日本野鳥の会、バードウォッチングウィークでeBird投稿促進キャンペーン実施

日本野鳥の会、バードウォッチングウィークでeBird投稿促進キャンペーン実施

バードウォッチングウィークでeBird投稿を楽しもう

日本野鳥の会は、バードウォッチングウィークにおいて、参加者がeBirdに観察情報を投稿しやすくするためのキャンペーンを実施します。期間は11月1日から7日まで。観察対象の3種の鳥を見たり、期間中毎日投稿した方には記念品がプレゼントされるチャンスもあります。eBirdは市民科学プロジェクトで、世界中の野鳥観察データを集め、鳥類調査や保全活動に貢献しています。秋から冬にかけてのバードウォッチングに最適な時期に、ぜひみんなで参加して楽しんでみましょう。

この記事の要約

  • 11月1日から7日までバードウォッチングウィークを実施。
  • 参加者はeBirdに観察情報を投稿することで記念品を獲得可能。
  • eBirdは市民科学プロジェクトで、観察データは鳥類研究に活用される。
Macaulay Library/©Atsushi Shimazaki

(公財)日本野鳥の会(事務局:東京、会長:上田恵介、会員・サポーター数:約5万人)は、バードウォッチングウィーク<11月1日(金)~7日(木)>に、より多くの方が野鳥観察を楽しみながら、世界規模の市民科学プロジェクト「eBird」に観察情報を寄せていただけるよう、「バードウォッチングウィーク! 季節の鳥をeBirdに投稿しよう」キャンペーンを実施します。観察対象種の鳥を見た方、期間中毎日投稿した方には、記念品をプレゼントいたします(該当者多数の場合は抽選)。

eBirdについて

eBird(イーバード)は、米国・コーネル大学鳥類学研究室(Cornell Lab of Ornithology)が運営する世界最大の野鳥観察データベースであり、市民科学(市民と科学者が協働する科学研究)プロジェクトです。eBirdには世界中のバードウォッチャーから10億件を超える野鳥観察情報が寄せられ、蓄積されたデータは鳥類の調査研究や保全活動に活用されています。(公財)日本野鳥の会はコーネル大学鳥類学研究室と協働で、その日本語サイトを運営しています。

eBirdでは、自分のバードウォッチングの記録をスマートフォンやPCから投稿して、アーカイブできます。また、さまざまな検索機能で、世界の野鳥の写真や音声を検索したり、どこに行けば見たい鳥が見られるか、人気のバードウォッチングスポットはどこか等を調べることができます。eBirdを利用すれば、スマートフォンひとつが、フィールドノートに、図鑑に、探鳥地ガイドにもなります。

11月1日~7日はバードウォッチングウィーク。eBirdで野鳥観察を楽しもう!

11月1~7日はバードウォッチングウィークです。秋から冬にかけては木々の葉が落ち、鳥の姿を見つけやすくなります。ガン・カモ類など比較的大型の水鳥も渡ってくるので、バードウォッチングを始めるのにはよい機会です。家の周りや公園、身近な緑地や水辺で見られる野鳥を観察して、eBirdに投稿してみましょう。観察対象種の季節の鳥3種(ジョウビタキ、モズ、マガモ)をすべて見た方、7日間毎日投稿した方には、素敵なプレゼントも!

「eBirdを使ってみたいけれど、見た鳥の名前がわからない」という方には、eBirdと連動してAIが鳥の識別をサポートするアプリ「Merlin」がおすすめです。キャンペーンに合わせて、アプリ「Merlin」の使い方を紹介するオンラインセミナーも開催します。


「バードウォッチングウィーク!季節の鳥をeBirdに投稿しよう」キャンペーンの概要

期間

2024年11月1日(金)~7日(木)(バードウォッチングウィーク)

参加方法

期間中、いつでも好きな時間にバードウォッチングをして、見た鳥をアプリ「eBirdモバイル」またはeBirdのウェブサイトから投稿してください。
※初めて使う方は「これを読めばわかる!eBird&Merlinの使い方」(PDF/1.2MB)をご覧ください。

