shiftbase のNFTニュース|web3エンジニアコミュニティを運営するshiftbase、シードラウンドで3.1億円の資金調達を実施。組織拡大に積極投資。

shiftbase のNFTニュース|web3エンジニアコミュニティを運営するshiftbase、シードラウンドで3.1億円の資金調達を実施。組織拡大に積極投資。

shiftbase のNFTニュース|web3エンジニアコミュニティを運営するshiftbase、シードラウンドで3.1億円の資金調達を実施。組織拡大に積極投資。

ソーシャルトークン「$CHAI(ERC20)」を活用したインセンティブ設計を通して持続可能なエコシステム構築に注力

web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN(アンチェーン)」を主催する株式会社shiftbase(本社:東京都新宿区、代表取締役:中野裕介)は、ライフスタイルを提案する企画会社のカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社を引受先とした第三者割当増資と、金融機関からの借入により、シードラウンドで総額3.1億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。「個人の選択肢を豊かにし、自分らしく生きる人が増える社会の実現」をミッションに、ソーシャルトークン「$CHAI(ERC20)」を活用したインセンティブ設計を通して持続可能なエコシステムの構築に注力していきます。

また、このたび当社のCo-founderである中野裕介が新たに代表取締役に就任したことをお知らせします。当社は、今回の代表交代によって、エコシステムを拡張していく上で最も重要なコミュニティに前代表の志村侑紀のリソースを集中投下し、コミュニティの自律、分散を加速させていくことを狙います。

 

  • web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」とは

「UNCHAIN(https://app.shiftbase.xyz/)」とは、「未知の世界を楽しもう。まずはみんなで一緒に手を動かそう。 」というコンセプトの元、web3の世界で挑戦する人に、アイデアを形にするためのリソースを提供することを目的としたweb3エンジニアコミュニティです。現在、1,100名以上がコミュニティにエントリーし、Ethereum、Polygon、Solanaなどのパブリックチェーン上で実践的なdApp開発を学んでいます。

 

  • UNCHAINで提供されている3つの価値

UNCHAINはDiscord上にコミュニティを形成しており、「LEARN(学習)」「GUILD(共同開発)」「INCUBATE(事業創造)」の3つの価値を提供しています。

1. 「LEARN(学習)」とは

UNCHAINでは、Ethereum、Polygon、Solanaなどのパブリックチェーンに関連する12個のプロジェクト型の学習コンテンツを提供しています。これらのコンテンツでは、Solidity, Rust, React, TypeScript, Alchemy, Vercelなどの技術スタックを活用して、MVP(Minimum Variable Product)を開発し、実際にブロックチェーン上にdAppを実装するところまでを学ぶことができます。今後は、NEAR、COSMOS、Avalanche、Dfinity(ICP)に関連した学習コンテンツを拡充していく予定です。

  ※プロジェクト型学習コンテンツ例

また、プロジェクト型の学習コンテンツをクリアすると、各プロジェクトに紐づいたNFTを取得することができます。このNFTは学習履歴の証明証となり、すでに300枚以上が発行されています。

2. 「GUILD(共同開発)」とは

企業や、アーティスト、クリエイターとの共同開発プロジェクトへの参加機会を提供しています。直近の実績としては、アーティストのスプツニ子!がBright Moments Londonに出展したアート作品のDynamic NFTのコントラクト開発、幻冬舎のweb3メディア「あたらしい経済」の新規web3プロジェクトの開発や、スイスでIEOを予定しているDeSciプロジェクトのコントラクト開発などの案件を、UNCHAINのコミュニティメンバーが開発をリードしました。

 

  ※アーティストのスプツニ子!がBright Moments Londonに出展したNFTアート作品

また、クライアントがUNCHAINのメンバーに技術的な相談ができるスポットコンサルティングサービスもコミュニティ内で展開しています。サポート範囲は技術的な相談だけに留まらず、クライアントのプロジェクトに幹部としてUNCHAINメンバー2名が参画するという結果にいたりました。今後は、UNCHAINでweb3の技術スタックを学習したコミュニティメンバーが実社会で活躍するための機会を創出し続けるだけでなく、実践で得た学びを学習コンテンツに落とし込んでいくことで、より実践的な学びがコミュニティに還元される仕組みづくりを実現していきます。

3. 「INCUBATE(事業創造)」とは

UNCHAINメンバーがオリジナルプロジェクトを立ち上げる機会の提供になります。プロジェクトオーナーは、プロジェクトの立ち上げ支援(技術サポート、アイディア壁打ちなど)、コアメンバーの募集などの機会を、コミュニティから享受することができます。直近では、2022年7月1日-3日に開催されたPolygon Tokyo Hacker House(以下、Polygonハッカソン)があり、UNCHAINから21のプロジェクトチームが発足し、約60名のエンジニアがPolygonハッカソンへと出場し、そのうち1つのプロジェクトがBest NFT賞を受賞しました。
 

  ※Best NFT賞を受賞した「metaplants」チーム

metaplantsのプロジェクトオーナーであるHammarさんは、6月からUNCHAINに入り、web3の技術スタックを学びはじめました。プロジェクト立ち上げ当初は、2名で活動していましたが、Hammarさんのプロジェクトに興味を持ったUNCHAINメンバー2名が参画し、チーム開発がスタートしました。今後もパブリックチェーンとのコラボレーションを通して、ハッカソンを継続的に開催し、プロジェクトインキュベーションを加速させていきます。
 

  • 調達資金用途

調達資金の主な用途は以下の通りです。
1.事業投資
 ・UNCHAINのポータルサイトの機能拡張
 ・学習コンテンツの拡充
 ・トークンエコノミクスの構築
 ・プロトコル開発

2.採用の強化
フルスタックエンジニア、フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、スマートコントラクトエンジニア、コミュニティマネージャー、リサーチャー、バックオフィス等の職種を採用中。
当社の採用情報については以下より詳細ご確認ください。
https://www.notion.so/unchain-shiftbase/shiftbase-e6b6d20aea7d4d38986a4b30fb5f3719 
 

  • シードラウンドに参画した投資家からのコメント

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社
代表取締役社長 兼 CEO 増田宗昭

今、世界は大きく変化しています。特に注視すべきは「企業の時代」から「個人の時代」へのシフトと、それを支えるweb3。正解のないテーマに挑んでいる若者たちを応援するとともに、CCCグループもweb3の世界に適合できるよう、彼らとともに学びたいと考え、出資させていただくことにいたしました。

 

  • 株式会社shiftbase 代表取締役 中野裕介のコメント

「個人の選択肢を豊かにし、自分らしく生きる人が増える社会の実現」このミッションに本気で挑戦するための自由と責任を、増田代表、カルチュア・コンビニエンス・クラブの皆様から賜ったと感じています。自分達が捉えた理想の尊さ、現実との乖離に葛藤する日々と実直に向き合い、地に足つけ、頭雲抜けるよう、前へ進んでいきます。

 

  • 株式会社shiftbaseについて

株式会社shiftbaseは「個人の選択肢を豊かにし、自分らしく生きる人が増える社会の実現」をミッションに、web3領域に特化した技術主導のビジネス開発チームです。web3エンジニアコミュニティ「UNCHAIN」を主軸に、手を動かし未来をかたちづくる人に適切なインセンティブを分配する、持続可能なエコシステムを構築しています。当社はPolygon、Fracton Venturesのオフィシャルパートナーです。

法人名    :株式会社shiftbase
代表者  :中野裕介
設立   :2022年2月2日
URL   :https://www.shiftbase.xyz/

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
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