ダスキンが2044年の汚れをAIで予測する特設Webコンテンツ公開

ダスキンが2044年の汚れをAIで予測する特設Webコンテンツ公開

ダスキンが20周年を記念し未来の掃除をAIで予測

株式会社ダスキンは、年末大掃除実態調査開始から20年を迎え、その記念として特別Webコンテンツ「AIと考える汚れ・おそうじ 未来予測2044」を公開しました。AIを用いて、20年後の掃除のトレンドや汚れの予測を行い、未来の家庭環境を視覚化しています。このコンテンツは、ダスキンの公式Webサイトで閲覧可能で、業界のイノベーションを支えるものです。

この記事の要約

  • ダスキンが大掃除実態調査20周年を祝う。
  • AIによる2044年の汚れや掃除の予測を公開。
  • 特別Webコンテンツは公式サイトで閲覧可能。
「AIと考える汚れ・おそうじ未来予測2044」

株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保裕行)は、2024年で年末大掃除の実態を調査・分析をはじめてから20年を迎えました。今回、大掃除調査20周年を記念して、20年後の未来の汚れやおそうじについてAIによる予測をまとめた特別Webコンテンツ「AIと考える汚れ・おそうじ 未来予測2044」を公開しました。

「AIと考える 汚れ・おそうじ未来予測2044」

 URL:https://www.duskin.jp/special/osoujino-mori/ai_yosoku/

■ダスキンが20年後の未来の汚れについてAI予測した「AIと考える 汚れ・おそうじ 未来予測2044」特設Webコンテンツを公開!

1963年の創業以来、ダスキンは「おそうじ」に真摯に向き合い続け、創業60周年を迎えました。また、年末の大掃除という大きなイベントに関する実態調査と分析始めてから、今年で20年目となります。

 ▶参考:第20回 ダスキン 大掃除に関する意識・実態調査

 URL:https://www.duskin.co.jp/news/2024/pdf/241001_01.pdf

そのような節目の年だからこそ、私たちの生活の身近な汚れが今後どう変化するのか、私たちのおそうじとの向き合い方は変わっていくのか、AIの力を借りて、20年後の未来の汚れについて予測しました。

本Webコンテンツでは、キッチン、浴室、トイレ、リビング、窓、衣服の6つについて、20年後の汚れや掃除の変化について、AI予測をまとめています。また、夢のような未来のお掃除道具についてのAI予測も紹介していますので、是非コンテンツをお楽しみください。

※本予測はAIが予測したもので、未来を確約するものではございません。

<<「AIと考える汚れ・おそうじ未来予測2044」 ダイジェスト>>

■CHANGES:20年後のお家の中の汚れを見てみよう!

CHANGES

※特別Webコンテンツ「AIと考える汚れ・おそうじ 未来予測2044」では、キッチン、浴室、トイレ、リビング、窓、衣服の6つについて、20年後の汚れや掃除の変化について、AI予測を紹介しています。本リリースでは、キッチンのダイジェストをご紹介します。


▶キッチン:AIコンシェルジュが料理を提案し、後片付けまでやってくれる。

KITCHEN

▶生活様式の変化:日常の料理はほぼ自動調理任せに、人間は“趣味”として料理を楽しむ。 

リモートワークによる在宅勤務やオンライン学習がより一般化したことで、家にいる時間が増え、自宅のキッチンはフル稼働状態へ。しかし自動調理システムが普及し、AIが個人に必要な栄養素と好みを完全に理解し、最適な食事を提案・調理してくれるようになります。

いっぽうで手の込んだ創造的な料理を自宅で学ぶサービスが普及することで、人間は「料理を完全なる趣味」として捉え「特別な記念日の手作り料理」などを楽しむようになるでしょう。

▶汚れの変化:汚れがつきにくく自己洗浄機能を持つ、革新的なキッチンが普及。

自動で洗浄してくれるキッチンや調理家電、またおそうじロボットの登場で、人間の手でおそうじすることは、ほぼなくなります。さらに、汚れが付きにくく落ちやすいコーティングが施された調理台やシンクも一般的に。これらの効果で2024年に比べてキッチンの汚れは70%も減少。

しかし、ヘルシーブームを受け、動物の肉を使用しない代替肉が普及することで、新たな悩みとして植物由来の油汚れや植物繊維汚れなど新たな汚れが発生するかもしれません。

▶掃除の変化:1日5分程度のメンテナンスだけで、いつもピカピカのキッチンをキープ。

2044年のキッチンは、汚れにくいうえに、たとえ汚れたとしても自動洗浄してくれるので、長時間かかるようなおそうじが不要になりました。ただ、センサーが検知しにくい場所や、ひどく汚れた時、システムのメンテナンスなど、完全に人間いらずにはなりません。とはいっても、おそうじの時間は1日5分程度になるでしょう。

また、酵素を用いた汚れの分解・洗浄方法が発達。水の使用量も減り、環境にやさしいおそうじが定着します。


■Appendix:未来では、こんなおそうじ道具が誕生するかも・・・?

