ナノコネとケイ・エム・エー、接客現場の省人化実現へ–次世代AI「LinKa」を共同展開、販促EXPO大阪でデモ展示も

ナノコネとケイ・エム・エー、接客現場の省人化実現へ–次世代AI「LinKa」を共同展開、販促EXPO大阪でデモ展示も

ナノコネとケイ・エム・エー、接客現場の省人化を実現する次世代AI「LinKa」を共同展開

ゲーミフィケーション技術とAI製品を手掛ける株式会社ナノコネと、小売業界向けに販促支援を手掛ける株式会社ケイ・エム・エーは、次世代対話型AI 「LinKa(リンカ)」の販売に向けて業務提携を結びました。接客現場の省人化、無人化を支援するソリューションとして2024年10月1日より販売を開始予定で、先行して2024年9月25日から27日まで開催される「第5回 マーケティングWeek -大阪 『販促EXPO』」でデモを展示します。人手不足からくる接客品質の低下を解決するために、両社は強みを活かして業界全体の課題を解決していくことで合意しました。

この記事の要約

  • ナノコネとケイ・エム・エーが次世代対話型AI「LinKa」を共同開発し、接客現場の省人化、無人化を支援する。
  • 「LinKa」の販売は2024年10月1日から開始し、先行デモは「第5回 マーケティングWeek -大阪 『販促EXPO』」で公開される。
  • 両社は、接客品質の低下という業界全体の課題解決を目指す。

ゲーミフィケーション技術とAI製品を手掛ける株式会社ナノコネクト(本社:兵庫県神戸市中央区、代表取締役:木島 貴志、以下「ナノコネ」)と、小売業界向けに販促支援を手掛ける株式会社ケイ・エム・エー(本社:福岡県福岡市博多区、代表取締役社長:甲斐 友紹、以下「ケイ・エム・エー」)は、次世代対話型AI 「LinKa(リンカ)」の販売に向けて業務提携を結び、小売業界をはじめとした接客現場の省人化、無人化を支援するソリューションとして2024年10月1日より販売を開始いたします。

それに伴い、2024年9月25日から2024年9月27日まで開催される「第5回 マーケティングWeek -大阪 『販促EXPO』」のナノコネ/ケイ・エム・エーブース(小間番号:K2-19)にて、先行して製品のデモを展示いたします。

■小売業界における課題と協業の背景

近年、人口の減少や超高齢化により慢性的な人手不足が社会的な課題として顕在化しています。それにより、長時間労働や残業時間の増加が問題視されるだけでなく、お客様への対応に割く時間や人員が乏しくなり、接客品質の低下、お客様満足度の低下を招いていることが課題視されています。

そのような状況に対し、ゲーミフィケーション分野とAI開発分野に実績を持つナノコネと、これまで小売業界に対してサイネージの提供を始めとした販促支援に実績を持つケイ・エム・エーは、両社の強みを活かして業界全体の課題を解決していくため、「LinKa」販売において協業を開始する点で合意いたしました。

■次世代対話型AI「LinKa」の特長

次世代対話型AI「LinKa」は、質疑応答が得意な対話型AIです。それに加え、有人チャットやビデオ通話などの有人対応機能を備えており、遠隔商談ツールとしての活用もできます。それによって、”AIによる自動応答と人による接客”というハイブリッドな対応が実現でき、業務効率化と接客品質維持の両立が可能です。

 

特長① インタラクティブな会話体験

選択肢を選ぶことで会話が可能な「シナリオ会話」機能や、ユーザの自由入力に対してAIが内容を認識して返答を行う「自由入力会話」機能を備えており、ユーザの問い合わせに対して対応を行えます。

また、音声入力/音声合成機能や、表示するコンテンツによってカメラアングルやズームが変わる機能など、実際のスタッフによる接客に近い会話体験を提供することが可能です。

特長② キャラクタによるアイキャッチ効果

単なる無人接客ツールと異なり、キャラクタが表示されて常に身振り手振りを行っていることで、道行く人の目を引き、サービス利用のきっかけを生み出すことができます。接客中も同様にキャラクタが動作するため、人と会話しているかのような有機的な印象を与えます。

また、表示するキャラクタを変更できるため、コーポレートキャラクタを反映し、ブランディング等に活用することも可能です。

そして、通常のサイネージの用途と同様に広告画像/動画を表示することもできるため、広告効果の向上も見込めます。

特長③ シンプルな導入準備

シナリオ会話機能では、シナリオのテンプレートを用いることで全てを一から構築する必要は無く、一部を編集するだけで簡単に導入準備を完了させることが可能です。その際の編集画面も、システムを触ったことが無い方でも直感的に理解できるシンプルなUIを採用しています。

