アーティランプス(ArtiLamps)、文化二年創業調理器具メーカー堺刀司とパートナーシップ締結

アーティランプス(ArtiLamps)、文化二年創業調理器具メーカー堺刀司とパートナーシップ締結

アーティランプス(ArtiLamps)、文化二年創業調理器具メーカー堺刀司とパートナーシップ締結

〜時代に合ったテクノロジーを利用した食文化発展のための実証実験を開始〜

ブロックチェーン・テクノロジー関連事業を展開するアーティランプス株式会社(代表取締役CEO:藤澤勇哉、以下「ArtiLamps」)と、文化二年に創業し、調理包丁をはじめとする優れた調理器具を生み出し続けている堺刀司を運営する株式会社和泉利器製作所(代表取締役社長:信田尚男、以下「堺刀司」)は、パートナーシップを締結いたしました。

また、パートナーシップの締結に伴い、所有証明NFT付きの包丁の販売実証実験も開始いたします。本実験はこれまでの食文化の歴史や伝統を守りつつ、現代に合わせたテクノロジーの介入により、食産業をさらに発展させることを目的としております。

■背景
昨今、新型コロナウイルス流行による外食産業のダメージ、フードデリバリーサービスの発展、一人暮らし世帯の増加による自炊機会の減少など、日本の食文化は大きく変化しています。また、近い将来到来するであろうWeb3時代に置いていかれないためにも、料理や飲食におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)は早急の課題です。

ArtiLampsは、現在アートとしての側面の強いNFTを社会実装させることによって課題解決に貢献できると確信し、各サービスの展開を進めています。

一方でこれまで日本が長年かけて育んできた伝統的な食文化も守っていなかければなりません。「食文化の維持と発展」を目的として、文化二年に創業し「伝統の継承」と「時代に合わせた調理器具の提供」を両立してきた堺刀司のご協力をいただきました。
 

■パートナーシップの目的
伝統を守りつつも革新的な食文化の創造
生活に欠かせない衣食住の中でも特に生命維持の根幹とされている食。コミュニケーションやエンターテイメントの側面も担いながら発展してきました。

現在、急速な技術の発展や感染症の影響などで否が応でも日本における食文化の見直しが迫られています。それは家庭での料理も外食産業も同様です。

ArtiLampsはどんな調理の場面でも重要視される「包丁」を通じて食文化の維持と発展に貢献できないかと考えてまいりました。そこで、二百年を超える歴史を持つ堺刀司とパートナーシップを締結。

有名プロから自宅で料理を楽しむ人まで、幅広い人に本物の調理器具を提供してきた老舗の力を借り、これからの時代の「伝統を守りつつも革新的」な食文化を創造してまいります。
 

■実証実験の概要
所有証明に付随する動向を調査
NFTにて発行した所有証明書を付けた本実証実験限定の包丁を販売いたします。

販売数の推移やSNS等での反応はもちろん、所有証明の効果として
・包丁への愛着が増し、長く愛用するか
・プロの目から見て、心情的な支えになり得るか
・「食」への意欲が向上するか
・幅広く料理への興味関心が増進するか
などの動向を観察していく予定です。

■今後の展開
オンライン・オフライン問わず各種サービスの提供
実証実験における売上や購入者の意向を基に、Webサービスやオフラインイベントなど、食文化の変改に貢献できる各種サービスを提供予定です。

また、堺刀司の包丁を愛用している料理人あるいはレストランとも提携し、NFTを利用した来店証明や限定料理の提供証明なども予定しています。

■各代表からのコメント
【ArtiLamps 代表取締役CEO 藤澤勇哉】
母校である服部学園の学生時代から堺刀司さんの包丁を愛用してきました。今回、その経緯でのお話をお受けいただき、パートナーシップを締結できること、大変嬉しく思っています。弊社はこの先、何十年、何百年と続く食産業における新たな経済圏の創造を目指しております。すでに二百年を超える歴史を持つ堺刀司さんの知見をお借りして、これからの食文化の発展を目指していく所存です。

【堺刀司 代表取締役社長 信田尚男】
この度、ArtiLamps様から「食文化の維持と発展」という新しいお話しを聞かせて頂き、氣づかされた点もあり、考えさせられた点もございました。そこで貢献するには、一緒に取り組むことがよいと感じさせて頂きました。
弊社は技と伝統を受け継ぎ、皆様にとって美味しい楽しい御料理は、いい仲間といい調理道具が必要、という気持ちを持ち続けて200年。
これからも皆様に尽力させて頂きますので、何卒よろしくお願いいたします。

■ArtiLampsについて
ブロックチェーン・テクノロジー関連の各種事業を展開。NFTを社会実装の観点よりインフラ整備や課題解決の手段ととらえ、社会構築の貢献に努める。
特に食文化の維持・発展や、食産業における新たな経済圏の創造を目指している。

■堺刀司について
文化二年創業。仁徳天皇陵の築造工事に用いられた鋤や鍬などの製造に始まり、やがて「食堂楽」を支える大阪の料理人たちに調理器具を提供するようになった。
特に料理包丁に関する技術は日本有数で、「帝国ホテル料理顧問」村上信夫氏、「銀座ろくさん亭」道場六三郎氏、「服部学園理事長」服部幸應氏などをはじめ、多くの料理人に愛用されている。
https://www.sakai-tohji.co.jp/

■アーティランプス株式会社概要
【会社名】アーティランプス株式会社(ArtiLamps, Inc.)
【設立】2020年12月
【代表者名】代表取締役CEO 藤澤勇哉
【事業内容】ブロックチェーン・NFT・メタバースに関するコンサルティング、システム開発、企画運用、研究開発 / SaaSの開発及び提供
【コーポレートサイト】https://www.artilamps.com


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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