ピクスタが加入する一般社団法人JCBIメタバース部会が総務省に提案〜Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する提案書を総務省に提出〜

ピクスタが加入する一般社団法人JCBIメタバース部会が総務省に提案〜Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する提案書を総務省に提出〜

ピクスタが加入する一般社団法人JCBIメタバース部会が総務省に提案〜Web3時代に向けたメタバース等の利活用に関する提案書を総務省に提出〜

オープンメタバースの未来に備えた新しい権利管理の仕組みについての議論のために

ピクスタ株式会社(東京都渋谷区 代表取締役社長:古俣大介、東証グロース:3416、以下「ピクスタ」)が加入する一般社団法人ジャパン・コンテンツ・ブロックチェーン・イニシアティブ(略称:一般社団法人JCBI)のメタバース部会(部会長:PwCコンサルティング合同会社 小川博美、副部会長:ピクスタ株式会社 伊藤遼、株式会社PocketRD 西川由衣)が、総務省の「メタバース等の利活用がもたらす社会の未来像とその実現に当たっての課題等に係る提案募集」に対し、提案資料を提出・公開したことをお知らせいたします。

<JCBIメタバース部会 提案資料「オープンメタバースの未来に備えた新しい権利管理の仕組み」>
https://drive.google.com/file/d/18D7tqLqoJrt9RP3_tyRQUnuLfaaUJYrt/view?usp=share_link

  • JCBIメタバース部会とは

JCBIメタバース部会は、JCBI加盟企業を中心にコンテンツ業界関連企業で一丸となり、メタバース事業の実態把握、課題の洗い出し、具体的な対策の検討等を行う部会です。
2022年2月の発足以来、広くメタバース事業を展開する企業と連携し、以下を主な目的として活動してまいりました。

<主な活動と目的>
・NFTをはじめとした専門用語の認識統一と定義
・NFTを活用したデジタルアセットの管理方法の標準化
・デジタルコンテンツに関する権利処理ルールの規定
・消費者保護の観点に立った業界自主規制の検討、および対外的な情報発信による啓蒙
・官公庁との意見交換等

今後もコンテンツ流通の円滑化、活性化のための適切なルールその他の取引環境の整備に取り組み、コンテンツ産業の発展に資する活動をしてまいります。
 

  • 提案の主な内容と目的

<目的>
令和4年10月3日付で総務省が「メタバース等の利活用がもたらす社会の未来像とその実現に当たっての課題等に係る提案」を募集したことを受けて、メタバース関連企業へのヒアリングも踏まえた、『オープンメタバースの未来を見据えた新しい権利管理の仕組み』について総務省へ提案しました。
また、提案した仕組みについて広く国内のメタバース関連事業者と議論していくために、当該提案資料を公表しました。

<主な提案内容>
メタバース等の利活用で実現される社会の姿(未来像)として、まず、現状のメタバースを「企業などのプラットフォーマーが運営するクローズドメタバース(Web2.0型)」と「ブロックチェーンを活用し自律分散的に運営するオープンメタバース(Web3.0型)」に分類。

これらが今後進化した先に重要になるのが、デジタルコンテンツの所有を証明するNFTですが、すでに偽物のNFTが業界課題になっていることを踏まえ、管理団体の発足が望ましいところですが、新しい価値あるデジタルコンテンツ(デジタルアセット)が登場するたびに新たな管理団体を立ち上げるのは時代の進化スピードを鑑みても現実的ではなく、今後は権利者が分散型で個別に利用許諾できるようにするための仕組み(=デジタルアセット銀行)づくりの必要性について提案しました。

提案内容詳細は、下記を御覧ください。
https://drive.google.com/file/d/18D7tqLqoJrt9RP3_tyRQUnuLfaaUJYrt/view?usp=share_link
 

  • 今後の展開について

JCBIメタバース部会が行った今回の提案が実現すれば、ピクスタが大切にしている「才能をつなぐ」という思想を最大限に活かしながら、個人の利益を守る社会を実現できると考えています。

たとえば、ピクスタが昨年スタートした3DCG・アバター制作サービス「3DCGオンデマンド(https://pixta.jp/ondemand-3dcg)」ならば、メタバース上での3Dコンテンツ制作に貢献する未来を描くことができます。キャラクター等の販売を仲介する「PIXTA IPコンテンツ(https://ip.pixta.jp/)」プラットフォームであれば、その基盤として活用できるとも考えています。

ピクスタは今後も、一般社団法人JCBIの活動を通じてコンテンツ流通の円滑化、活性化のための適切なルールその他の取引環境の整備に取り組み、当社はもちろん、コンテンツ産業の発展に資する活動をしてまいります。
 

  • 会社概要

ピクスタ株式会社 (東証グロース:3416)
設 立:2005年8月25日
所在地:東京都渋谷区渋谷三丁目3番5号 NBF渋谷イースト7階
TEL:03-5774-2692 FAX:03-5774-2695  URL:https://pixta.co.jp/
資本金:325,777千円(2022年12月末時点)
代表取締役社長:古俣 大介
事業内容:
・デジタル素材のオンラインマーケットプレイス「PIXTA」の運営
・法人向け出張撮影・カメラマンサービス「PIXTAオンデマンド」の運営
・出張撮影プラットフォーム「fotowa」の運営
子会社:PIXTA ASIA PTE. LTD.、PIXTA VIETNAM CO., LTD.


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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