Pendoジャパン、プロダクト分析に基づく新ソリューション「オーケストレート」発表

Pendoジャパン、プロダクト分析に基づく新ソリューション「オーケストレート」発表

Pendoジャパンが新プロダクト「オーケストレート」を発表

Pendo.io Japan株式会社は、プロダクト分析に基づく新ソリューション「オーケストレート」を発表しました。この新しいプラットフォームは、電子メールとアプリ内ガイドのメッセージ作成と連携を自動化し、ユーザーの使いやすさを向上させることでリテンションを促進し、企業の成長を支援します。オーケストレートは、AIを活用してプロダクトチームとユーザーのコミュニケーションを一新し、パーソナライズされたメッセージを提供。これにより、企業はユーザーに適切なタイミングで価値ある情報を届けることが可能になり、成長を加速します。

この記事の要約

  • Pendoジャパンが新しいプロダクト「オーケストレート」を発表。
  • 電子メールとアプリ内ガイドの連携を自動化し、ユーザー体験を向上。
  • AIを活用し、パーソナライズされたメッセージ配信が可能に。

 プロダクト分析プラットフォームをSaaSとして提供するPendoの日本法人Pendo.io Japan株式会社(所在地:東京都渋谷区、カントリーマネージャー:花尾 和成、以下Pendoジャパン)は、新ソリューション「オーケストレート」のリリースを発表いたします。オーケストレートは電子メールとアプリ内ガイドのメッセージ作成と連携を自動化します。ユーザーにとっての使いやすさを向上し、リテンションにもつながることで企業の成長を促進する新しいプロダクトです。オーケストレートの追加により、Pendoはプロダクト分析に基づいてユーザーガイドとメール配信を一元管理できる最初にして、唯一のプラットフォームとなりました。オーケストレートは、ノースカロライナ州ローリーで開催された同社の年次イベント、Pendomonium(ペンドモニアム)に集まった過去最高となる2,000人の参加者の前で発表されました。

 オーケストレートはAIと自動化を用いて、プロダクトチームとユーザーのコミュニケーションの形を一新します。プロダクトマネージャーは、アプリケーション内のユーザーのアクティビティに基づいて、パーソナライズされたメッセージを作成し配信することが可能になりました。たとえばユーザーが30日間ログインしていない場合、オーケストレートを使用してメールでサービスへの再アクセスを促し、再度ログインするとアプリ内に「お帰りなさい」というガイドが表示されます。そしてプロダクトの定着化につながる理想的な使い方へとユーザーを誘導します。またオーケストレートは、グロースチームがクロスチャネルを使って無料版から有料版への移行を促進したり、既存ユーザーのサービス利用拡大を図るためのメッセージを作成・管理することを支援します。

 PendoのCEO兼共同創設者であるTodd Olsonは次のように述べています。

「最も成功している企業は、ユーザーに送信するメッセージをパーソナライズしていますが、これを大規模に行うことは従来困難でした。プロダクトチームとグロースチームにこの強力な自動化エンジンを提供できることを大変嬉しく思います。これにより、適切なメッセージを適切なユーザーに適切なチャネルを通じて届けることができ、プロダクトを軸とした具体的な成果を生み出すことができます」

 オーケストレートの主な機能は以下のとおりです。

  • メール作成ツール:ユーザーがアプリにログインしていない時でもコミュニケーションを取ることが可能です。

  • AIを活用したビジュアルデザイナー:コーディング不要で、アプリ内ガイドやメールを瞬時に作成しローカライズできます。

  • ジャーニービルダー:PendoのAIによるセグメント機能を活用して、最適なユーザーを特定します。また、複数チャネルのメッセージを1つのフローに集約して管理し、配信のスケジュールを設定します。

  • プリセットされたテンプレート:オンボーディングなどの特定の使用事例に特化したメッセージのやり取りのためのものです。

  • ユーザー行動に基づく自動化機能:ユーザーの行動パターンやPendoのAIを活用したインサイトからの推奨に基づいてメッセージを自動配信します。

  • 分析機能:メッセージの効果と、定着率や継続率といったプロダクトに関する成果の進捗を追跡します。

  • インテグレーション機能:HubspotやMarketoなどのマーケティングオートメーションツールと連携します(近日公開予定)。 

 オーケストレートは現在ベータ版を展開中ですが、すでに200社を超える企業が導入しており、大きな注目を集めています。集合住宅のオーナー向けにマーケティングや賃貸の自動化プラットフォームを提供するRespageも、ベータ版を導入している企業の1社です。同社のプロダクトマネージャーであるJasmine Kraus氏は、新商品や新機能のお知らせを、実際に使ってくれそうな顧客に効果的に届けるためにオーケストレートを活用しています。 

 Jasmine Kraus氏は次のように述べています。

「オーケストレートを使い始めたときから、アイデアがどんどん浮かんできました。それまでは、新製品のリリースや、アップグレードやアップセルの提案を適切なユーザーに伝えるのに苦労していました。オーケストレートを使うことで、メール配信の対象となるユーザーセグメントを適切に選べるようになり、開封率は通常のマーケティングメールの約2倍になりました。ようやく、本当に必要なユーザーにメッセージを届けられるようになり、しかもPendoを使うと驚くほど簡単にできます」 

 オーケストレートは国内のお客様も利用可能です。詳細はこちらをご覧ください。

Pendomoniumについて

 Pendomoniumは、Pendoが毎年開催しているプロダクトの祭典で、先進的な基調講演や新製品の発表、実践的なワークショップなど、様々なプログラムを盛り込んだエキサイティングなイベントです。

 2024年のPendomoniumでは、『Co-intelligence: Living and Working with AI』の著者であるペンシルバニア大学ウォートン校のEthan Mollick教授と、ニューヨーク・タイムズ紙のベストセラー作家であるDan Heath氏による基調講演に加えて、1980年代を代表するヒップ・ホップ・グループ、Run DMCのRev Runによるパフォーマンスが行われました。45以上の教育セッションには、ニューヨーク・タイムズ、ゼネラルモーターズ、Kraft Analytics Group、Spotify、Duolingo、Asana、PNC Bank、ユナイテッド航空、Yahooなどの大手企業のプロダクトリーダーが参加しました。

Pendoについて

 Pendoは、「ソフトウェアで世界のプロダクト体験を向上する」をミッションに掲げ、ユーザーの期待にソフトウェアを近づけるためのプロダクトプラットフォームを提供しています。2013年にノースカロライナ州ローリーに設立されたPendoは、あらゆる規模の企業にプロダクト主導で収益を促進し、より効率的なプロセスを作成し、従業員に権限を与える能力を提供します。Pendoの顧客にはVerizon、Morgan Stanley、LabCorp、OpenTable、Okta、Salesforce、Zendeskなどの世界の大手企業が含まれます。

 2020年11月1日に、Pendo.io Japan株式会社として日本法人を設立。

公式ホームページ:https://jp.pendo.io/about

Pendoの導入事例詳細:https://jp.pendo.io/customers/


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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