K.S.ロジャース、AI活用の業務効率化に向け、神戸市公募プログラムの行政課題解決組に採択
K.S.ロジャース、神戸市SO-Iの公募にAI導入で業務効率化を目指すプロジェクトで採択
神戸市が公募する「AIを活用した各種記録の要約による業務効率化」の協働に、K.S.ロジャース株式会社(以下、KSR)が採択された。KSRの大規模言語モデル(Large Language Model、以下LLM)専門チームであるEDITHチームが本課題に取り組む。議事録等のこれまでの業務で蓄積されたデータをAIに要約させることで、誰でも簡単に過去のやりとりを把握できるようにするものである。
この記事の要約
- K.S.ロジャースが神戸市SO-IのAI導入による業務効率化の課題に採択。
- 議事録等の蓄積されたデータをAIに要約させることで業務効率化を図る。
- 大規模言語モデル専門チーム「EDITH」チームが取り組みを担当。
K.S.ロジャース株式会社(代表取締役:民輪 一博、以下「KSR」)は、
このたび、神戸市SO-I(KOBE BUSINESS PROGRAM)が公募する「AIを活用した各種記録の要約による業務効率化」(以下、本課題)の協働に採択されたことを発表いたします。
本課題では、KSRの大規模言語モデル(Large Language Model、以下LLM)専門チームであるEDITHチームのもと取り組んでいきます。
■本課題の取り組みについて
本課題では、市職員の業務効率化を目指し、議事録等のこれまでの業務で蓄積されたデータをAIに要約させることで、誰でも簡単に過去のやりとりを把握できるようにします。
なお、今回は日本語の自然言語処理に強みを持つ、Fugaku-LLM※1を用いて、総合行政ネットワーク(LGWAN)内に閉じた環境でAIのモデルの構築を目指します。
※1 Fugaku-LLMとは、日本のスーパーコンピュータ「富岳(Fugaku)」の計算能力をフルに活用した先進的なLLMになります。日本語の自然言語処理に強みを持っており、Fugakuは理化学研究所と富士通が共同で開発したスーパーコンピュータで、計算速度や処理能力で世界最高クラスの性能を誇ります。
■EDITHについて
AI技術の進歩やスタートアップを代表に産業の転換点を迎えており、大企業からスタートアップまで新規事業を創出する動きが活発になっています。
KSRはこれまでも新しい技術に意欲的に挑戦してプロジェクト遂行してきた中で、創業以来新規事業の社会実装を牽引・支援してまいりました。2023年10月にはChatGPTを代表に新しい技術であるLLMを活用した支援のご期待から、技術を理解し先端を走るチームが必要と考え、LLM専門チーム、「EDITH」を立ち上げました。
■K.S.ロジャース株式会社について
創業以来、「完全リモート・完全フレックス、雇用形態自由」の形態をとり、新たな働き方の推進を目指してきました。フリーランスや副業エンジニアなども含め、環境に縛られず自由な働き方を実現するコミュニティ型企業です。様々な業界、プロダクト、規模の経験を持つCTO、PM、テックリードなどを含めた約180名が所属しています。また、スタートアップ各社でのハンズオンやWEB・アプリケーションなどのシステム開発支援を行う「スタートアップスタジオ事業」を通じて、国内の各種新規事業の推進支援を行っています。
会社名:K.S.ロジャース株式会社
代表者:代表取締役CEO 民輪 一博
設立:2017年12月
所在地:兵庫県神戸市
事業内容:スタートアップスタジオ事業、ライフスタイルテック事業