日本人発の規制された分散型金融(RegDeFi)に向けたIDOプロジェクトOverlayがテストネットでベータ版を開始

日本人発の規制された分散型金融(RegDeFi)に向けたIDOプロジェクトOverlayがテストネットでベータ版を開始

日本人発の規制された分散型金融(RegDeFi)に向けたIDOプロジェクトOverlayがテストネットでベータ版を開始

単純本人確認(simple verified)された480以上のアカウントを持つユーザーが参加

Web3 IDウォレットを提供する自己主権型IDフレームワークを内蔵したレイヤー1ブロックチェーンであるコンコーディアムと、規制された分散型金融に向けたIDOプロジェクトOverlayは、分散型エコシステムのユーザーを投資詐欺から守ることを目標に協力を開始しました。

コンコーディアム・ブロックチェーン上では最初となるIDOまたはトークンローンチパッドであるOverlayは、CeFi(中央集権型金融)とDeFi (分散型金融)の利点を組み合わせ、IDOによる資金調達のための安全で柔軟なプラットフォームを提供することを目的としています。Overlayは暗号資産産業の規制環境で世界をリードするスイスに法人(社名:Overlay AG、共同代表:岡崇・小宮自由、本社:スイス・ツーク州)を設立し、OverlayのIDOプラットフォームをコンコーディアムのゼロ知識証明とIDレイヤーのプロトコルに統合することで、資金調達活動の整合性とOverlayの世界的な規制への準拠を可能にします。OverlayのIDOプラットフォームはユーザーフレンドリーな設計で、新規プロジェクトは簡単に資金調達活動を開始し、管理することができます。

Overlayベータ版とテスターの参加
テスターは$OVL(Overlayトークン)、USDC(USドルペッグのステーブルコイン)、CCD(コンコーディアムのネイティブトークン)を事前に受け取ります。テスターはOverlayアプリケーション内に登録されている新規プロジェクトにアクセスし、$OVLをステークして、$OVLの保有量によって決まるTierランクを取得し、同時にUSDCをデポジットします。プロジェクトに投資できるかどうかは、2週間後にスマートコントラクトによる抽選で決められます。抽選の当選確率はTierランクに応じて高くなります。ただし、抽選に外れた人にはUSDCが返却されます。

Overlay CEOの岡崇氏のコメント、「クリプト業界のトークンを用いた資金調達環境は、あまりにも不健全です。度重なる、rugpullやpump&dumpにより、”投資”とは到底言えないユーザーの保護が欠落しています。2022年にローンチされたトークンの内およそ30%は意図的なpump&dumpが行われており、約4000億円ものお金が詐欺師に流れています。我々Overlayは、RegDeFi(CeFiとDeFiのハイブリットモデル)アーキテクチャに則り、規制対応とボーダレスな資金調達を両立させる、ノンカストディアルなプロトコルベースの資金調達プロトコルを提供します。安全な環境をスタートアップや投資家に提供できるようにします。」

Overlayは、迅速かつ容易なオンボーディングプロセスとプロジェクトトークンの配布、動機付けとなるTierモデルを実装し、さらにステーキングも提供する予定です。このIDOプラットフォームはコミュニティ主導の運用を目指し、資金調達を検討しているプロジェクトや、DeFiスペースへの投資機会を探している投資家にとって最適な選択肢になるでしょう。

問い合わせ

  • コンコーディアム財団
  • contact [アット] concordium.com(日本語可)

Overlay AGについて
スイス・ツーク州に設立する、RegDeFi(Regulated Decentralized Finance)に特化したローンチパッドとして、CeFi(中央集権型金融)とDeFi(分散型金融)の両方の良いところを組み合わせて、トークンによる資金調達市場を再構築します。ゼロ知識証明と単純本人確認(simple verified)を備えたコンコーディアムのIDレイヤーを利用することで、プライバシー保護と柔軟な規制対応を実現し、トークンで資金調達を行いたい世界中の企業やトークンに投資したい参加者は安心してシステムを利用することができます。
URL:https://overlay.global/
CEO岡崇のツイッター:https://twitter.com/thin9rypto

コンコーディアム財団について
コンコーディアム財団はブロックチェーンと暗号資産の事業規制環境で世界をリードするスイスを拠点にしています。コンコーディアム・ブロックチェーンはIDレイヤーとゼロ知識証明により、プライバシーと説明責任のバランスをとるように設計された、科学に裏付けられたパーミッションレス・レイヤー1ブロックチェーンです。コンコーディアムのチームには、暗号学の巨匠であり「Merkle–Damgård構造」の共同発案者のIvan Damgård教授(提携サイエンスチーム)やゼロ知識証明のモデルとなるペダーセン・コミットメントの父であるTorben Pedersen博士(初期CTO、現企業導入チーム)を含む約50名のサイエンスおよび開発メンバーが参加、そして運営チームには、ボルボカーズとIKEAの現役役員として活躍するLone Fønss Schrøder(CEO)、スカイプの元COOのMichael Jackson(アドバイザー)がいます。2023年1月現在。

URL:https://concordium.com
公式日本語ツイッター:https://twitter.com/Concordium_JP

加盟業界団体


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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