データ・アプリケーションとアドバンスト・メディア、販売効率化と人的ミス削減を可能にする音声注文AI解析ソリューションのPoCを開始

データ・アプリケーションとアドバンスト・メディア、販売効率化と人的ミス削減を可能にする音声注文AI解析ソリューションのPoCを開始

データ・アプリケーションとアドバンスト・メディアが音声注文AI解析ソリューションの実証実験を開始

株式会社データ・アプリケーションと株式会社アドバンスト・メディアは、電話による音声注文をデジタル化し、販売管理システムと連携させ、注文請書発行までを自動化する音声注文AI解析ソリューションの実証実験を開始した。アドバンスト・メディアの音声認識API「AmiVoice API」と生成AIサービスを用いて会話内容をデータ化し、データ・アプリケーションのプラットフォームを使って音声のテキスト化、要約、注文請書の自動生成、買主へのメール送付を自動化する。このソリューションにより、買主-売主間のインターフェースを維持しつつ、売主側の受発注業務の効率化、人的ミスの削減、正確性の向上が見込まれる。

この記事の要約

  • データ・アプリケーションとアドバンスト・メディアが音声注文AI解析ソリューションのPoCを実施。
  • 音声をデータ化し、テキスト化、要約、注文請書の自動生成、買主へのメール送付を自動化。
  • 買主-売主間のインターフェースを維持しつつ、売主側の受発注業務の効率化、人的ミスの削減、正確性の向上が可能。

株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:DAL、スタンダード市場:3848)と株式会社アドバンスト・メディア(本社:東京都豊島区、代表取締役会長兼社長:鈴木清幸 以下、アドバンスト・メディア)は、音声注文AI解析ソリューション(仮称)のPoC※1を実施しましたのでお知らせします。

音声注文AI解析ソリューションとは、売主と買主の電話による音声注文をデジタル化し、販売管理システムと連携させ、買主への注文請書発行までを自動化するものです。
アドバンスト・メディアの開発者向け音声認識サービス「AmiVoice Cloud Platform(アミボイス クラウド プラットフォーム)」にて提供している音声認識API「AmiVoice API」と、生成AIサービスとの連携により、会話の内容をデータ化します。また、販売管理システムとの連携には、DALのエンタープライズ・データ連携プラットフォーム「ACMS Apex(エーシーエムエス エイペックス)」およびデータ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON(ラクーン)」を使用しており、音声のテキスト化、要約、注文請書の自動生成、買主へのメールによる送付を自動化しています。
音声注文AI解析ソリューションにより、買主-売主間のインターフェースはそのまま維持しながらも、売主側の受発注業務の効率化、人的ミスの削減、正確性の向上といった効果が見込まれます。また、自動生成されたデータは、販売管理システムだけではなく、在庫管理システムや基幹システムなどへもデータ連携することが出来ますので、在庫管理やVOCの分析にも活用することができます。

【ソリューションイメージ図】

【システム構成図】

PoCでは、「AmiVoice API」による音声認識率と、DALのデータ連携技術などの知見・経験を活かした生成AIのプロンプト※2作成技術により、高い精度で会話の内容をデータ化できることが実証され、音声を起点とした新しいデータプラットフォームの構築が可能となりました。

DALとアドバンスト・メディアは、今回のPoCをきっかけに、今後も技術革新に向けて連携することを模索してまいります。

以上

※1 Proof of Concept:コンセプト実証
※2 AIツールに対してユーザーが入力する「指示や質問」のこと

<利用されているソリューション> 
音声認識API「AmiVoice API」
「AmiVoice API」は、国内シェアNo.1(※)のAI音声認識AmiVoiceを展開するアドバンスト・メディアが、「AmiVoice Cloud Platform(音声関連技術を提供する開発者向けボイステックプラットフォーム)」で提供しているAI音声認識APIサービスです。APIで連携したシステムに、発話のテキスト化といった音声認識機能が実装できます。高い認識率を活かしたリアルタイムでの書き起こしや、単語登録による固有名詞・社内用語の認識、「えっと」「そのー」「あのー」などの言い淀み(フィラー)の自動削除など多数の機能を備えています。
https://acp.amivoice.com/
(※)合同会社ecarlate『音声認識市場動向2024 音声認識ソフトウェア/クラウドサービス市場』による。

エンタープライズ・データ連携プラットフォーム「ACMS Apex」
https://www.dal.co.jp/products/di/apex/outline.html
データ ハンドリング プラットフォーム「RACCOON」
https://www.dal.co.jp/products/dhp/raccoon/outline.html

◆株式会社データ・アプリケーション(DAL)について
DALは、1992年にUNIX向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア
「ACMS(Advanced Communication Management System)シリーズ」を提供し、国内のEDIソフトウェア市場でリーダーシップを確立しています。
企業間・部門間・クラウド・SaaSなど分散したデータをボーダーレスにつなげるデータ連携ソリューションは、すでに2,933社14,571サイトを越える企業のミッションクリティカルなシステムで稼働しています。(導入数:2023年6月末時点)
今後は、個人と組織がともに成長し続けるDIGITAL WORKを実現するために、企業をつなげる、データをつなげる、人をつなげる、そしてナレッジ(知識)をつなげる、「つなげる」ために必要な基盤技術「DAL PLATFORM」を提供してまいります。

【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【X】https://twitter.com/dal_acms
【note】https://note.com/dataapplications/

◆株式会社アドバンスト・メディアについて
1997年に設立。Interactive Systems, Inc.(米国)と日本語音声認識AmiVoiceを共同で開発し事業化。2005年には、音声認識専業の企業として初の東京証券取引所マザーズ市場(現:グロース市場)に上場し、音声認識事業で日本で初めて通年ベースで黒字化を達成しています。
「HCI(Human Communication Integration)の実現」をビジョンに掲げ、人が機械に自然に意思を伝えられる「ソフトコミュニケーションの時代」を拓くべく、音声認識ソフトウェア・クラウドサービス市場シェアNo.1(出典:ecarlate「音声認識市場動向2024」)の音声認識AmiVoiceを主軸にした事業を展開。会議、医療、コールセンター、建設・不動産、物流・製造などの領域特化型エンジンとして、幅広いシーンで活用されています。

※当資料の内容には、将来に対する見通しが含まれている場合がありますが、実際の業績はさまざまな要素により、これら見通しと大きく異なる結果となり得ることをご了承下さい。また、会社の業績に影響を与え得る事項の詳細内容につきましては、決算短信の「事業等のリスク」をご参照下さい。しかしながら、業績に影響を与え得る要素は「事業等のリスク」に記載されている事項に限定されるものではないことをご留意下さい。

※ DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtran ,Placulは、株式会社データ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。
※ 本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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