【清水清三郎商店】NFT受取機能付き「作(ZAKU)シリーズ」出荷開始のお知らせ
【清水清三郎商店】NFT受取機能付き「作(ZAKU)シリーズ」出荷開始のお知らせ
「作(ZAKU)」ブランドの顧客ロイヤリティ向上に資する取組みを始動
SBIトレーサビリティ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:輪島 智仁、以下「当社」)は、ブロックチェーン×IoT(NFCタグ)の技術融合により現物資産とデジタル情報の強固な紐付けを可能とするトレーサビリティ・サービス「SHIMENAWA(しめなわ)」(以下「SHIMENAWA(しめなわ)」)が導入された清水清三郎商店株式会社(本社:三重県鈴鹿市、代表取締役:清水慎一郎、以下「清水清三郎商店」)の「作(ZAKU)シリーズ」が2024年4月1日(注)から出荷が開始されることをお知らせいたします。 (注)NFT受取機能付き「作(ZAKU)シリーズ」はご購入時に化粧箱等に記載されている出荷日でご確認ください。
【初期対象銘柄のNFCタグ装着箇所】
【NFCタグ開封方法】
【特典の日本酒ラベルNFTバッジ(銘柄別に1,000個限定でNFTを発行)】
また NFCタグの開封後には「日本酒ラベルNFTバッジ」を受け取ることができます。NFTバッジには、実際に購入した日本酒ボトルにセットされたNFCタグの固有IDや銘柄情報などがメタデータとして記録され、「作(ZAKU)」ファンにとって飲んだ証にもなります。
近年は日本酒ラベルデザインも多様化し、デザインに惹かれて購入する、いわゆる“ジャケ買い”も増加していることより、「作(ZAKU)」ファンは、どの銘柄を、いつ・どのくらい(何本)飲んだかなどの思い出と共に、素敵なデザインが施された日本酒ラベルのNFTバッジを、現物の日本酒ラベルをコレクションするかのように、自身のデジタルウォレットにコレクションしていくことも可能となります。
また、このNFTバッジを通じて清水清三郎商店側も「作(ZAKU)」ファンが、どの種類を、いつ頃から、どのくらい保有しているかを管理でき、保有内容に応じて熱量の高い「作(ZAKU)」ファンに対してさらにロイヤリティ向上につながる施策を講じていくことが可能となります。
当社と清水清三郎商店は、まず試験的に導入する「日本酒ラベルNFTバッジ」での検証をもとに、「作(ZAKU)」ブランドの顧客ロイヤリティ向上に資する様々な施策の企画や、新しい機能の開発に努めてまいります。
なお、「SHIMENAWA(しめなわ)」には、大切な日本酒のブランドを保護する以下の基本機能が備わっています。
1 真贋証明機能
商品(現物資産)ひとつ一つにセットされるNFCタグに記録されている固有IDと、ブロックチェーン上に改ざんができない状態で記録される“いつ”、“どこで”、“誰が醸造した日本酒”かのデジタル情報が強固に紐付けされることで、その日本酒の醸造元の酒造会社を証明します。
2 開封検知機能
食の安全性担保の観点から、日本酒が未開封であること、“いま、自分が開けた瞬間”をエンターテイメントのような仕掛けで地図上にて証明することができます。また、この機能では、その銘柄が“いつごろ”、“どこで”、“開けられた(消費された)”などのデータも取得することができ、酒造会社はインテリジェンスな経営にそれらデータを活用できます。
3 正規品管理機能(出荷先情報の紐付け)
酒造会社でNFCタグにより日本酒ひとつ一つに付された固有IDに出荷先情報を紐付けし、データベースで管理することができます。これにより不正な横流しの抑止効果が働くと共に、不正に横流しされた日本酒の出どころの傾向を把握し、特約店管理に活かすこともできます。
4 ファンマーケティング機能
