気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト、『RE:VISION ART PROJECT』1月16日(月)より始動。渋谷駅東口地下広場にチャリティアートウォール出現。

気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト、『RE:VISION ART PROJECT』1月16日(月)より始動。渋谷駅東口地下広場にチャリティアートウォール出現。

気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト、『RE:VISION ART PROJECT』1月16日(月)より始動。渋谷駅東口地下広場にチャリティアートウォール出現。

RE:VISION 描き換える、わたしたちの未来。

国連の難民支援機関であるUNHCR (国連難民高等弁務官事務所) の活動を支える日本の公式支援窓口の特定非営利活動法人国連UNHCR協会 (東京都港区) と、社会問題の解決に、アートやエンタメの力で挑むクリエイティブ集団、株式会社SEAMES (東京都目黒区) は、「気候変動と難民問題」に対する無関心を打破し、問題解決に向けた一歩と、その連帯をつくることで、気候変動と難民問題の未来を描き換えるためのアートプロジェクト『RE:VISION ART PROJECT』に挑戦します。

第一弾として、渋谷駅東口地下広場に、チャリティアートウォールを出現させます (1月16日(月)-1月31日(火)まで) 。このアートウォールから、RE:VISION ART PROJECT に対するご支援が集まるほど、アーティスト・東京幻想とコラボしたアート作品が徐々に姿を現し、特設サイトから合計で10,000口の支援が集まるとその全容が明らかになります。

また、ネクストワンクリエイト株式会社、58株式会社の協力のもと、NFT配布のシステム開発、サービス開発を行い、ご支援いただいた方々が継続的に参加できるコミュニティ運営を行います。支援者の参加型コンテンツを通じて、Web3とともに支援や社会貢献の新たな未来を切り拓きます。

詳細はRE:VISION ART PROJECT 特設サイト (https://bit.ly/3QC7sk0) をご覧ください。

  • 『RE:VISION ART PROJECT』 気候変動と難民問題の未来を描き換えるアートプロジェクト 【01. 気候変動と難民問題】

わたしたちの「快適」な生活の先で、豪雨や洪水、長期にわたる干ばつ、砂漠化、海面上昇などの気候関連の自然災害により、2019年時点で2,390万人の方が、故郷からの避難を強いられています(※1)。その数は年々増加しており、およそ30年後の2050年には、全世界で12億人にのぼると言われています(※2)。そして、それは未来の日本も決して例外ではありません。

アフガニスタン難民のバハドウール (60歳) は、カイバル・パクテュンクワ州ノウシェラ地区でモンスーンの洪水によって避難した後、UNHCRのテントに避難している。アフガニスタン難民のバハドウール (60歳) は、カイバル・パクテュンクワ州ノウシェラ地区でモンスーンの洪水によって避難した後、UNHCRのテントに避難している。

【02. RE:VISION ART PROJECT】
『RE:VISION ART PROJECT』は「気候変動と難民問題」に対する無関心を打破し、問題解決に向けた一歩と、その連帯をつくることで、気候変動と難民問題の未来を描き換えるためのアートプロジェクトです。「REVISION」には「改訂・修正」という意味があり、悲劇的な未来を「描き換える」こと、そして「新たな未来を描き直す」ことの決意を込めています。

ATCION①アート作品の制作
気候変動や難民問題に対する意識が強い若者世代と実施したワークショップの内容を踏まえ、気象予報士・太田絢子さん監修のもと、アーティスト・東京幻想さんとともに二つのアート作品「今、行動を起こさないと迎えるであろう未来」と「今、行動を起こすことで実現できる未来」を制作しました。

こちらの「今、行動を起こさない場合に迎えるであろう未来」には、激しい豪雨により洪水が起きた、渋谷駅前のスクランブル交差点や、洪水の被害から逃げ遅れた人々を救出に向かう複数のボート、大型ビジョンには洪水被害と「列島各地で40℃」を伝える見出しを描いています。(東京幻想と描く未来の渋谷の街並み、込めたメッセージ四選を解説:https://revisionartproject.com/articles/63ae5cab2c4ddf0fa9ab6457)
 
これは数十年後、わたしたちが気候変動や難民問題に対して、無関心であり続けた未来の日本の姿かもしれません。本プロジェクトは、この未来を「描き換える」ために、問題解決に向けた一歩と、その連帯を生み出すための挑戦です。
 
ATCION②チャリティアートウォールを渋谷駅東口地下広場に設置
上記のアート作品を掲載した、チャリティアートウォールを1月16日(月)から1月31日(火)までの期間、渋谷駅東口地下広場に設置します。
 

右側の「今、行動を起こすことで実現できる未来」にはモザイクがかかっていますが、特設サイトからRE:VISION ART PROJECT に対する1口の支援毎に、特設サイト上でモザイクが1つ剥がれ、合計10,000口の支援が集まると、作品の全容が明らかになります。ご支援いただいた金額から、必要経費を差し引いた金額が特定非営利活動法人国連UNHCR協会を通じて、国連の難民支援活動に役立てられます。
 
ACTION③支援者に対するNFT配布・コミュニティ運営
ネクストワンクリエイト株式会社、58株式会社の協力のもと、NFT配布のシステム開発、サービス開発を行い、ご支援いただいた方々が継続的に参加できるコミュニティを運営します。
 
支援者には完成したアート作品の一部を NFT (無料) としてプレゼントし、コミュニティへご招待します。コミュニティでは、限定の企画やコンテンツへの参加ができ、また支援者の参加型コンテンツを通じて、Web3とともに支援や社会貢献の新たな未来を切り拓きます。
 
