サグリ株式会社、シリーズAで10億円の資金調達達成!著名エンジェル投資家からも強力な支援
サグリ、10億円を調達し気候変動対策に取り組む農業を推進
サグリ株式会社は、第三者割当増資を引き受けたメルカリ創業者石塚亮、SmartHR創業者 / Nstock CEO 宮田昇始など多数の投資家からおよそ10億円の資金調達に成功しました。サグリは、人工知能を用いて衛星データなどのリモートセンシングデータを解析することで、耕作状況、作付け状況、土壌分析などを高精度で監視し、農業分野における温室効果ガスの排出削減に寄与することを目指します。こうした取り組みは、すでに深刻化している気候変動対策が重要な課題とされる現状において、持続可能な農業生産への転換を推進することを可能としています。
この記事の要約
- サグリ株式会社が10億円を調達、資金調達に成功しました。
- 人工知能を活用した衛星データ解析により、農業分野での温室効果ガスの削減を目指す。
- 持続可能な農業生産への転換を可能とし、深刻化する気候変動対策に貢献する。
サグリ株式会社( 本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井 俊輔、以下「サグリ」)は、千葉道場株式会社、グローバル・ブレイン株式会社が運営する複数のファンド、スパークル株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、静岡キャピタル株式会社、あおぞら企業投資株式会社、BIG Impact株式会社、池田泉州キャピタル株式会社、北海道ベンチャーキャピタル株式会社、レオス・キャピタルパートナーズ株式会社、株式会社グロービスなどがそれぞれ運営するファンドおよび、メルカリ創業者 石塚亮、SmartHR創業者 / Nstock CEO 宮田昇始などのエンジェル投資家を引受先とした第三者割当増資により、約10億円の資金調達を実施しました。
■気候変動対策と農業における衛星解析技術の重要性
気候変動の影響が深刻化する中、カーボンニュートラルの実現と持続可能な農業の推進が急務となっています。農業分野も温室効果ガス(GHG)排出の重要な要因の1つです。特に、農業における肥料の使用に伴う一酸化二窒素(N2O)や、水田から発生するメタンガスなどが主要な排出源となっており深刻な問題です。
これらの排出量を削減するためには、肥料の使用量の削減や環境に配慮した水管理が必要です。これにより、農業分野における温室効果ガス排出の削減を達成し、地球規模での気候変動緩和に貢献することが期待されます。その中でも近年、衛星解析技術の進歩により農業の管理と監視が改善され、温室効果ガス(GHG)排出量の削減に向けた取り組みが加速しています。
サグリは、衛星データなどのリモートセンシングデータをAIを用いて解析し、農地の耕作状況や作付け状況、土壌分析、水管理の状況などを高精度で解析することが可能です。これにより農業生産基盤の確立や脱炭素化を推進し、持続可能な農業生産への転換を実現することが期待されています。
※カーボンニュートラル:カーボンニュートラルとは、人間活動によるGHG排出量を削減・吸収し、実質ゼロにすることを意味します。
■サグリの目指す未来
食料安全保障や気候変動対策は、人類と地球の課題解決に直結する重要な分野です。
サグリはこれまで農地管理支援ソリューション「アクタバ」「デタバ」「ニナタバ」、農業現場の営農支援ソリューション「Sagri」を提供してきましたが、今後、民間企業向けの農地マッチングや脱炭素事業による事業拡大を進めていき、「人類と地球の共存を実現する」未来を創りたいと考えています。
今回調達した資金は脱炭素事業などのプロダクトだけでなく、更なる採用加速を行い、プロダクトエンジニアや研究開発組織の強化、グローバル組織体制の構築などに活用いたします。
<採用情報>
■各投資家からのコメント
■代表からのコメント
■サグリ株式会社について
「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げ、2018年に兵庫県で創業した、岐阜大学発スタートアップです。衛星データをAI技術を用いて解析することをコアな技術としており、「農地の見える化で価値を創造する」というミッションのもと環境問題や社会問題の課題解決を目指しています。
海外事業においては、シンガポールとインドに現地法人を有し、実証と事業展開では、インド・ベトナム・タイ・バングラデシュ・ケニア・タンザニア・ペルー・ブラジルに展開しています。第6回宇宙開発利用大賞において内閣総理大臣賞など受賞多数。
<会社概要>
本社住所:兵庫県丹波市氷上町常楽725-1
代表者:坪井 俊輔
設立年月日:2018年6月14日
ホームページ:https://sagri.tokyo/
採用ページ:Sagri recruit page