参加賞

1.サントリー特別賞

期間中にチェックリストを投稿された方のうち、観察対象種(季節の鳥3種:ジョウビタキ、モズ、マガモ)をすべて見た方10名さま(該当者多数の場合は抽選)に、サントリーホールディングス株式会社提供の「ステンレス製真空タンブラー『フクロウ』(薮内正幸イラスト)」をさしあげます。

協力:薮内正幸美術館

観察対象種-季節の鳥3種-

ジョウビタキ(Macaulay Library/©Alexander Kitiashvili)
モズ(Macaulay Library/©Atsushi Shimazaki)
マガモ(Macaulay Library/©Hiroyuki Tamura)

2.日本野鳥の会賞

11月1~7日の7日間毎日チェックリストを投稿した方10名さま(該当者多数の場合は抽選)に、日本野鳥の会オリジナルグッズ「卓上カレンダー2025」と「今治タオルハンカチ・ルリビタキ」のセットをさしあげます。


講座のご案内

オンライン講座「AIと野鳥識別対決‐Merlinに挑戦!2024秋冬編」

日時:2024年10月23日(水)19:00~20:00

内容:「Merlin」は、世界最大の野鳥観察データベース「eBird」と連動して、野鳥の識別をサポートするアプリです。このウェビナーでは、Merlin(AI)とバードウォッチャー(日本野鳥の会:奴賀俊光)の識別クイズ対決を通じて、野鳥を識別するポイントと、アプリ「Merlin野鳥識別」をうまく活用するコツをご紹介します。識別クイズには、視聴者の皆さまもご参加いただけます。

方法:Zoomウェビナー(定員300名、先着順)

参加費:無料

ジャパン・バードフェスティバルで、eBirdの使い方を紹介します!

11月2日(土)~3日(日・祝)に我孫子市で開催されるジャパン・バードフェスティバルにブース出展し、eBirdの使い方をご紹介します。「eBirdを使ってみたいけれど、設定方法や使い方がわからない」という方は、ぜひブースにお越しください。スタッフが設定をお手伝いします。会場でバードウォッチングし、見た鳥をeBirdに投稿した方には、記念品をプレゼント!

ジャパン・バードフェスティバルの詳細はこちら


eBirdとは

世界規模の市民科学プロジェクト

eBirdは、米国・コーネル大学鳥類学研究室が運営する、世界的な科学研究プロジェクトであり、誰でも参加できる市民科学プロジェクトです。世界中のバードウォッチャーの野鳥観察記録をオンラインで共有し、鳥類の研究や保護に役立てることを目的に、2002年に開発されました。2024年10月1日現在、eBirdの利用者は世界で100万人、国内で8000人を超え、日々増え続けています。

2021年11月より、日本語で利用可能に

eBirdは、コーネル大学鳥類学研究室と、世界中のパートナー団体、何千人もの地域の専門家、何十万ものユーザーの協働で運営されています。2021年11月にコーネル大学鳥類学研究室と(公財)日本野鳥の会によりeBirdの日本語版が公開され、eBirdへの投稿や検索、関連するアプリが日本語で利用できるようになりました。eBirdの日本語版は、現在、サントリーホールディングス株式会社(メインスポンサー)と、カールツァイス株式会社(協賛)のご支援を得て、(公財)日本野鳥の会が運営しています。

eBirdは多言語に対応しており、世界中で利用できます。また、eBirdに蓄積されたデータは、調査研究や教育活動、自然保護活動など非営利目的であれば、誰でも自由に利用できます。

日本野鳥の会 組織概要

組織名:公益財団法人 日本野鳥の会(会員・サポーター 約5万人)

代表者:理事長 遠藤孝一

所在地:〒141-0031 東京都品川区西五反田3-9-23 丸和ビル

URL:https://www.wbsj.org/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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