UPBONDは西陣織の細尾とともに、Web3.0を活用し、伝統工芸のさらなる可能性を追求するプロジェクトをスタート

UPBONDは西陣織の細尾とともに、Web3.0を活用し、伝統工芸のさらなる可能性を追求するプロジェクトをスタート

UPBONDは西陣織の細尾とともに、Web3.0を活用し、伝統工芸のさらなる可能性を追求するプロジェクトをスタート

9/21〜9/26に阪急うめだギャラリーにて開催する「MILESTONES – 余白の図案」展では1日100個限定でNFTアートのフリーミントを実施

Web3.0の社会実装に向けて、ブロックチェーン技術を使ったWalletを開発する株式会社UPBOND(本社:東京都渋谷区、代表取締役:水岡駿、以下「UPBOND」)は、京都の伝統工芸品である西陣織を扱う株式会社細尾(所在地:京都市中京区、代表取締役社長 細尾真孝、以下「細尾」)とともに、Web3.0の最新技術を活用し、伝統産業をクリエイティブな産業へと導く”YOHAKUプロジェクト”を立ち上げます。

本プロジェクト最初の取り組みとして、9/21〜9/26の6日間、阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリーで開催する展覧会「MILESTONES – 余白の図案」にて、アート商品の購入者へ購入証明書としてのNFTをお渡しします。また、来場者の方を対象に、1日100 個限定で無料のNFTプレゼントも実施いたします。本展覧会は、開催場所の株式会社阪急百貨店(本店:大阪市北区角田町8番7号、代表取締役:山口俊比古)においても初のNFTを絡めたアート展覧会となります。

■YOHAKUプロジェクトとは
330年以上の歴史を持つ細尾と、ブロックチェーン技術の活用に強みを持つUPBONDが協業し、伝統産業に最新技術やトレンドを取り入れる余地を見つけ、クリエイティブな産業への変化を導いて参ります。プロジェクト開始にあたり、細尾が持つ伝統工芸品である西陣織の図案を使ったアートをNFTにして、日本、及び、世界へ販売いたします。

本プロジェクトでは、普段伝統工芸に触れ合う機会が少ない層でも、”YOHAKUプロジェクト”に携わることで、コミュニティを通じて気軽に伝統工芸に触れることができます。それにより、文化の伝承を支援することができます。また、NFT保有者は、NFTアートを楽しめるだけでなく、細尾の新作発表会や施設利用権など、細尾の「お得意様」のような体験をすることができます。
 

■展覧会概要
本展「MILESTONES ー余白の図案」は、京都・西陣に残された約2万点の帯図案がもつ「余白」のデザインに着目した展覧会です。細尾は、2014年から京都芸術大学「MILESTONES」プロジェクトとして、約2万点に及ぶ帯図案を次世代が活用できるアイデアソースとするためのデジタルアーカイヴに取り組んできました。本展では、これらの資源を活用し、コンピュテーショナルデザイナー/プログラマーの堂園翔矢氏によるディープラーニングによって生成した図案に、クリエイティブ・ユニット SPREADが現代的な解釈で着彩した図案をインスタレーションとして公開いたします。

「図案」という言葉は、明治期に「デザイン」の訳語として生まれました。その源流の一つは、京都における工芸の近代化です。以来、図案をベースにした工芸の創作活動は、産業、教育の両面から一般に普及していきました。

西陣織もその例に漏れず、約20もの分業された工程の一番はじめにあるのが図案の作成です。本展で紹介する約2万点の図案は、下書きにあたる未着彩の図案です。何世代にもわたり文様の意匠を受け継げるように、着彩したものは残さず、時代時代の色を入れていく余地を残しています。

これらの余白を持った図案は西陣織の図案作成の現場で自然発生的に生み出されたものであり、教育の中でシステム化されたデザインとは異なる成り立ちの中で派生してきました。図案作成の現場で受け継がれた「余白の図案」は、これからのデザインを考える上で、一つのマイルストーン(指標)となるでしょう。本展では、機械学習や着彩による図案の現代訳を通して、デザインの考え方そのものを考察します。

また、本展は、本年3月に京都伝統産業ミュージアムで公開され、好評を博した「MILESTONES ー余白の図案」の巡回展示でもあり、さらに今回は実際に図案を用いたアート作品の販売を行います。デザインの本質的価値を持つ工芸図案が、デジタル技術により新たな進化を遂げ、新たな現代的価値を有する作品群を、ぜひご覧いただけますと幸いです。

■ポップアップイベント「MILESTONESー余白の図案」について
「MILESTONES – 余白の図案」 会期: 2022年9月21日(水)‒ 2022年9月26日(月) 会場: 阪急うめだ本店 9F 阪急うめだギャラリー大阪府大阪市北区角田町8番7号 電話: 06-6361-1381 開館時間: 10:00-20:00(最終日は18時終了) 入場料: 無料

■アートご購入者へお渡しするNFT
ご購入いただいたアートに動きをもたせた動画をNFTにしてお渡しいたします。 ※以下画像はイメージとなります。

お渡ししたNFTは以下2つの特典を持ちます。 ①アートの購入証明書としてご利用いただけます。 ②HOSOO FLAGSHIP STORE内にあるHOSOO LOUNGEにて図案を鑑賞する予約券としてご利用いただけます。

他にも本プロジェクトを楽しんでいただけるような様々な特典を鋭意企画しております。

■NFTノベルティ
本展覧会のアートを手がけるクリエイティブ・ユニットのSPREADが制作したピクセルアートを切り分けたものをNFT化し、「余白のカケラ」と名づけました。本NFTを展覧会にご来場のお客様へ無料でプレゼントいたします。こちらのNFTはデジタル上のアートとなりますので、スマートフォンでの受け取りとなります。
 

■株式会社細尾について
細尾は元禄年間(1688年)、京都西陣において大寺院御用達の織屋として創業しました。京都の先染め織物である西陣織は1200年 前より貴族をはじめ、武士階級、さらには裕福な町人達の圧倒的な支持を受けて育まれてきました。細尾は今、帯やきものといった伝統的な西陣織の技術を継承しながら、革新的な技術とタイムレスなデザイン感性を加えることによって、唯一無二のテキスタイルを生み出し、国内外のラグジュアリーマーケットに向けて展開しています。

会社名:株式会社細尾
創業:元禄年間(1688年)
本社:京都府京都市中京区両替町通姉小路下る柿本町412
社員数:65名(2022年4月現在)
代表者:代表取締役社長 細尾真孝
事業内容:帯、着物、インテリアファブリックの企画、製造卸、販売
URL:https://www.hosoo.co.jp/

■株式会社UPBONDについて
「Web3.0技術の社会実装」をテーマに、Walletプロダクトを基軸に、様々な産業のWeb3.0活用を推進しています。個人情報の管理について世界的に議論が進む中、データの主体者が企業から個人に移行し、さらに新しい技術・サービスが加速度的に生まれております。そういった背景の中、独自技術を搭載した自社Walletサービス「UPBOND Wallet」を用いて、新規事業の立案・実行や、既存事業の改善などの事業成長推進を行い、企業と顧客の関係をアップデートしてまいります。

会社名:株式会社UPBOND
創業:2019年11月
社員数:48名(業務委託を含む)
本社:東京都渋谷区神宮前6-31-15 マンション31 8F
代表者:代表取締役Founder 水岡 駿
事業内容:Walletサービス「UPBOND」の開発および販売、Web3.0を活用した事業創出支援
URL:https://www.upbond.io

■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
株式会社UPBOND
担当者:田中
電話:03-6275-0952
メールアドレス:pr@upbond.io
 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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