どうとんぼり神座、AIによる発注自動化「HANZO自動発注」導入で業務効率化

どうとんぼり神座、AIによる発注自動化「HANZO自動発注」導入で業務効率化

どうとんぼり神座が「HANZO自動発注」を導入し業務改善

「どうとんぼり神座」が、AIを活用した発注自動化ツール「HANZO自動発注」を導入しました。このシステムにより、年間15,000時間以上かかる発注業務を90%削減することを目指しています。食材の在庫確認や売上予測などの業務負担を軽減することで、店舗の運営状況が可視化され、本部が各店舗の状況を把握しやすくなります。また、同社は2023年12月から「HANZO 人件費」を導入し、従業員の働きやすさを向上させる取り組みを進めていきます。これらの施策はDX推進の一環として位置づけられています。

この記事の要約

  • どうとんぼり神座が「HANZO自動発注」を導入し効率化を実現。
  • 年間15,000時間の発注業務を90%削減を目指す。
  • DX推進により従業員の働きがい向上を目指す。

株式会社Goals(本社:東京都港区、代表取締役社長:佐崎 傑、以下 当社)が飲食店向けに提供している「HANZO 自動発注」は、株式会社理想実業(所在地:大阪府大阪市、代表取締役社長:布施 真之介)が運営するラーメンレストラン「どうとんぼり神座」の84店舗に2024年10月1日より導入されます。 発注業務の自動化により、発注にかかる業務時間の削減を実現します。

 店舗では食材の発注に際しては売上の予測や、現在の在庫の確認、今後の納品スケジュールなどを計算する必要があり、発注担当者には時間・心理的両面での負担がかかります。

 今回「HANZO 自動発注」の導⼊で、AIが発注を代行し、年間15,000時間以上かかっていた発注業務の90%削減を目指します。また、店舗における食材の在庫・発注状況が可視化されることで、本部が各店舗の状況を把握でき、店舗運営の最適化につながります。

 「どうとんぼり神座」では、シフト作成を効率化する「HANZO 人件費」を2023年12月より導入されています。DX推進による従業員の働きがい向上への取り組みを、当社は「HANZO」シリーズの提供・サービス強化で支援してまいります。

■「HANZO」シリーズとは

 飲食店のバックヤード業務をAIで自動化し、業務効率化・適正なコストコントロールに貢献するクラウドサービスです。

HANZO 自動発注

 天候に左右される売上増減や、直近の注文傾向なども加味した売上予測を店舗ごとにAIが行った上で、適切な食材の発注量を算出し自動で発注システムに連携します。発注時間短縮のほか、発注ミス・精度のばらつきによる食材不足(品切れ)や過剰在庫を防止し、心理的負担や食材ロス軽減に貢献します。 

HANZO 人件費

 AIが45日先までの売上予測をもとに、時間帯別の来客数予測や必要な人員数、労働時間目安を提案します。人員過不足がないシフトの作成に活用できる他、月次の売上計画も店長のスキルを問わず適切な算出を可能にします。

◾️どうとんぼり神座(かむくら)とは

どうとんぼり神座は、創業者 布施正⼈が1986年に創業しました。

創業当時から看板メニューの「おいしいラーメン」は、フレンチレストランのオーナーシェフをつとめていた創業者が、1年半の歳⽉をかけて⽣み出した秘伝のスープに、たっぷりの⽩菜と豚バラ⾁を加えてあみ出した、伝説のラーメンです。神座のスープは、限られたスープソムリエ資格を持つスタッフが、徹底的に味を管理しています。この「おいしいラーメン」の⼈気により、⼤阪・道頓堀に4坪9席からスタートした店は、1⽇500杯以上を売り上げる⼈気店になりました。

現在は、全国90店舗・海外店舗(アラモアナセンター店及びKAMUKURA Surf + Dine Hawaii店)を含むと92店舗を展開しており(2024年9⽉末時点)、⼥性が⼀⼈で⼊っても、安⼼して⾷事ができるような明るく清潔な店内になっています。

◾️理想実業 会社概要

会社名:株式会社理想実業

所在地:大阪府大阪市北区中之島3丁目6番32号 ダイビル本館17階1706号室

代表者:代表取締役社長 布施 真之介

設立:1992年3月

事業内容:どうとんぼり神座や浪花そばなど10ブランド以上を展開

企業URL:https://rsj.co.jp/

◾️Goals 会社概要

会社名:株式会社Goals

本社:東京都港区芝5-3-2 +SHIFT MITA3F

代表者:代表取締役社長 佐崎 傑

設立:2018年7月

事業内容:外食企業向け業務支援クラウドサービスの開発・販売・運用支援

企業URL:https://goals.co.jp/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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