XRグローバルコンテンツアワード第5弾「NEWVIEW AWARDS 2022」の公募がスタート

XRグローバルコンテンツアワード第5弾「NEWVIEW AWARDS 2022」の公募がスタート

XRグローバルコンテンツアワード第5弾「NEWVIEW AWARDS 2022」の公募がスタート

-Shinichi Osawa・#kzn(キズナちゃん)とのコラボなど新たな活躍へ繋がるプライズが登場-

​株式会社パルコ(本部:東京都渋谷区)、株式会社Psychic VR Lab(東京都新宿区)、株式会社ロフトワーク(東京都渋谷区)による共同プロジェクト「NEWVIEW(ニュービュー)」は、ファッション/カルチャー/アート分野のXR(VR/AR/MR)コンテンツを募るグローバルアワード「NEWVIEW AWARDS 2022」を開催し、2022年8月8日から作品の募集を開始しました。

本アワードは、すべてのアーティスト・クリエイターが3次元の空間表現を手にする近未来に先駆け、新たな表現やカルチャー/ライフスタイルを追求し、「超体験のデザイン」を牽引する次世代アーティスト・クリエイターを発掘・発信することを目的としています。過去4年間で世界17ヶ国から計774作品のエントリーがあり、現在XRシーンで活躍する才能の輩出に寄与してきました。

 5周年となる今年のテーマは「Create a Melting Reality」リアルとバーチャルが物理的 / 感覚的に溶け合うような表現や体験、さらには既存の文化をアップデートし得る作品を募集します。

古今東西、多種多様なカルチャーが世界中から集積するTOKYO / SHIBUYAをフィールドに、受賞アーティストが次世代のXR表現に向けた実践をできる支援を実施。近未来、世界主要都市をアーティストの手でリアルメタバース化していく実験を仕掛けていきます。
 

  • NEWVIEW AWARDS 2022 オープニングムービー

Youtube:https://youtu.be/vJvmHcARBk0

 

  • Shinichi Osawaや#kzn(キズナちゃん)他とMV・ステージ etc.を制作できるチャンスが

審査員長は昨年に続き宇川直宏氏が担当。
各プライズの審査は、音楽家、作曲家、DJ、プロデューサーとして活躍するShinichi Osawa氏や、GRAPH代表取締役の北川一成氏、キズナアイの声を元に開発された歌唱特化型AIキャラクター「#kzn」(愛称 キズナちゃん)のクリエイティブチーム・Kizuna AI Inc.などが担当します。

プライズ受賞者には、2023年2月に開催する「#kzn」のファーストライブのステージ演出に参加したり、Shinichi Osawa氏の新たなプロジェクトに携わったりと、先進的な表現を試みるアーティストやブランドとコラボレーションし新たな作品制作に挑戦できる機会を提供します。
 

  • プログラミングの勉強は0時間でOK。アイデア勝負のプライズが新設

技術力を問わず、ユニークなアイデアと表現のみを重視するプライズ「ULTRA IDEA Prize」が登場します。
条件は、およそ15秒の体験で心を動かすこと。
STYLYに搭載されているギミックを使った、シンプルかつ巧みなXR表現のアイデアが評価されます。
また、審査はdeadmau5やFlying Lotusなど著名アーティストのMVやツアービジュアルを手掛ける、Nick den Boerが担当します。
受賞者には、今後の作品制作支援金として$ 2,000 USDが与えられるほか、より深くXRの表現と技術を学ぶ「NEWVIEW SCHOOL」2023年度講座を受けることができます。

