ミラッソ株式会社、教育現場の業務効率化を実現するAIプログラム開始

ミラッソ株式会社、教育現場の業務効率化を実現するAIプログラム開始

ミラッソ株式会社が教育業務をAIで効率化するプログラムを開始

ミラッソ株式会社は、教職員の長時間労働の改善を目的としたAI支援プログラム「Teaching Partner Program」を開始しました。このプログラムは、生成AIを活用し、教育現場の業務を効率化することを目指しています。文部科学省の調査によれば、依然として多くの教職員が正規の勤務時間を超過している現状があります。このような中、2023年9月より実施された実証実験が生成AIの導入を促進し、教職員の働き方改革に貢献することが期待されています。ただし、教育現場での生成AI利用はまだ浸透しておらず、さらなる普及が求められています。

この記事の要約

  • ミラッソがAIプログラム「Teaching Partner Program」を開始。
  • 教職員の長時間労働是正を目指し生成AIを活用。
  • 教育現場での生成AI利用は依然として低調。

ミラッソ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:末次 達弘)は、長時間労働の是正が求められる昨今の教育現場において、業務効率化を支援するAI導入・支援プログラム「Teaching Partner Program」事業を開始しましたのでお知らせいたします。

業務効率化で実現する学校の「働き方改革」

令和4年に実施された文部科学省の調査(※1)では、教職員の長時間労働が改善傾向にあることが明らかとなりました。しかし、依然として小学校教諭の64.5%、中学校教諭の77.1%が正規の勤務時間を10時間以上超過するなど、深刻な状況が続いています。

こうした中、2023年9月からは生成AIを活用した教職員の「働き方改革」の実証実験が始まりました(※2)。Chat GPTの登場以降、急速に普及した生成AIは、ビジネスの現場でも業務効率化を目的とした活用が進んでおり、教職員の長時間労働是正にも寄与するものと考えられます。

教職員向けのAI導入・支援プログラム「Teaching Partner Program」を

教育関係者を対象としたアンケート調査では、生成AIの利活用が進まず、仙台大学が2024年7月に実施した調査(※3)によると、教職員による生成AIの利用割合は2割弱に留まっています。

教育現場における生成AIの利用に当たっては、「学生が試験時やレポート時にAIを不正に利用する」等の懸念もある一方で、「生成AIの基礎知識」、「教育への活用方法」、「生成AIを利用した業務効率化」などのノウハウ提供が必要となっています。

ミラッソでは、「教育現場におけるAI活用の在り方と業務効率化」につき、教職員を対象として、教育現場の「働き方改革」に貢献し、生徒に向き合う時間を増やしていただきたいと考えます。そこで、先端ビジネス現場で培われたAIスキルを教育現場に応用し、教職員の業務効率化を実現するAI導入・支援プログラム「Teaching Partner Program」を提供いたします。

本プログラムを通じて、以下の具体的なシーンにおける生成AIの活用を学ぶことができ、業務効率化の一助となります。

  • 学生の調査書・推薦書および通知表のコメント作成等の文章作成

  • レポート採点・アンケート集計等のデータ処理

  • 授業の投影資料や配布プリント等の資料作成

(※1)教員勤務実態調査(令和4年度)の集計(速報値)について(文部科学省)

(※2)生成AIで教員働き方改革 残業「OECD最長」脱却へ(日本経済新聞)

(※3)学生と教員を対象とした生成AIの教育利用状況と意識に関する全国調査(仙台大学)

事業概要

◆提供企業:ミラッソ株式会社

◆提供時期:2024年11月~

◆サービス名:Teaching Partner Program

◆対象:小/中/高校・大学・専門学校/学習塾/スクール等の教育現場

◆内容:業務効率化のためのAI導入・活用支援

ここがポイント

先端ビジネス分野のAI専門人材による、実践的な導入・活用支援を提供

業務効率化はもちろん、次世代を担う生徒指導にも役立つAIスキルを活用

学校毎にカスタマイズした導入設計・運用代行にも対応

カリキュラム例 ※3日間コースの場合

1日目:AI基礎を学ぶ(2時間)

・基本的な使い方を学ぶ

・ChatGPTをカスタマイズできるマイGPTの作成方法

2日目:AI活用実例を通じて実践する(1時間×2コマ)

①文章作成

・生徒の要録(1年間の授業・生活態度などの記録)、会議議事録作成

・通知表のコメント作成

・行事の実施要項(生徒・保護者向け)

②データ処理作成

・レポートの採点

・アンケートの自由回答の集計から課題と対策案を立てる

3日目:AI活用実例を通じて実践する(1時間×1コマ+30分)

③資料作成

・授業の投影資料作成

・生徒に配布するプリント、小テスト、シラバス作成

④実践計画策定(30分)

・AI活用に向けた計画に落とし込む

※実施日数・コマ数は学校の要望に応じて選択可能です。

※本カリキュラムは学校単位、団体単位でもご利用を頂けます。

ミラッソ株式会社について

ミラッソ(https://mirasso.co.jp/)は、イベントや学校への出張授業を通して、「学生の心に火を灯し、未来をWakuWakuさせる体験」を提供しています。

2022年3月以降、約40回/350名以上の中高生にキャリア体験・アントプレナーシップ体験の講義を実施。講師陣として起業家や新規事業に携わるメンバーが多数在籍しており、起業や新規事業創出、AI活用をテーマとした社会人向け講義も開催しています。

お問合せ

ミラッソ株式会社(info@mirasso.co.jp)

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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