一般財団法人日本規格協会、品質管理の情報を一堂に交換:標準化と品質管理全国大会2024及び全国7か所での地区大会の開催
一般財団法人日本規格協会、品質管理全国大会2024と地区大会の開催を発表
{この記事の概要}
一般財団法人日本規格協会は2024年10月7日に標準化と品質管理全国大会を東京・永田町の都市センターホテルで開催することを発表しました。その他にも全国7か所で地区大会も開催され、今回の大会では幅広い分野の講師が招待され、基調講演やパネルディスカッションが行われる予定です。特に重要なテーマとして「AI時代における標準化・法制度の役割・可能性」が取り上げられ、各専門家による討論が予定されています。全国大会のお申し込み受付は2024年8月上旬から開始予定です。
{要約}
1.日本規格協会は標準化と品質管理全国大会を2024年10月に開催することを発表、地区大会も全国7か所で開催予定
2.今回の大会では多彩な講師による講演やパネルディスカッションが行われ、特に注目が集まるテーマは「AI時代における標準化・法制度の役割・可能性」
3.大会のお申し込みは2024年8月上旬から開始予定
一般財団法人日本規格協会(本部:東京都港区、理事長:朝日弘)は、標準化と品質管理の関係者が一堂に会し講演発表を行う一大イベント『標準化と品質管理全国大会』を2024年10月7日(月)に東京・永田町の都市センターホテルで開催いたします。
今年も幅広い分野から多彩な講師をお招き、皆様のお越しをお待ちしております。お申込みの受付は2024年8月上旬より開始予定です。
また、5年ぶりとなる四国地区を含め、全国7か所で地区大会も開催いたします。
全国/地区いずれの大会をお申込みの場合も、後日、全国大会の講演動画を無料でご視聴いただけるお得な特典をご用意していますので、初めての方も、久しぶりの方も、どうぞ今からご予定の確保をお願い致します。
標準化と品質管理全国大会2024
-
講演者 第3弾発表!
本年は、午前中に基調講演を、午後に個別講演とパネルディスカッションを行う二部構成となっています。第3弾の今回はパネルディスカッションを含め4講演を発表いたします(都合により、講演者や講演内容に変更が生じる場合がございます)。
★【パネルディスカッション】AI時代における標準化・法制度の役割・可能性
<ファシリテーター>
東京通信大学 情報マネジメント学部 教授
前川 徹 氏
<パネリスト(順不同)>
・一般社団法人日本経済団体連合会
デジタルエコノミー推進委員会 国際戦略WG主査
永沼 美保 氏
・渥美坂井法律事務所
外国法共同事業 パートナー
三部 裕幸 氏
・今井 翔太 氏
・独立行政法人 情報処理推進機構
デジタル基盤センター長
平本 健二 氏
・一般財団法人日本情報経済社会推進協会
常務理事
坂下 哲也 氏
AI技術はここ数年で飛躍的な進歩を遂げています。本ディスカッションでは、研究・ビジネス、標準化、法律・制度、セキュリティなど多様な分野の専門家をお招きし、最新のAI技術の動向に標準化が深く寄与していることや、標準化・規制・認証の活用がキー要素となることをご紹介いただくと共に、現在の課題や今後の展望について討論いただきます。
★「知財・標準化戦略」による技術の価値向上
三菱電機株式会社
開発本部 主席技監
杉浦 博明 氏
知財戦略と標準化戦略の整合により、技術・製品・サービスの価値を高め、企業の収益を向上させる方策について解説いただきます。具体的には、標準/特許の関係をタイプ分けし、各々の特徴や利用法について整理し、タイプ別に利益の源泉を分析します。特に自社の特許技術等を際立たせる標準の有効性に注目した具体的な事例もご紹介いただきます。
★万博ブルーオーシャン+グローバルビジネスと標準化のタスク
サラヤ株式会社
代表取締役社長
更家 悠介 氏
サラヤは2025年大阪・関西万博でNPO法人ゼリ・ジャパンが出展する「ブルーオーシャンドーム」を支援します。その経緯や、これを契機とする2030年のSDGs終了年に向けた海の持続可能性や持続可能なグローバルビジネスへの挑戦についてお話しいただきます。また、その際の商品の規格や標準化の必要性などについてもご紹介いただきます。
★新市場創造型標準化制度を活用したビジネス戦略
~炭素繊維複合材料の新たな市場を創出!
小松マテーレ株式会社
理事 技術開発本部 本部長補佐 兼 新規事業開発部長
奥谷 晃宏 氏
耐震補強用に開発した「炭素繊維より線」を、新市場創造型標準化制度を活用し耐震補強材として標準化を行った同社。地震国日本には高度成長期に建設された古い工場建物が多く現存します。JISに適合した炭素繊維より線を用いて、工場稼働を止めない耐震補強工法を開発し、第3者認証に挑む取り組みをご紹介いただきます。
-
標準化と品質管理全国大会2024 概要
お申込みの受付は2024年8月上旬より開始予定。
標準化と品質管理地区大会2024
-
標準化と品質管理地区大会2024 概要
お申込みの受付は2024年8月上旬より開始予定。
~標準化と品質管理大会とは~
標準化と品質管理を推進しようとする組織の経営者、管理者、技術者が一同に会し、講演・体験発表を通して、組織のグローバル化や製品・サービスの品質向上を図り、日本企業の国際競争力強化、安全・安心な社会の構築の一助となることを目的に、産業標準化推進月間である10月に毎年開催するものです。全国大会は1958年より、地区大会は1974年より開催されています。
●日本規格協会グループ(JSA)について●
1945年12月に、標準化および管理技術の開発、普及、啓発などを目的に設立された、一般財団法人日本規格協会を中核とするグループです。
我が国の総合的標準化機関として、当グループでは、JIS、国際規格(ISO・IEC規格)、JSA規格の開発、JIS規格票の発行と販売、国際規格・海外規格の頒布、多彩なセミナーの提供、ISO 9001やISO 14001をはじめとする各種マネジメントシステムの審査登録、各種サービスに関する認証、マネジメントシステム審査員などの資格登録、品質管理検定(QC検定)といった多様な事業に取り組んでおります。