自由入力会話機能では、生成AIの技術を用いて、製品マニュアルや社内規定などのドキュメント情報や、WEBページをクローリングして学習させることができます。それを元に「LinKa」が返答を生成することも可能なため、導入後すぐの現場でのオペレーション開始を実現します。

■利用シーンの一例

①小売店舗(スーパー、ドラッグストア、ショッピングモール)への配置

・店内の売り場案内や簡単な質疑応答業務を代替できます

・レジ横に配置することで、セルフレジのサポートや事務作業(入会処理など)のサポートに活用できます

・店舗の前に設置することで、キャラクタによって通行人の関心を引き、店舗に誘引する効果が期待できます

②企業オフィスでの無人受付

・来訪者の一次対応(受付、会社紹介、オフィス案内など)に活用することができます

・自社キャラクタを使用することで効果的にブランディングを行い、企業のブランドイメージ向上が期待できます

③ビルの施設案内

・ビル内のテナントに入っている施設や店舗の案内を代替できます

・広告画像/動画を表示させることで、キャラクタのアイキャッチ効果による宣伝効果の向上が見込めます

■今後の展望

これまでPC、スマホ、タブレットでの利用を前提にしていた次世代対話型AI「LinKa」ですが、実店舗でのご利用、及びサイネージでのご利用に特化した機能拡張を予定しています。

それによって、今後さらにDX化のニーズが加速する小売業界や無人店舗業態へ向け、更なる課題解決力を持ったソリューションへと成長させていくべく、尽力していきます。

■ナノコネの次世代対話型AI「LinKa」とは

問い合わせ自動対応、接客や商談の自動化、営業活動DX。対話型AIがあらゆる業務を代行します。Q&A自動生成、ノーコードでのシナリオ構築、高度で使いやすいダッシュボードなどを備えています。スピーディで手間のかからない導入と運用を実現した「管理者にもやさしい」AIです。

本サービスについて詳しくはこちらからご覧いただけます。

サイトURL:https://ai-linka.com/

■ナノコネとは

ナノコネは、ゲーミフィケーションとAIを活用してアプリやWebサービスを開発する神戸の企業です。ゲームで夢中になる仕組みを活用した開発パッケージの「Skywalker」を用いて、お客様のニーズに合わせたサービスを企画・開発から保守運用まで一貫して手掛けています。

また、次世代対話型AI「LinKa」をはじめとした自社製品も提供。

「驚きをあなたのもとへ」というミッションのもと、長年蓄積してきたAI×ゲーミフィケーションの力と、様々な分野の開発技術を活用して、世の中に貢献できる良いサービスを提供し続け、「驚き」を世の中に届けていきます。

企業名:株式会社ナノコネクト

代表者:代表取締役 木島 貴志

資本金:100,000,000円

本社 :兵庫県神戸市中央区浪花町59 神戸朝日ビルディング23F

設立 :2006年3月9日

URL  :https://www.nanoconnect.co.jp/

■ケイ・エム・エーとは

ケイ・エム・エーは「売り場」に強みを持つ「販促(SP)代理店」です。

私たちは売り場でお客様が買い物をされる時の商品の見つけやすさ、選びやすさに貢献します。

1993年の創業以来、お客様と商品が出会う売り場について様々な売り場、多種多様な消費財メーカー様、 小売業者様のお役に立ってまいりました。

昨年には創業30年を迎えましたが、時代はデジタル化、AI化が急速に進み売り場も大きく変化しています。

私たちはこのデジタル化でも「売り場」に貢献してまいります。

長年培ったSPを基点とした特徴のあるデジタル商品の開発や提案で、お客様の買い物に更なる貢献ができるよう社員一同努めてまいります。

企業名:株式会社ケイ・エム・エー

代表者:代表取締役社長 甲斐 友紹

資本金等:10,000,000円

本社:福岡県福岡市博多区博多駅東2-9-25

拠点:東京・大阪・福岡

設立:1993年3月31日

URL:https://isp-kma.com/

【製品導入に関するお問い合わせ】

宛先:株式会社ケイ・エム・エー デジタルコミュニケーション担当

TEL:092-433-3312

FAX:092-433-3288

Email:info@kma-sp.com

記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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