リアルとバーチャルが溶け合う、野心的なアプローチを期待しています。
 

  • 審査員長からのメッセージ

Create a Melting Reality(MR) / 溶け合うリアリティを創造せよ

遂にポストパンデミック時代の到来である。
2020年、COVID-19の世界的な感染拡大により、フィジカリティーは規制され、アート&エンターティンメントはバーチャル世界への一斉避難行なった。そしてこの年、メタバースがバズワードになった。リアリティーは新たな意味を持ち、個々の主体によって体験される出来事の基底は揺らぎ、進化し、現実という概念はリ・デザインされた。並行に、ウィルスは弱毒化を伴いアダプテーションし、ようやく世界は with コロナ時代に差し掛かったと言えよう。そう2022年は、ポストパンデミック元年なのである。故に、再び物理世界での身体的な知覚体験や、よりエモーショナルなコミュニケーションへの渇望が始まっているようにも感じる。また一方で、仮想レイヤーによってリ・デザインされたリアリティも、物理世界では味わうことの出来ない更なる体験を誘発し続けている!!!!! そこで今年のNEWVIEW AWARDSでは、リアルとバーチャルが溶け合う新たな表現の可能性を問いたい。それは物理世界に新たなニューレイヤーを重ね、五感を溶かし、琴線を揺さぶるような表現のことだ。NEWVIEW AWARDS 2022 第5回目の今回は、リアルとバーチャルが溶け合う新たな知覚体験を指し示す作品を求める。Create a Melting Reality!!!!!

 

  • NEWVIEW AWARDS 2022概要 

Webサイト:https://newview.design/awards/

募集対象
アーティストに空間表現の場を提供するVR/AR/MRクリエイティブプラットフォーム「STYLY」を使って制作・公開されたVR/ARコンテンツ作品が対象です。制作プロセスにおいてSTYLY以外のツール(3DCG、ゲームエンジン、DAW  etc.)を使用することは構いません。すでに発表済みの作品も応募可能です。

STYLY Official Sitehttps://styly.cc/
STYLY GALLERYhttps://gallery.styly.cc/
STYLY Mobile
Google Play | https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.stylymr
App Store | https://itunes.apple.com/jp/app/id1477168256?mt=8
STYLY for Nreal
GooglePlay:https://play.google.com/store/apps/details?id=com.psychicvrlab.styly.Nreal

スケジュール
募集期間:2022年8月8日(月)12:00~ 2022年10月31日(月)12:00(日本時間正午)
一次審査結果発表(ファイナリスト作品選出予定):2022年11月下旬予定
最終審査結果発表・授賞式:2022年12月中旬予定
 

  • 賞について

GRAND Prize
新作の制作支援金として最大$10,000 USDを提供、NEWVIEWを象徴するXRアーティストとして、XRシーンでの飛躍をバックアップします。SUPER DOMMUNEでの番組化、2023年のNEWVIEW FESTでの作品披露ほか、NEWVIEWが2023年度にグローバルに展開するさまざまなプロジェクトやイベントで活動、露出の機会を提供予定です。

 

ULTRA STAGE Prize(審査員:Kizuna AI Inc.)
キズナアイの声を元に開発された歌唱特化型AIキャラクター「#kzn」(愛称 キズナちゃん)のPrize。受賞アーティストは、2023年2月に予定する「#kzn」のファーストライブのステージ空間演出に参加できます。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
※複数名選出の可能性あり。複数名の場合は制作支援金が人数に応じて分割されます。

 

ULTRA SO SESSION Prize(審査員:Shinichi Osawa)
ULTRA SO SESSION Prizeは 次世代の楽曲制作のアプローチを探求する音楽家、作曲家、DJ、プロデューサーShinichi Osawa(MONDO GROSSO)が、新たなセッションパートナーとしてXRアーティストを選出するPrizeです。2023年に共に新たな作品制作を行いリリースを予定しています。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。

 

ULTRA TOUR Prize(審査員:Lu Yang)
ULTRA TOUR Prizeは、「RPGレストラン」などで話題になった、複数人で同時に参加できるXRを用いた超初体験なツアープログラム「ULTRA TOUR by STYLY」のコンテンツ制作クリエイターを選出するPrizeです。世界主要な美術機関や国際アート公募展に作品選出される、著名な学者、実験的なクリエイター、マルチメディアアーティストのLu Yangが審査を行うほか、受賞アーティストとのコンテンツ制作にメンターとして協力します。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。
 

ULTRA MEDIA Prize(審査員:yurinasia )
ULTRA MEDIA Prizeは、カルチャーマガジンEYESCREAMが提供するPrizeです。審査員は世界から注目を浴びるダンサー、コレオグラファーのyurinasia (ユリナジア)が務め、選出アーティストは、WEB記事にてフィーチャー。yurinasiaとのコラボレーション作品制作を予定しています。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。

 

ULTRA GRAPHIC Prize(審査員:北川一成)
ULTRA GRAPHIC Prizeは、パルコが提案するあたらしいアートマーケット「PARCO PRINT CENTER」が、リアルとデジタルが掛け合わされた新たなアートプロダクト創造を共にするクリエイターを選出するPRIZEです。 受賞クリエイターと最適なアウトプット方法を協議の上、PARCO PRINT CENTERで販売するプロダクトを制作します。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。