2023年12月に新機能として、日本酒を購入し、開封(購入)登録後にだけ特別な画面が表示され、限定(非公開)サイトへの誘導やNFT(Non-fungible token)を受け取れる機能が実装されました。これによりNFTを中心としたWeb3事業を営むSBINFT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:高 長徳、以下「SBINFT」)が提供する総合NFT運営支援サービス「SBINFT Mits」を活用し、現物資産と強固に紐付けたNFTによる顧客ロイヤリティ向上などの取組みを進めることが可能となっています。
※1 「ブロックチェーン」とは、電子署名とハッシュポインタという耐改ざん性のあるデータ構造を利用し、データの変更履歴をネットワーク上で共有することで、価値の保存を可能とした技術をいい、物理的資産の真正性や品質証明を取引者間で行うことで、信頼性の高いエンド・ツー・エンドのトレーサビリティの実現を可能とします。
※2 「NFCタグ」とは、物理的資産に固有IDを付すことができ、かつ、ブロックチェーンに記録されたその資産にかかる重要な情報と強固に紐付けする際に機能するHF帯(近距離無線通信)のNFC(Near field communication)タグ技術で、クレジットカードやマイナンバーカードなどでも使用されています。
※3 「NFT」とは、Non-fungible tokenの頭文字をとった略称で、和訳では「非代替性トークン」と呼ばれ、ブロックチェーン上に記録される一意で代替不可能なデータ単位をいいます。NFTを活用することで、特定のデジタル資産や現物資産、およびその資産を特定目的で使用するためのライセンスや権利などに関連づけすることができます。
※4 「SBINFT Mits」とは、NFT発行者とホルダーの良好かつ持続的な関係を構築するために必要な様々なツールを統合した、総合NFT運営支援サービスです。「SBINFT Mits」を導入することで、NFT発行からコミュニティ形成、運営に至るまでの必要な支援を受けながらファンとダイレクトな関係性を構築し、Web3に関する知見がない場合でもNFTプロジェクトを開始して、容易にNFTを活用したマーケティングを行うことができます。SBINFTが運営しています。
サイト URL: https://sbinft-mits.com/
※5 「SHIMENAWA(しめなわ)」では、株式会社Uni Tag(本社:東京都中央区、代表取締役社長:半野 巧也、以下「Uni Tag」)と共同開発したロゴ入り専用NFCタグを採用しています。
【会社概要】
■ 清水清三郎商店株式会社について
所在地 |
三重県鈴鹿市若松東3-9-33 |
代表者 |
代表取締役 清水慎一郎 |
代表銘柄 |
作、鈴鹿川 |
酒造概要 |
清水清三郎商店が位置する鈴鹿の風土は酒造りに恵まれています。鈴鹿山脈から湧き出る清冽な伏流水は広大な伊勢平野へと流れ込み、そこでは良質な米が育まれました。その米や水を使うことで古来よりおいしい酒を醸すことができました。鈴鹿川流域にある川俣神社では毎年「味酒祭」が行われ、そのような恵まれた風土からできる美味しいお酒への感謝の思いを神に捧げています。私たちが1869年(明治二年)に大黒屋清水清三郎商店としてこの地に創業して以来150年。今日もまた酒を醸しています。長い歴史の中で伝えられてきた「味酒鈴鹿國」に恥じぬよう、うまい酒を粛々と醸すことがこの地で酒造りをする者の宿命と心得えて、日々研鑽を重ね「現代の味酒」を醸してまいります。
|
URL |
名称 |
SBIトレーサビリティ株式会社 |
所在地 |
東京都港区六本木一丁目6番1号 泉ガーデンタワー |
代表者 |
代表取締役 輪島 智仁 |
事業内容 |
ブロックチェーンを活用したトレーサビリティ・サービスの提供など |
URL |
名称 |
株式会社Uni Tag |
所在地 |
東京都中央区日本橋本町4丁目11番2号 (KISCO株式会社 東京本社内) |
代表者 |
代表取締役社長 半野 巧也 |
事業内容 |
RFIDの設計・開発・製造・販売及び技術サービスを含めたコンサルティング |
URL |