モルゲンロットとJAXA、SC24でHPCシステム効率化の成果発表予定
モルゲンロットとJAXA、SC24で共同研究成果を発表
モルゲンロット株式会社とJAXAは、2024年11月17日から22日まで米国アトランタで開催される国際会議「SC24」において、JAXAスーパーコンピュータシステム(JSS3)の効率化を目指した共同研究の成果を発表します。この研究は2024年2月よりスタートし、ジョブの分析や稼働状況の管理手法、消費電力算出機能とジョブ管理環境の連携などがテーマです。発表はJAXAブースで行われ、HPC環境の効率的な運用方法が紹介される予定です。
この記事の要約
- モルゲンロットとJAXAがSC24で共同研究結果を発表予定。
- 発表内容はJSS3の効率化に向けた様々な分析手法。
- HPC環境の運用効率化に関する新しいアプローチを示す。
AIデータセンターなど、ハイパフォーマンスコンピューティング(HPC)環境に特化したソリューションおよびサービスを提供するモルゲンロット株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役CEO:森本竜英、以下「モルゲンロット」)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(本社:東京都調布市、理事長:山川宏、以下「JAXA」)は、2024年11月17日(日)から11月22日(金)まで米国ジョージア州アトランタで開催されるスーパーコンピューティングの国際会議「SC24」のJAXAブースにおいて、JAXAスーパーコンピュータシステム(JSS3)の効率化に向けた共同研究の成果を発表します。
モルゲンロットとJAXAは、JAXAスーパーコンピュータシステム(JSS3)の効率化に向けた共同研究を2024年2月より開始し、今回のSC24においてはJAXAが出展するブースで以下の発表を行います。
● JAXAスーパーコンピュータシステム(JSS3)の効率的な運用に向けた各ジョブの分析結果
● 大規模ノード数の稼働状況を表示・分析する方法の開発
● ジョブ管理環境と消費電力算出機能(EAR)の連携
また、JAXAブースでは、共同研究に参画中のモルゲンロット取締役COO・中村昌道と執行役員CTO・伊藤寿が、発表内容の詳細および継続的に取り組む共同研究の今後の展望について説明いたしますので、SC24にお越しの際は、JAXAブースへぜひお立ち寄りください。
【カンファレンス概要】
名称:SC24(International Conference for High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis)
開催地:米国ジョージア州アトランタ
日程:2024年11月17日(日)から11月22日(金)まで
会場:ジョージアワールドコングレスセンター
公式HP:https://sc24.supercomputing.org/
【展示ブース情報】
出展者名:Japan Aerospace Exploration Agency(JAXA)
ブース番号:4309
展示日時:11月19日(火)10:00-18:00
11月20日(水)10:00-18:00
11月21日(木)10:00-15:00
会場マップ:https://sc24.conference-program.com/map/
● モルゲンロット株式会社について
「必要な時に必要なだけの計算力にアクセスできる世界を実現する。」をミッションに掲げ、企業の計算リソースの可視化・管理・最適化の実現、計算力のシェアリングにより、最適な計算環境の提供を目指すスタートアップです。大企業や研究機関などにおいてイノベーションのための計算力に対する需要が増大しており、今後更に計算力の不足が深刻化していくと予想されています。当社は大企業などが有する計算力の適切な管理を実現するとともに、計算力のシェアリングエコノミーモデルの確立により計算力不足という課題解決に取り組んでいます。
● 会社概要
社名:モルゲンロット株式会社(MORGENROTとはドイツ語で”朝焼けの山頂”という意味)
代表取締役:森本 竜英
設立:2019年4月
本社:東京都千代田区麹町4-4-3 ピネックス麹町6F
● お問い合わせ