう地域のお祭りから個人主催の小規模イベントなど、さまざまなイベント情報が投稿されています。

また過去には、地域イベント情報とあわせてお神輿の担ぎ手を募集したり、地域イベントのサポーターとして地域住民が参画したりなど、地域イベントの投稿をきっかけに新たな地域の担い手発掘にも活用されています。

※2015年8月の地域コミュニティアプリ「ピアッザ」サービス開始以降の累計イベント投稿数(2024年7月末現在)

■PIAZZA株式会社について

社 名:PIAZZA株式会社(https://www.about.piazza-life.com/
所在地:東京都中央区日本橋茅場町 1 丁目 10 番 8 号 グリンヒルビル 5 階
代表者:代表取締役 矢野 晃平
設立日:2015年5月
ミッション:人々が支え合える街をつくる
事業内容:地域コミュニティアプリの開発・運営/コミュニティ型スペースの企画・運営/ローカルプロモーション支援/エリアマネジメント

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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