日経クロステックNEXT東京とメッセナゴヤ2024でMattermostと連携したAIソリューションを発表

日経クロステックNEXT東京とメッセナゴヤ2024でMattermostと連携したAIソリューションを発表

AIソリューションの新たな可能性を示す展示を実施

株式会社ヴィセントは、日経クロステックNEXT東京およびメッセナゴヤ2024において、Mattermostと連携した新しいAIソリューションを発表しました。このソリューションは、生成AIやRAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、企業独自のデータを効率的に利用することを目的としています。特に、情報網羅性の向上に向けたフレームワークと制御アプリを搭載しており、知識ベース(ベクトルDB)の検索精度を改善し、回答精度を向上させることに注力しています。本展示は、企業が独自のAIアシスタントを育成するための一歩となるでしょう。

この記事の要約

  • 株式会社ヴィセントが生成AIを活用したAIソリューションを展示。
  • RAGの優位性を残しつつ、回答精度を向上させるフレームワークを採用。
  • 企業独自の情報と最新のオープンデータによる知識ベースの改善を図る。

■展示内容について

ユーザーが、「お困りごと」をMattermostにて質問を行うと、その質問についての回答(企業独自のコンテンツ+外部データ(今回は情シスがテーマ))を得ることができる仕組み図

昨今、様々な企業が生成AIやRAG(Retrieval-Augmented Generation)を活用し、自社データを最大限に活用することで業務効率化を実現しはじめています。

株式会社ヴィセントは、今回の展示において企業独自のAIを育成するべく、RAGの持つ良さを残しつつ、回答精度を調整できるフレームワークを付与した社内AIアシスタントソリューション(※1)を展示します。

RAGの仕組みがもつデメリットの一つとして、情報網羅性が知識ベース(ベクトルDB)の品質に左右されるということがございますが、このデメリットに対して、今回の展示では制御アプリと情報制御をするフレームワーク+UIによる改善を意図した展示となっています。これにより、企業独自の情報と最新のオープンデータを合わせた際に知識ベース(ベクトルDB)での検索精度を制御し回答精度をあげる仕組みに視点をあてたものとなっています。

これにより、RAGのメリットである、知識ベースの更新の容易さ、最新の情報に基づいた回答、学習コストが低いという利点を生かすだけでなく情報網羅性のデメリットについても対応したRAGソリューション(RAG tuning framework)となっております。

(※1)情報の種類やフォーマットにより精度の偏りが推測される為、今後の引き続き研究・改善を実施します。

今回、このRAGのソリューションに、ビジネスチャットのMattermost(マターモスト(※2))を「社内アシスタントAI」のインターフェース(窓口)として連携しています。

Mattermostは、オンプレミス環境にも適応できるビジネスチャットであり、クローズな環境でご利用いただけます。よって社内独自の情報をMattermostから投入することで、安全に社内アシスタントAIを利用および育成ができます。さらに、外部からの最新情報も、そこに追加することで、企業独自の情報+外部情報をより適切な回答として得られます。大きな強みとして、社内の情報が安全に活用できる仕組みと、外部のオープンな情報も随時取り入れられる仕組みをご支援できるソリューションとなっています。

■一例として下記のような課題を解決

 ・情シス付随のヘルプデスク代替

 ・調査時間の短縮

 ・システム運用管理支援(利用システムのインシデント管理、対策検討)

 ・セキュリティ対策支援

社内における情報システムの運用・管理(インフラ含む)・セキュリティ運用・管理・基幹システムのデータ監視(不正検知)など情報システム部門に求められる役割は少なくありません。技術系人材不足の昨今において、この情シス人員の役割の代替ともなる「企業独自AI育成のための仕組み(社内AIアシスタントソリューション)」となります。

展示は今回、情報システム部門向けに制作しております。仕組み自体は企業独自のAI育成と、企業独自データ×インターネットにおけるオープンデータをくみあわせ、最適解をAIがだしてくれる仕組みを展示していますので、基本的にどの業種の方でもお使いになることができる仕組みとなります。また、無料ではじめられるビジネスチャットのMattermost(マターモスト)も同時にご体感いただくことが可能です。

(※2)Mattermost(マターモスト※)の製品ページはこちらから

株式会社ヴィセントはMattermost.Incの公式代理店です。

URL: https://vicent.co.jp/products/mattermost/

■日経クロステックNEXT 2024について

日経クロステックNEXT 2024

「経営とITをデザインする」フューチャーアーキテクトは、経営とITの両輪によって企業と社会のDXを推進するITコンサルティング企業です。「日経クロステックNEXT 東京 2024」は、講演とディスカッション、展示により最新のITソリューションとテクノロジーを紹介する「DXの総合展」です。

■日経クロステックNEXT 東京 2024概要

開催日時:2024年10月10日(木)、10月11日(金)

開催場所:東京国際フォーラム ホールE

当社ブース番号:328

出展テーマ:エンタープライズDX

主催:日経BP
〒100-0005 東京都千代田区丸の内3丁目5番1号
会場URL : https://www.t-i-forum.co.jp/access/access/

事前登録: https://events.nikkeibp.co.jp/xtechnext/2024tky/

※入場は事前登録制(無料)です。

■メッセナゴヤ2024について

メッセナゴヤ2024

メッセナゴヤは、愛知万博の理念(環境、科学技術、国際交流)を継承する事業として2006年にスタートした「異業種交流の祭典」。業種や業態の枠を超え、幅広い分野・地域からの出展を募り、出展者と来場者相互の取引拡大、情報発信、異業種交流を図る日本最大級のビジネス展示会です。

■メッセナゴヤ 2024概要

開催日時:2024年10月30日(水)、11月1日(金)

開催場所:ポートメッセなごや 第1展示館(名古屋港金城ふ頭)

当社ブース番号:A-16

主催:メッセナゴヤ実行委員会
〒455-0848 名古屋市港区金城ふ頭二丁目2番地
会場URL : https://www.messenagoya.jp/access

株式会社ヴィセント

株式会社ヴィセント

(株)ヴィセントは2006年の設立。システムインテグレーション事業、オープンソースソフトウェア事業、インターネット総合メディア事業を手掛け、潮目の早いIT市場において、特にオープンソースソフトウェアの積極的な事業推進活動と共に、「世に役立つ企業」を経営理念におき、15年以上にわたり成長を続けています。弊社は、Alfresco Software 認定インテグレーションパートナー/Mattermost, Inc.公式パートナーです。

会社名:株式会社ヴィセント
東京本社:東京都千代田区神田須田町1-7-8 VORT秋葉原Ⅳ 7F
名古屋オフィス:愛知県名古屋市中区丸の内3-19-23 5th F.P.Sビル8階
代表者:代表取締役 高橋 誠
※高橋の「高」は正式には「はしご高」です。
設立:2006年3月7日 決算3月 (2006年4月1日から営業開始)
URL:https://vicent.co.jp/

【お客様からのお問合せ先】
TEL:03-6206-9076
(平日10:00-18:00)
e-mail:https://vicent.web-tools.biz/info/

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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