Ripple のNFTニュース|リップル、FLUF Worldとの提携とオープンメタバースを加速させる「ルートネットワーク」を発表

Ripple のNFTニュース|リップル、FLUF Worldとの提携とオープンメタバースを加速させる「ルートネットワーク」を発表

Ripple のNFTニュース|リップル、FLUF Worldとの提携とオープンメタバースを加速させる「ルートネットワーク」を発表

オープンメタバースの基盤となる 「ルートネットワーク」を公開

エンタープライズ・ブロックチェーンおよび暗号資産ソリューションのリーディング・プロバイダーであるリップル(本社:米国カリフォルニア州、CEO:Brad Garlinghouse 以下、リップル)と3D対応のコンテンツ豊富なNFTコレクションと体験のパイオニアであるFLUF Worldは本日、新しい分散型ブロックチェーンネットワークである「ルートネットワーク」を通じた、「オープンメタバース」実現に向けたパートナーシップ締結を発表しました。ルートネットワークは、Web3コミュニティで評価された構成要素を厳選し、特にユーザーエクスペリエンスに注力していることから、トークン化された資産の決済と流動性を大規模に実現するのに最適なブロックチェーンであるXRP Ledger(XRPL)<https://xrpl.org/>に連携する形で構築されます。XRPLはNFT機能を標準化し、ネットワークのマルチトークン ガスエコノミーにおける取引活動のデフォルトのデジタル資産としてXRPを利用することでルートネットワークで重要な役割を果たします。

FLUF Worldは、ユーザーエクスペリエンスを考慮してインフラストラクチャ、プロトコル、コンテンツ、アプリケーションの各レイヤーを設計しており、相互運用性を確保するために完全に統合されたツールを構築・実装しています。リッチなコンテンツ群がこのインフラストラクチャ上で強力なコミュニティネットワーク効果を生み出しており、コレクション数は現在14で引き続き増えていく予定です。すでに195,000を超えるNFTが発行され、また340,000以上のトランザクションの処理実績がある堅牢なメタバースエコシステムを構築しています。FLUF Worldのエコシステムには、Flufs<https://bit.ly/3bg4XmK>、Party Bears<https://bit.ly/3OyfRCN>、Thingies<https://bit.ly/3xEadrP>、Burrows<https://bit.ly/3be9FBk>、Eggs<https://bit.ly/3QCMSzu>、Rayguns<https://bit.ly/3HENwIC>の人気NFTコレクションに加え、Seekers<https://seekers.xyz/>、Altered State Machine<https://www.alteredstatemachine.xyz/>、AIFA All-Stars<https://www.alteredstatemachine.xyz/aifa-football/>が含まれています。

FLUF Worldの開発チームは、Web3の新たな相互運用可能な世界を構築するために必要なベストプラクティス、価値観、技術的アーキテクチャを形成するアプローチの一つである「オープンメタバース」<https://bit.ly/3Od7tJ8>に関するディスカッションをリードしてきました。こうした取り組みにより、ユーザーエクスペリエンス間のサイロが取り払われ、デジタル世界における相互運用が可能になります。FLUF Worldは、オープンメタバースの基盤となる 「ルートネットワーク」を構築しています。

「オープンメタバース」は、以下の2つの原則に基づいています。

  1. 没入型エクスペリエンス:現在のインターネットは、相互に接続し合うものの、サイロが存在する状態で運営されています。オープンメタバースは、金融、ゲーム、ソーシャルメディア、Eコマースなどの主要なカテゴリー間の境界を取り払います。これにより、現在のインターネットが持つすべての機能を活用する、単一のエクスペリエンスを実現します。
  2. 所有権:オープンメタバースは、ユーザーが自分の資産、データ、トランザクションをコントロールすることによって定義されます。オープンソース・コードとオープンスタンダードを使用することで、所有権はユーザーに、管理権はコミュニティに戻されます。これは、現在、私たちの生活においてデジタル価値の大半を支配している大企業とは一線を画すものです。オープンメタバースにおいて、ユーザーは自分のコンテンツ、アイデンティティ、データ、アバター、プロセスの背後にあるインテリジェンスも所有します。ユーザーは、自由意志にもとづき、自由にアプリケーション間を移動することができます。

FLUF Worldの共同設立者であるAaron McDonald氏は、次のように述べています。「ルートネットワークは、オープンでスケーラブルなメタバースのインフラ基盤構築に向けた5年にわたる戦略、研究、開発の集大成です。ルートネットワークでリップルと提携することで、FLUF Worldとリップル双方のコミュニティにとって新たな可能性が生まれます。当社は、XRPLが持つグローバルインフラストラクチャのフットプリントを通じて、ルートネットワークとオープンメタバースの機能を開発者に提供するとともに、このメタバースネットワークのデフォルト ガストークン*1 としてXRPの有用性をさらに拡張できることを嬉しく思います。」

