DeepForest Technologies、森林計測技術の普及促進へ「日本ドローン森林計測プラットフォーム」開設
DeepForest Technologies、新プラットフォームによりドローン森林計測技術の普及を推進
森林解析ソフトウェアの開発を行なっているDeepForest Technologies株式会社が、「日本ドローン森林計測プラットフォーム」を開設した。森林計測の一環としてドローンを活用することを推進し、全国での森林計測技術の普及と計測体制の構築を目指す。プラットフォームを通じて、市販のドローンやソフトウェアを導入した結果、森林計測・解析が可能な測量会社が増えてきている。こうした会社はプラットフォーム上で登録され、地形に合わせたドローン飛行や、一定の品質の写真撮影・レーザー計測を行なっている。
この記事の要約
- DeepForest Technologiesが「日本ドローン森林計測プラットフォーム」を開設した。
- プラットフォームは全国でのドローンによる森林計測技術の普及と計測体制の構築を目指す。
- 登録会社は地形に合わせたドローン飛行や一定の品質の写真撮影・レーザー計測が可能。
ドローンデータからの森林解析ソフトウェアを開発するDeepForest Technologies 株式会社は、日本全国でのドローンによる森林計測技術の普及と計測体制の構築に向けて、新たに「日本ドローン森林計測プラットフォーム」を開設いたしました。
プラットフォームでは下記2点が可能になっています。
①山林でのドローンの飛行や森林解析が可能な業者の検索
ドローンによる森林計測や解析は、市販のドローンやソフトウェアを導入することで可能なため、日本各地に森林計測・解析が可能な測量会社が多くいます。プラットフォームでは地形に合わせてドローンの飛行や、一定の品質でドローンでの写真撮影・レーザー計測が可能な測量会社、DeepForest社製の森林解析ソフトウェアを導入している企業などが森林計測・解析に対応した会社として登録しています。
プラットフォームでは現在地や計測対象地などを指定することで、近くの登録企業や支店を検索することが可能です。そのため、各地域で最寄りの測量会社に依頼することができ、最適なコストでの森林計測や解析依頼が可能となります。
②森林でのドローン計測や解析についてのセミナー情報の配信
DeepForest社が主体となり、山林でのドローンの飛行の仕方やデータの取得方法、取得したデータからの森林解析方法など、最新の森林解析の方法についてセミナーを実施します。DeepForest社製のソフトウェアを利用することで、市販のドローンからでも単木単位での樹木検出や樹種識別、樹高・胸高直径や幹材積の推定が可能であり、ドローンの計測会社や林業事業体の方を対象に、市販のドローンを活用した最新の森林解析の方法を講習します。
なお8月28日には第1回のオンラインセミナーを予定しており、市販のデジカメドローンを活用した森林でのドローンの飛行や森林解析の方法について講習を行います。
詳細はプラットフォームよりセミナー情報をご確認下さい。
・プラットフォームへの登録について
プラットフォームへの登録は無料です。
登録が完了すると、登録したメールアドレスへセミナー情報を配信します。
またプラットフォームへ計測可能な業者として掲載を希望する場合、導入済みの機材やソフトウェア、これまでのスキルやセミナー受講経験を元に、掲載の可否について判断をさせていただきます。
DeepForest Technologies について
DeepForest Technologies は、森林科学の知識とリモートセンシングやAI技術をもとに、森林管理や森林保全に役立つ技術開発を行う京都大学発スタートアップです。同社が開発してきた『DF Scanner』や『DF LAT』は森林管理に関わる誰もがドローンから森林の状況を把握できることを目標に、市販されているドローンから森林の各樹木の樹種やサイズ、材積量や炭素蓄積量の推定が可能なシステムになっています。今後、世界の森林での活用、カーボンクレジット取引や生物多様性評価などの応用を可能にし、世界の森林管理の効率化と森林保全を推進していきます。
会社名:DeepForest Technologies 株式会社
所在地:京都市左京区吉田本町36番地1 京都大学国際科学イノベーション棟
代表者:代表取締役 大西 信徳
設立日:2022年3月30日
事業内容:森林解析ソフトウェア開発・販売 ・森林解析コンサルティング業務
U R L:https://deepforest-tech.co.jp/