弁護士ドットコムとLIC社が連携、約20万件の判例アクセスが可能な「引用判例リンク」機能をリリース

弁護士ドットコムとLIC社が連携、約20万件の判例アクセスが可能な「引用判例リンク」機能をリリース

弁護士ドットコムとLIC社が連携、約20万件の判例アクセスが可能な機能をリリース

弁護士ドットコムとLIC社が連携し、「引用判例リンク」という新機能をリリースしました。これにより、法律書籍の中に引用されている約20万件の判例に直接アクセスすることが可能となります。この機能は判例秘書で収録されている判例データと弁護士ドットコムの法律書籍に引用されている判例を関連付け、法律書籍の閲覧画面から判例サービスに直接アクセスできる形で利用することができます。これにより、リーガルリサーチの時間を大幅に短縮することが可能となります。

この記事の要約

  • 弁護士ドットコムとLIC社が連携し、「引用判例リンク」という新機能をリリース。
  • 「引用判例リンク」機能を使うと、法律書籍から判例サービスに直接アクセスが可能に。
  • この新機能によってリーガルリサーチの時間を大幅に短縮できる。

 弁護士ドットコム株式会社(東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:元榮 太一郎、以下当社)が提供している弁護士向け法律書籍・雑誌の閲覧が可能なリーガルリサーチサービス「弁護士ドットコムLIBRARY®︎」は、LIC社の判例秘書との連携により、法律書籍の中に引用されている約20万件の判例にすぐにアクセスできる「引用判例リンク」機能の提供を開始したことをお知らせします。また、この連携機能を皮切りに、グループシナジーを高めてまいります。

■「引用判例リンク」機能とは

 「引用判例リンク」機能は、“判例秘書”に収録されている膨大な判例データのうち、約20万件の判例データと、弁護士ドットコムLIBRARY®︎で閲覧できる法律書籍に引用されている判例を紐づけ、書籍から判例にアクセスできる機能です。この機能により、書籍と判例のリサーチ作業を効率的に行うことが可能になり、リーガルリサーチの時間を大幅に短縮することができます。さらに、書籍ごとに異なる判例の表記や記載形式による誤検索を防ぐことも可能となり、より高精度なリーガルリサーチを実現します。※判例詳細を閲覧するには“判例秘書”の契約が必要です。

■利用方法

 弁護士ドットコムLIBRARY®︎の書籍閲覧画面内に書籍掲載判例の一覧が表示されます。一覧の中から調べたい判例をクリックすると、“判例秘書”に遷移し、判例の内容を確認することができます。

■弁護士ドットコムLIBRARY®︎とは https://library.bengo4.com/about

 弁護士ドットコムLIBRARY®︎は、2,400冊以上(※1)の書籍をキーワードやAIによる自然言語処理で検索・閲覧することができるリーガルリサーチサービスです。膨大な紙の法律書籍の中から情報を探す手間が省けるので、事件処理の方針検討や書面作成等の弁護士実務を効率化する事ができます。

 また、書籍の閲覧機能だけでなく、4,000点(※2)を超える契約書式・合意書式例をword形式で提供することにより実務の効率化をサポートします。

※1:2024年7月現在

※2:2024年7月現在 出版物掲載書式約3,600点・弊社オリジナル書式約400点の合計数、オリジナル書式のご利用には別途「弁護士ドットコム業務システム」のご契約が必要です。

■LICおよび判例秘書とは https://www.hanreihisho.com/

 LICは判例データベース「判例秘書」等を提供し、業界で圧倒的シェアを有する企業であり、1996年の設立以来、法曹界のデジタル化に大きく貢献し、絶大な信頼とブランドを有しています。また、2023年10月にLICは弁護士ドットコムのグループ企業となりました。今後、グループ企業としてシナジー効果を創出し、サービスを展開していきます。

 「判例秘書」の特長は、単なる判例検索に留まらず、「判例」を中核として「解説」や「論文・記事」等の関連情報を収録し、情報追跡機能により関連情報にスピーディーにアクセスできることです。さらに、探し出した重要な情報を整理・保存できるクラウド型「電子書庫」、年・月指定で法令条文をピンポイントで参照できる「現行法令アーカイブ」、わが国初の本格的電子ジャーナル「判例秘書ジャーナル」などユーザーの利便性を追及した機能が充実しています。

◆弁護士ドットコム株式会社についてhttps://www.bengo4.com/corporate/

本社:東京都港区六本木四丁目1番4号 黒崎ビル

設立日:2005年7月4日

資本金:464百万円(2024年3月末現在)

代表者:代表取締役社長 兼 CEO 元榮 太一郎

上場市場:東京証券取引所グロース市場

事業内容:「プロフェッショナル・テックで、次の常識をつくる。」をミッションとして、人々と専門家をつなぐポータルサイト「弁護士ドットコム®️」「税理士ドットコム®️」「BUSINESS LAWYERS®️」、契約マネジメントプラットフォーム「クラウドサイン®️」を提供


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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