※特別Webコンテンツ「AIと考える汚れ・おそうじ 未来予測2044」では、全部で6つの未来のおそうじ道具のAI予測を紹介しています。

●食虫植物が進化!?汚れを食べるエコペット・プランツ

遺伝子組み換えにより開発された、家の中を動き回って汚れを食べる植物。常に家をキレイにしてくれるので、家庭内で出るゴミの量はグッと減るかも…?

エコペット・プランツ

●これで家庭の喧嘩もなくなる!?ムードリンク・フレグランス

空気洗浄機が、空気を読む?!ただ空気を清潔に保つだけなく、人の感情を読み取り、その喜怒哀楽に応じて最適な香りを自動調整する空気清浄機。住人の気分を落ち着かせ、喧嘩もなくなる!?

ムードリンク・フレグランス

■20年後のAI予測を実施して、ダスキン 広報 コメント

「AIと考える 汚れ・おそうじ 未来予測2044」では、未来では、これまで面倒な作業だった「おそうじ」も、そのほとんどが人間の手を離れていくと予測されています。しかしAIによって多くが自動化されても、キレイの基準や住まいの快適さを決めるのは、そこに住む人間です。

「おそうじ」は私たち人間の暮らしを整える大切な営みであるとともに、その時の心の状態を映し出します。「AIと考える 汚れ・おそうじ 未来予測2044」を通じて、未来に向けた自分らしい生き方、暮らし方を考えてみるのもいいかもしれません。

■20年後の汚れAI監修を実施してSHIFT AI 代表取締役 木内翔大氏 コメント

この度は非常に面白いお取り組みをダスキン様と実施させていただきありがとうございます。今回AI予測の監修(プロンプト作成、予測実施、AI生成画像作成)をSHIFT AI特別チームとして担当させていただきました。

今回、予測を立てる上で最も難しかった点は、未来予測の不確実性をどのように活かすかということでした。生成AIは過去のデータや情報を基に学習したものを提供・回答するため、20年先の未来に対する明確なエビデンスが不足していました。これにより、客観性を保ちつつ信頼性の高い予測を行うことに苦心しました。そのため、プロンプトの工夫だけでなく、リサーチができるAIなども併用して予測の確立に努めました。

一方で、予想以上に驚いたことは、AIが生成した予測の中に、「自動で洗浄してくれるキッチンや調理家電、またおそうじロボットの登場で、人間の手でおそうじすることは、ほぼなくなくなる」など、人間が想像するようなシナリオと類似したものが含まれていたことです。おそうじロボットはすでに一般家庭で使われることが増え、スマート家電の進化により、すでに多くの家事の簡略化が進んでいますが、今回プロンプトを工夫し、アイデアを広げる指示をさせていくと、私たちが考えもしなかった新しいアイデアや視点が AI から提示されたことは非常に興味深い経験でした。

本プロジェクトを通じて、未来予測の難しさと同時に、AIが持つ可能性を改めて認識することができました。人間の創造力とAIの分析力を組み合わせることで、より幅広い視点が生まれることを実感することができ、このような革新的なプロジェクトに参加できたことに感謝しています。

■AI監修

社 名:株式会社SHIFT AI 

所在地:東京都渋谷区渋谷2丁目24-12 渋谷スクランブルスクエア 

代表者:代表取締役 木内 翔大

10歳でプログラミングを始め、大学時代はフリーランスエンジニアとして3年ほど活動。2013年に日本初のマンツーマン専門のプログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を創業。累計4.5万人にIT教育を行い、2021年に上場企業へ売却。2022年に株式会社SHIFT AIを設立し、「日本をAI先進国に」を掲げ、AIのビジネス活用を学べる国内最大級のコミュニティ「SHIFT AI」を運営。Xを中心にSNSで9.0万人のフォロワーに向けてAI情報を発信。
X アカウント:https://x.com/shota7180

SHIFT AI HP:https://lp.shift-ai.co.jp/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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