【日本初】行政×ONGAESHI教育NFTの活用で、奈良県生駒市女性のリスキリング・再就職を支援

【日本初】行政×ONGAESHI教育NFTの活用で、奈良県生駒市女性のリスキリング・再就職を支援

【日本初】行政×ONGAESHI教育NFTの活用で、奈良県生駒市女性のリスキリング・再就職を支援

応募倍率3.2!託児サポート付きのITエンジニア講座を無償化して再就職したい人を応援できるNFTを6月3日より限定36個販売

ONGAESHIプロジェクトチーム(以下「ONGAESHI」)を国内で運営するInstitution for a Global Society株式会社(以下「IGS」)は奈良県生駒市(以下「生駒市」)と、生駒市在住の主に女性のリスキリングと再就職支援に向けて、ONGAESHIの教育NFTを活用してデジタル・リスキリング無償化と再就職を支援する実証実験を開始いたしました。この度のONGAESHIと自治体の官民連携は、日本初となります。(IGS調べ)

6月に開講する「初めての人のためのITエンジニア講座」(生駒市「ischool」提供、以下「本講座」)では、仕事や家事、育児で忙しい人でもチャレンジしやすいように、eラーニングを基本としながら、2回のリアル集合研修においては託児サポートも行います。受講者を4月から募集した結果、定員30名に対して95名の応募がありました(倍率3.2)。参加者36名(※1)のうち14名の方が託児サポートを希望しており、育児に忙しい方が学び、再就職するシーンで周囲のサポートが必要なことが浮き彫りになりました。

6月1日開催の第1回集合研修では、近鉄百貨店グループの人材サービス・教育研修会社である株式会社Kサポートによるセミナー「新たなキャリアに向けて ~企業環境と求められる人材~」もお届けし、再就職を目指すにあたって仕事と家庭の両立への不安を軽減するための重要な視点などをお話します。

またIGSは、受講者を支援できるNFTを2024年6月3日~6月19日に限定36個販売いたします。女性をはじめとした再就職を希望する生駒市民のリスキリングを無償化し再就職を支援できるNFTで、1NFTの購入により、1人が無償で学ぶことができます。そして学んだ人が就職すると、NFT購入者に育成貢献金(トークン)がリターンとして付与される仕組みとなっています。

※1 4月の募集開始時点では定員30名としておりましたが、座席調整を行い、36名の参加で実施予定です。

■提供目的と背景

生駒市は、大阪へのアクセスのよさもあり市町村別の県外就業率が51.5%と県内で最も高く(※1)、女性の市内就労の維持向上を目標の一つに掲げています。(※2)これらの課題を背景に、「生駒市協創対話窓口」を通じて生駒市教育委員会とONGAESHIは連携し、主に女性に向けたリスキリング機会提供を行うこととなりました。またIGSとしては、ONGAESHIの連帯貢献システムによる持続的な教育資金の流入を目指し、本実証実験を通して教育NFTの活用で地方の地域課題を解決できる可能性を探ります。

※2:https://www.pref.nara.jp/secure/230173/r2zyugyouchi_gaiyou.pdf

※3:https://www.city.ikoma.lg.jp/cmsfiles/contents/0000004/4689/0102.pdf (47ページ)

ONGAESHIの連帯貢献システムとは

受講者(タレント)が0円で学んで転職できる背景には、タレント一人ひとりに対して学びのスポンサーがつくことで、費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」があります。連帯貢献金は、タレントが学んで転職すると、支援したスポンサーなどに贈られます。なお本講座では、スポンサーに贈られる連帯貢献金はJPYC(プリペイド型日本円ステーブルコイン)となります。

■実証実験内容

実証項目は以下の通りです。

  1. ONGAESHIの連帯貢献金(トークン)付与システムを活用した場合の地域社会への持続的な教育資金の流入についての検証

  2. 本実証実験の実施において「ITエンジニア講座」のスポンサー募集を行うことによる、地域社会への教育資金の流入についての検証ほか

■講座内容

特徴

· eラーニングは自宅で自分のペースで進められる

·ワークショップ形式でネットワーク形成できる

·集合研修(オフライン)は、託児サポートあり

·受講後は、就職サポートあり(市内から通勤しやすい企業・テレワークOKの企業など)

·学習期間:約1か月間(2024年6月1日~7月7日)

■ONGAESHI NFTの購入・利用方法

本講座のNFTは専用ページよりご購入いただけます。また、購入したNFTは、専用アプリ「ONGAESHI View」上で、応援したい方を選び貸し出すことができます。

<APPENDIX>

■「生駒市協創対話窓口」について

令和2年3月に設置した公民連携のワンストップ窓口です。民間と行政が相互理解を進め、アイデアを出し合い、強みを掛け合わすことで、地域課題の解決や新たな価値創造を協創によって実現することを目指しています。

詳細: https://www.city.ikoma.lg.jp/0000020927.html

 

■ONGAESHIプロジェクトとは

ONGAESHIプロジェクトは、教育に資金が持続的に巡る社会を実現するために、慶應義塾大学経済学部附属経済研究所FinTEKセンター、東京理科大学インベストメント・マネジメント、Institution for a Global Society株式会社(IGS)などの7者が参画※4し、2023年2月に始動したプロジェクトです。タレント一人ひとりに対して学びのスポンサーがつくことで、教育費用が賄われる未来の教育システム「連帯貢献システム」の社会実装に挑戦しています。この社会実装に向けて、まずは若手社会人のリスキリング講座を無償化し、転職まで支援するサービス「ONGAESHI」を2023年10月に提供開始しました。

※4 プレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000115918.html

ONGAESHIサービスサイト:https://www.ongaeshi-pj.com/


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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