リップルのジェネラル・マネージャーであるMonica Longは次のように述べています。「リップルが FLUF Worldと提携し、オープンメタバースのプロジェクトに取り組むことを大変嬉しく思っています。XRP Ledgerは過去10年にわたって、通貨、収集品に至るまで、トークン化されたあらゆる資産の決済と流動性を可能にする業界最高水準の機能を提供してきました。今回の提携は、大規模なメタバースプロジェクトをサポートできるXRP Ledgerの堅牢性を裏付けるものです。」

ルートネットワークは、クリエイターが自らコントラクトを書いて展開することなく、共通のスマートコントラクト*2 機能へのアクセスを提供します。また、Ethereum Virtual Machine(EVM)との互換性により、これまでEthereum向けに書かれたコードをルートネットワーク上でもネイティブに実行できるようになります。ルートネットワークが提供するNFT、ガスエコノミー、代替性資産、分散型取引所、オラクル*3 などの統合ランタイムは、クリエイターがスマートコントラクト開発者でなくとも、簡単にアプリケーションやコンテンツを構築するためのリソースを提供します。

ルートネットワークは、XRPLネットワークとETHネットワークへのアセットブリッジをネイティブにサポートし、これから導入されるXRPL NFT標準をサポートします。これにより、ルートネットワークがWeb3最大のコミュニティ2つと接続され、スマートコントラクトの新機能とNFTへのアクセスがXRP Ledgerコミュニティにも初めて提供されることになります。

*1取引のためのトランザクション実行や、プログラム処理時に発生するブロックチェーン上での取引手数料
*2ブロックチェーン上で契約を自動的に実行する仕組み
*3スマートコントラクトに外部の情報を提供するサードパーティーのサービス

FLUF Worldについて
FLUF Worldは、ニュージーランド・オークランドに拠点を置くWeb3の開発会社Non-Fungible Labsにより設計・作成されました。Non-Fungible Labsは、オープンメタバースの開発において、クリエイターを支援することを使命としています。FLUF Worldは、NFTの人気コレクションであるFlufs<https://bit.ly/3bg4XmK>、Party Bears<https://bit.ly/3OyfRCN>、Thingies<https://bit.ly/3xEadrP>、Burrows<https://bit.ly/3be9FBk>、Eggs<https://bit.ly/3QCMSzu>、Rayguns<https://bit.ly/3HENwIC>を含む、NFTキャラクターのコレクションと世界中のクリエイティブなコミュニティによるメタバースのエコシステムです。インフラストラクチャ、プロトコル、コンテンツ、アプリケーションの各レイヤーにおいて、ユーザーエクスペリエンスを考慮して構築されており、相互運用性を確保するために完全に統合された一連のツールを構築・実装しています。FLUF WorldのTwitter<https://twitter.com/flufworld>およびInstagram<https://www.instagram.com/flufworld/>、Non-Fungible LabsのTwitter<https://twitter.com/nf_labs>およびInstagram<https://www.instagram.com/nonfungiblelabs/>をフォローしてください。
 

 

リップルについて
リップルは、世界中で価値の移動、管理、トークン化する方法を変革する暗号資産(クリプト)ソリューションを提供します。より迅速で、透明性が高くかつ低コストなリップルのソリューションは、従来の非効率性を解決します。また、パートナーや開発者コミュニティとともに、暗号資産技術を活用した新しいビジネスモデルの創出により、より多くの人々に機会を提供できるような事例を開発します。カーボンニュートラルなブロックチェーン技術と環境に配慮したデジタル資産であるXRPを活用し、持続可能な世界経済と地球を実現するために、提供するすべてのソリューションを通じて、包括的でスケーラブルな金融システムへのアクセスを促進します。これにより、経済的国境のない世界のための暗号資産ソリューションを構築するというリップルのミッションを達成します。

 


記事選定/ライター
NFT-TIMES 長尾英太

ブロックチェーン技術記者、長尾といいます。ブロックチェーンについては投資/投機的な観点よりも、技術として未来の社会でどのように取り込まれていくかを中心に発信したいです。最近ではNFTやメタバースなどに注目しています。 1989年11月7日千葉出身。大学卒業後IT企業に入社。2017年にブロックチェーンの技術ライターとして独立。 Twitter
ページトップへ