セキュアとイオンモール、完全レジレス無人店舗実証実験開始

セキュアとイオンモール、完全レジレス無人店舗実証実験開始

セキュアとイオンモールが共同で無人店舗実験を開始

株式会社セキュアとイオンモールは、最新のデジタル技術を活用した完全レジレス・無人店舗の実証実験をイオンモール羽生にて10月24日より開始します。この実証実験では、期間限定で羽生市の特産品である藍染商品やイオンのプライベートブランド商品を展開。利用者は専用QRコードでの入店が可能で、商品をレジに通さず退店できるシームレスな買い物体験が実現されます。今後は地域特産品やDtoC商品を展開し、無人店舗の利点を活かした販売戦略が検討されています。

この記事の要約

  • セキュアとイオンモールが完全レジレス無人店舗の実験を開始。
  • 藍染商品やプライベートブランド商品を期間限定で展開。
  • QRコード利用でスムーズな入退店が可能な新しい買い物体験。

セキュリティソリューションを提供する株式会社セキュア(本社:東京都新宿区 代表取締役社長:谷口 辰成、証券コード:4264、以下「セキュア」)は、国内外にて200施設以上のショッピングモールを開発・運営するイオンモール株式会社(本社:千葉県千葉市、代表取締役社⻑:大野 惠司、以下「イオンモール」)と協働で、最新のデジタル技術を活用した、完全レジレス・無人店舗の実証実験をイオンモール羽生にて10月24日(木)より開始します。 

 第1弾として、10月24日(木)〜30日(水)の期間、「藍染のまち」として知られる羽生市の特産品である藍染商品と、イオンが取り扱うプライベートブランドの商品を展開します。11月以降は藍染商品とスポーツ関連商品の販売を予定しております。今後は地域の特産品やDtoCの商品を短期で試験販売するなど、販売員の手配を必要としない利点を活かした商品展開を検討していきます。 

 

今回の無人店舗は完全レジレスのウォークスルー型店舗です。店内には32台のカメラが天井に設置されており、棚の重量センサーは使用せずカメラ映像のAI解析のみで運営します。利用者は専用QRコードで入店後、商品をレジに通すことなく退店できるため、レジ操作やレジ待ちのないスムーズなお買い物を体験できます。 

 

■実証実験概要 

  • 期間(予定):2024年10月24日(木)~1年間 

  • 場    所:イオンモール羽生 2階 232区画 

  • 店    名:AI STORE LAB 

  • 営 業 時 間 :10:00 ~ 21:00 

  • 第1弾販売商品: 

    ・イオンプライベートブランド商品(冬用インナーなどの衣類、食品、飲料、日用品、化粧品) 

    ・地元企業の藍染商品  

  • 決 済 方 法:専用アプリをダウンロード。クレジットカードを登録し専用QRコードで入店。 

    ・入店用アプリ_QR(iOS):
    https://apps.apple.com/jp/app/ai-store-lab/id6717573651 

    ・入店用アプリ_QR(Android)

    https://play.google.com/store/apps/details?id=io.aifi.autocheckout.aeon&hl=ja  

地元企業の藍染商品

<参考> 

「完全レジレス・無人店舗の実証実験を実施~デジタル技術の活用で社会課題を解決する~」 

https://secureinc.co.jp/news/detail.html?id=2053 

 

■検証する内容 
1. ショッピングモール内での無人店舗の有効性 

2. ショッピングモール内店舗の新たな販売方法の有効性 

3. 外部企業による短期間での販売の有効性 

4. 地元小規模小売販売者の販売・PRの有効性 

5. 販売可能商品の検証 

 

■実証実験の背景 

近年、人手不足の状況は深刻化しており、大きな社会問題になっています。店舗では営業時間の短縮やセルフレジなど様々な取り組みが行われていますが、人手不足の問題は、既存の店舗運営に対しマイナスの影響を与えるだけではなく、小規模小売業者やスタートアップ企業による新たなチャレンジを止めてしまうことにも直結します。 

セキュアとイオンモールは、人手不足の解決手段の一つとして、セキュアが展開するレジレス無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」の技術を活用し無人店舗の実証実験を行います。 

企業やメーカーは無人店舗に商品を陳列するだけで商品の販売が可能となります。遠隔地の特産品や限定商品の販売、地場企業や地域のスタートアップ企業の生産品など、販売員の手配や会計対応がネックとなり、実現が難しかった商品販売が可能となり、お客さま・企業の双方に大きなメリットをもたらします。 

 

■今後について 

今後、実証で得られた経験やデータを基に、商業DXを推進し、より便利でスムーズな販売システムを構築します。監視カメラを単なるセキュリティツールではなく、AIを活用して普段使いすることで店舗運営の問題解決や新たな運営方法を創出します。、無人店舗運営を通じて、小売業界の人手不足解消に寄与するとともに、安心安全でスマートな社会作りへ邁進してまいります。 

 

■「SECURE AI STORE LAB 2.0」について 

“SECURE AI STORE LAB 2.0” は、決済、棚割りの解析など最新テクノロジーで未来のショッピングを体験いただけるレジレス・無人化店舗です。また、AIを活用した「実証実験」が行える研究所でもあります。各種の流通小売企業に先駆けて実験店舗をつくることで、導入しやすい適正価格で無人店舗の設備を開発できるノウハウを獲得することを目的としています。
AIを活用して在庫を把握し、消費者が興味を持ったものの購入に至らなかった商品の分析など、マーケティングにも活用できるようなソリューションの開発・提供を目指しています。 

 

■商標について 
本ニュースリリースに記載されている会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。 

 

■イオンモールについて 

会社名 : イオンモール株式会社 

所在地 : 千葉県千葉市美浜区中瀬一丁目5番地17F・8F 

代表者 : 代表取締役社長 大野 惠司 

設 立 : 1911年11月 

URL : https://www.aeonmall.com/ 

イオンモールは、イオングループの中核企業として大型ショッピングモールの開発・運営を行い、日本国内、中国、アセアンに約200施設を展開しています。商業施設などの開発・運営を通じて自治体や他業種企業など、広くパートナーの皆さまと協力することで、地域の課題を解決し、より豊かな暮らしを実現するための変革を進めています。

 

■セキュアについて 

会社名 : 株式会社セキュア 

所在地 : 〒163-0220 東京都新宿区西新宿二丁目6番1号 新宿住友ビル20階 

代表者 : 代表取締役社長 谷口 辰成 

設 立 : 2002年10月16日 

URL : https://secureinc.co.jp/ 

「AI×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムに、AI(画像認識)技術を掛け合わせた付加価値の高いセキュリティソリューションを提供しています。顔認証による入退室管理システムでは、2020年、2021年、2022年と3年連続マーケットシェアNo.1を獲得(数量ベース)。中小から大手企業まで過去10,000社以上の導入実績があり、性能・コスト・安定性を考慮したシステムの設計や設置環境までの最適化をサポート。あらゆる空間の安心・安全と最適なソリューションをご提案します。 

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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