※1:Displaced on the frontlines of the climate emergency (UNHCR The UN Refugee Agency)
※2:Over one billion people at threat of being displaced by 2050 due to environmental change, conflict and civil unrest. (INSTITUTE FOR ECONOMICS % PEACE)
 

  • 参加アーティスト 東京幻想

2008年5月活動開始。2009年4月〜2011年3月月刊「リベラルタイム」表紙担当(毎月)。2010年6月米映画「ザ・ウォーカー」国内ポスターメインビジュアル制作(角川映画)。2011年9月堂珍嘉邦(CHEMISTRY)主演舞台「醒めながら見る夢」背景イラスト制作。2012年1月よりフリーペーパー「R25」誌上にて「辻仁成×東京幻想」コラボ不定期連載。2014年11月『東京幻想ART BOOK』発売(宝島社)。2020年1月「東京幻想VR」発売 (VirtualArts) 。その他、国内外の雑誌、メディア等、掲載多数。現在は主にゲーム背景制作を中心に活動中。

普段見慣れた街の風景が非日常的なものに変わる、例えば人気の商業施設が廃墟になっていたり、 最寄りの駅前が水没したり、さらには緑で覆われた動物の楽園になっていたり。そういった空想作品を描き続けて、もう15年近くになりました。 
 
その過程において最近感じ始めたのは、 私の作品自体がもはやファンタジーとして認識されなくなってきているのかもしれない、といった危機感です。 特にこのコロナ禍においては作品がメディアで取り上げられ拡散される事が増え、閲覧者の層が急速に広まったような実感があります。 表現者としては多くの人に作品を見ていただけるのはこれ以上ない喜びですが、それと同時に、何か大きな社会的不安も感じます。 
 
夢か現実か分からないような事象が世界中で起こっています。私たちの身の回りも例外ではありません。今回のアート作品を通して何か感じるものがあれば、今後、そういった事象に関心を持って一人一人がわずかでも行動してもらえれば幸いです。

 

  • 株式会社SEAMES 代表 コミンズ・リオよりメッセージ

弊社SEAMESはSocially Engaged Art Media and Entertainment の頭文字が屋号となっており、社会課題をアート・メディア・エンタメの力を通して認知度をあげ、誰もがアクションに取り組める世の中にできるよう日々動いてます。
 
日本という国ではまだまだ社会課題について話したり、日常的に関わってアクションを起こすことが一般的ではありません。だからこそ、何かきっかけとなる事象が常に現れている状態を作ることを目標としています。それはイベントかもしれないし音楽フェスかもしれないしアート作品かもしれません。
 
今回も、東京幻想さんが描いた巨大な壁が日常的に訪れる渋谷に現れることによって、初めて「気候変動」と「難民」のつながりについて意識するきっかけとなり、「理想の未来」を見てみたいという気持ちで、人生で初めて寄付を行う人が出てくることを目指しています。
 
日々の出来事に忙殺されていると、どうしても身の回りのことに囚われ、社会というのは一人ひとりの動きや考えで作られているというのを見落としてしまいがちです。だからこそ、その日常の中に違和感や「ハッとする」きっかけを作ろうとしています。
 

  • RE:VISION ART PROJECT PARTNERS

株式会社SEAMES (主催)
社会問題の解決に対する「意識が高い・難しい」「自己犠牲」というイメージを払拭し、面白く、楽しく、発見や感動に溢れた社会課題の解決に、アートやメディア、エンタメの力で挑む、クリエイティブ集団。アートやデザインの力を使った、直感に訴えるクリエイションや、若年層からの話題化を生む企画・運営を得意とする。NPO代表から大学研究者、デザイナー・クリエイター、学生まで多様なメンバーを揃える。
https://www.seame-s.com/
 
特定非営利活動法人国連UNHCR協会 (寄付先団体・企画協力)
UNHCR (国連難民高等弁務官事務所) は1950年に設立された国連の難民支援機関です。紛争や迫害により故郷を追われた難民・避難民を国際的に保護・支援し、難民問題の解決に対して働きかけています。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞。スイス・ジュネーブに本部を置き、約135カ国で援助活動を行っています。この国連の難民支援活動を支えるため、広報・募金活動を行う公式支援窓口が、国連UNHCR協会です。
https://www.japanforunhcr.org/
 
ネクストワンクリエイト株式会社 (NFTを活用したアプリケーション開発に係る技術協力)
国内外の有名アーティストのコンサートやミュージカルのセットデザイン・演出を行うエンターテイメント事業を起点に、体験デザインの知見やソフトウェア開発の技術をさらに広範な領域で活用し、社会の新たな価値創出に貢献するためデジタル事業部を設立。近年は特にVR (仮想現実) 、Web3 (ブロックチェーン) 領域において、国内外の上場企業の事業開発やDX支援を行いつつ、自社プロダクト開発やR&Dにも注力する。
https://next1create.com/digital/ (デジタル事業部サイト)
 
58株式会社 (NFTを活用したアプリケーション開発に係る技術協力)
58 (ファイブエイト) 株式会社は、”Protocol unleashes the power of people” を理念として、web3によって人々がより自分に合った選択を可能にし、社会が持続可能であることを支援する会社です。コミュニティ、企業、公共セクターを対象に、新しいカタチのProtocol、Dappsの企画・開発をおこなっています。
https://www.58web3.io/
 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