 

ULTRA INNOVATION Prize(審査員:清水幹太・ルカ)
ULTRA INNOVATION PRIZEでは、技術分野の司令塔としてあらゆるアイデアを形にする「BASSDRUM」が、アートとテクノロジーを融合した新たな体験を共に創るクリエイターを選出します。
受賞クリエイターには、BASSDRUMがテクニカルディレクションを手がける展示会のアート制作権を進呈します。また、制作支援金として最大$5,000USDを提供します。

 

ULTRA CULTURE Prize(審査員:小林大介)
ULTRA CULTURE Prizeは、創業から先端のカルチャー発信を通じたインキュベートを続けるパルコが、XRの新しい体験創造実験を共に行うアーティストを選出するPRIZEです。受賞クリエイターが”やってみたい”アイデアをベースにパルコとコラボワークを制作し、作品をパルコのイベントとしてお披露目する機会を提供します。また、制作支援金として最大$5,000 USDを提供します。

 

ULTRA IDEA Prize(審査員:Nick den Boer)
技術力不問! ワンアイデアで受賞可能な新Prizeが「ULTRA IDEA Prize」です。体験時間の目安は15秒。作り込みはできるだけシンプルに。ユニークなアイデアと表現で、心を動かした作品を評価します。XR初心者上等! 奔放なアイデア、新たな才能を期待しています。
受賞者には、新作の作品制作支援金として$ 2,000 USDが与えられるほか、より深くXRの表現と技術を学ぶ「NEWVIEW SCHOOL」2023年度の受講権利が与えられます。

※STYLYでは簡単に「アニメーション」「インタラクション」を設定できます。
 Modifier スターターガイド:https://styly.cc/ja/manual/modifier-starter-guide
※ NEWVIEW SCHOOLの地域(日本、カナダ、イギリス、台湾など)は、受賞者と相談して決定。

 

  • 審査員について

審査員長
・宇川直宏 – 現”在”美術家 / DOMMUNE主宰
審査員(順不同)
・Kizuna AI Inc. – バーチャルタレントの運営チーム / クリエイティブチーム
・Shinichi Osawa – 音楽家 / 作曲家 / DJ / プロデューサー
・Lu Yang – アーティスト
・yurinasia – ダンサー / ダンスインストラクター / コレオグラファー
・北川一成 – GRAPH代表取締役 / デザイナー / アーティスト
・清水幹太 – ベースドラム代表取締役 / テクニカルディレクター
・ルカ – アーティスト
・小林大介 – プロデューサー / 株式会社パルコ エンタテインメント事業部 部長
・Nick den Boer – ディレクター / アニメーター / デジタルアーティスト

審査員プロフィール:https://newview.design/awards#juries

 

  • コラボレーションパートナー

 

 

  • メディアパートナー

 

  • サポーター

 

  • 主催:NEWVIEW PROJECT

 

  • NEWVIEWについて

3次元空間での新たなクリエイティブ表現と体験のデザインを開拓する実験的プロジェクト/コミュニティーとして2018年1月始動。多様なジャンルのアーティストと実験的作品を仕掛け、新たな表現を社会提示する活動のほか、「NEWVIEW AWARDS」、XRを総合芸術として学ぶアートスクール「NEWVIEW SCHOOL」を展開し、次世代クリエイターの発掘・育成・交流・発信を行っています。

Web:https://newview.design/

NEWVIEW AWARDSの過去実績
NEWVIEWプロジェクト主催のファッション/カルチャー/アート分野のVRコンテンツアワード「NEWVIEW AWARDS」は、過去4年間で世界17ヶ国から計774作品のエントリーがあり、現在XRシーンで活躍する才能の輩出に寄与してきました。初開催した「NEWVIEW AWARDS 2018」は世界7ヶ国219作品のエントリー、第2弾の「NEWVIEW AWARDS 2019」は世界8ヶ国254作品のエントリー、AR作品も募りXRアワードとしてアップデートした第3弾「NEWVIEW AWARDS 2020」は、9ヶ国から合計145作品(AR:59作品、VR:86作品)のエントリーが。第4弾「NEWVIEW AWARDS 2021」は、15ヶ国152作品(AR:43作品、VR:97作品、MR/XR:12作品)の応募がありました。


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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